友達を避ける心理になる人はなぜか、理由はわかりますか。今まで仲良く付き合っていた人から突然避けられたり嫌な態度をとられたりすると、その場に緊張感が走ります。
逆に自分が友達の存在に嫌気が差し、距離感を置きたくなる場面もありますよね。友達の存在は人生において大切ですが、付き合い方を間違えると精神的な負担が増し、人の顔色を見ながら過ごすことになります。
気楽に付き合える人ほど、マナーや距離感を大切にするべきなのかもしれません。では友達を避ける時の心理についてご解説しますので、困った時にぜひ参考にしてください。
友達が嫌になるのはこんな時
友達を避ける時の心理背景ですが、きっかけは些細なことがほとんど。上手く仲直りしないと、縁を切るほど関係が悪くなる場合もあります。では友達を避ける心理になる場面について、詳しく見ていきましょう。
裏切られた時
仕事帰りに飲みに行ったり、休みに一緒に出かけたり。仲良く付き合っている仲間が、突然面倒な存在に変わるケースがあります。
それは友達が自分を裏切った場合。本当の意味でよい友達とは、何があっても自分の立場を理解して助けてくれる存在です。
一緒にいる時は思いやりのある態度でも、影で悪口や文句を言っている人は信頼できません。「親友だと思ったのに…」と、がっかりさせられる場合は稀にありますよね。
たとえば噂話を信じて自分の話を聞いてくれない、大切な相談ごとをしたら他人に話してしまうなど。裏切る行為は、友達の関係を悪くする原因です。
性格が合わない
相性がよい人とはすぐに打ち解けられますので、初対面でもすぐに仲良くなるタイプがいますよね。友達を避ける心理は、基本的な性格が合わないため。
たとえば面白い話をしているつもりでも、言葉遣いが不愉快に感じる人。また自分勝手な性格で人を振り回すなど、性格的に許せないところがあると「友達付き合い」はしたくありません。
なんとなく嫌だな…と感じる相手の部分を発見すると、徐々に嫌なところばかりが目立ち始めます。すると友達を避ける心理が働き、距離を置いてしまうのです。
上から目線
友達を避ける心理になる場面は、相手が上から目線で迷惑に感じるケースもあるでしょう。相手を見下すような態度は、友達として許されないもの。
職場の仲間にありがちで、仕事の成績で態度を急変させるタイプがいますよね。自分のほうが仕事ができるため、成績の悪い人とは付き合わないなど、厳しい目で友達を選ぶ人もいます。
また普段から上から目線で話す人も一度気になると、毎回イライラさせられるだけ。相手は悪気があってやっているのではないかもしれませんが、マナーのない人とは友達として付き合いたくないですね。
恋愛関係でこじれる
友達を避ける心理になるのは、恋愛がらみのトラブルがよくあります。たとえば恋人ができた途端に友達付き合いが減ってしまい、仲間と温度差ができる場合がありますよね。
また自分の彼女を口説く友達など、自分の恋愛生活に足を踏み入れてくる人は、安全を確保するためにも距離を置きたくなるでしょう。
友達に「彼女に会わせてよ」と気軽に言われ、仲間で飲みに行く場面があります。友達に紹介するだけのはずが、自分の知らないところで友達と恋人が仲良くなってしまうこともあるでしょう。
恋愛はできるだけプライベートを大切にしたいところですが、親友なら恋人も含めて仲良くしてほしいので、バランスをとるのが難しい部分です。
急に嫌になった時の対処方法について
友達を避ける心理になったら、お互いに神経を使い生活が苦痛に感じますよね。そんな嫌な空気が流れた時は、次の対処法で解決していきましょう。
共通の友達に相談する
友達を避ける時、または相手から避けられる場合など。今までとは違う雰囲気になったら、できるだけ早めに原因を突き止めて解決したいですね。
友達は自分にとって大切な存在なので、お互い快適に生活するのが大切です。でも直接対決するのは、かなり勇気が必要なこと。
そんな場合は、第三者に相談するのも方法です。共通の友達がいる場合は、その人に意見を求めてアドバイスしてもらうとよいでしょう。
自分についても友達についてもよく知っている人なら、素晴らしい解決策を見つけてくれるはずです。
勇気を出して本人と話す
友達を避ける心理になるのは、嫌な出来事以外にも些細な言葉の勘違いや誤解が、嫌な空気を生み出す場合があります。友達が楽しく他の人と話をしている様子を見ると、気分が悪くなる場合もあるかもしれません。
そんな時はなぜ嫌な気持ちになっているのか、正直に友達と話し合ってください。「あの時の一言で傷ついた」などと本音で語り、お互いに気持ちをすっきりとさせてください。
自分一人で我慢しているとストレスが溜まり、他の人間関係にも悪影響になります。はっきりと自分の口で語るのが、よい対処法になるでしょう。
しばらく距離を置いて様子を見る
いつも一緒に行動するほど仲がよい友達は、お互いに視野が狭くなり嫌なところが目立ち始めます。仲がよすぎると逆に距離を置きたくなる場合もありますので、そんな時はしばらく連絡をとらずに様子を見てください。
親友とよい関係を維持するために、24時間一緒に行動する必要はありません。離れていても本当の友達ならよい関係が続きますので、負担に感じたら休憩する必要も。
違う友達としばらく付き合い、全員が違う価値観を持っていると理解しましょう。
そのまま付き合わない
友達を避ける心理背景には、小さなことでも何かしら原因があるものです。無視して付き合える場合もあれば、どうしても許せないケースも。
あらゆる解決策を考えても以前のような関係に戻れない場合は、そのまま縁を切ってしまうのも解決策のひとつです。世の中には出会いはあちこちにありますので、新しい友達作りはいつでもできます。
ストレスや不安などネガティブな気持ちを与える人とは、接していても余計なトラブルが増えるだけ。これからは最低限の挨拶や付き合いだけで、上手く対応したほうが安心です。
よい友達の特徴にはどんなものがある?
友達といっても、色々な人がいるものです。飲み仲間や趣味仲間、人生を通して付き合える親友など。余計な人間関係の負担を抱えないために「よい友達」と「悪い友達」の違いを理解しておきましょう。
損得勘定がない
友達なら自分が損しても、相手に幸せになってほしいと考えられます。世の中には損得勘定が強い人がいるでしょう。
お金持ちと付き合えば得する、カッコいい人と出かければ自分のステータスが上がるなど。その人の魅力を悪用しようとする人とは、付き合わないほうが安心ですね。
相手の立場になる
気楽に付き合える友達でも、多少の距離感は必要です。相手の領域に無理矢理入ってくる人や、自分勝手なタイプとはよい友達関係は築けません。
まずは相手のことを考え、マナーを大切にしましょう。食事の約束をする時も自分の予定を先に言うより、相手のスケジュールに合わせてくれる心の広い人がよいですよね。
よい友達の条件は相手に求めるだけでなく、自分の理想像としても毎日意識したい点です。
まとめ
友達を避ける心理になる時は、お互いの関係を見直すチャンスかもしれません。友達は数が多ければよいわけではありませんので、本当に付き合いが必要な人かどうか、客観的に判断する必要も。
困った時になんでも相談できる友達は、多少負担を感じてもすぐに元に戻れる家族のような親友が理想的ですね。
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