顔がひきつる心理はなぜだか、気にした経験はありませんか。緊張した時、恐怖を感じた瞬間、言葉が出てこない時など、あらゆる場面が考えられますよね。
顔がひきつる時に困るのは、相手に自分の心の中が見透かされてしまうではないかという点。
表情は言葉以上に正直になってしまうものなので、上手くコミュニケーションがとれない人とは、表情も考慮しながら相手の本音に迫っていくのが必要かもしれません。
では顔がひきつる心理について、詳しくご説明しましょう。誰でも一度は経験があるものですが、困る瞬間に限って顔には本音が出てしまうものです。
顔がひきつるのはこんな時!
一瞬だけ顔がひきつった、顔がひきつったまま話をしたなど、あらゆる状況が思い浮かぶでしょう。多くの人が体験するこのような瞬間として、次のような場面がありませんか。
嘘がバレそうになった時
彼女に嘘をついて合コンに参加。後日その嘘がバレて彼女に追及された時に、顔がひきつる心理になるケースがありますよね。
嘘がバレて恥ずかしい気持ちや不安な気持ちなど、あらゆるネガティブなものが混ざり、その場をとり繕うために表情まで考える余裕がありません。
とっさに上手くかわせる人なら、嘘をそのまま突き通すことができるかもしれません。しかし正直者は嘘がバレた瞬間に表情が強ばり、それだけで相手にバレてしまいます。
人前で話をする直前
大勢の人がいる前で発言しなければならない場面は、緊張のために顔がひきつることがあるでしょう。
冷や汗をかいて心臓がドキドキすると、さらにパニックの状態に。顔がひきつるのは、自分でもわかりますよね。
仕事で頼まれたプレゼンや結婚式のスピーチなど、大勢の視線が自分に集まるとリラックスしたくても困難に。
このような時に、笑顔で自然な態度ができる人は羨ましい存在です。緊張していることが人にわかった瞬間にさらに顔がひきつり、その場から逃げ出したくなります。
感情を抑えている時
今は泣けない。そんな場面で無理やり感情を抑えると、顔がひきつる場合がありませんか。笑っているのか泣いているのかわからない表情。
周囲の人は、不思議に思って見ているかもしれません。感情を出してしまうと、自分が負けたような気分になる時があります。
とくに仕事や恋愛場面。感情を押し殺して、一人きりの際に爆発させる時もあるでしょう。顔がひきつる心理は、無理な感情コントロールが要因になることがよくあります。
いきなり意見を求められた時
退屈な会社のミーティング中、学校の授業中など。全く関係ないことを考えている時に、いきなり意見を求められると頭の中を見透かされたようでドキッとしますよね。
すると同時にどうしてよいかわからず、顔がひきつってしまいます。恥ずかしい気持ちや慌てている気持ち、言葉も全く見つからない時は、中途半端に笑ってごまかす時もあるでしょう。
顔がひきつる心理でわかる相手の本音とは?
顔がひきつる心理は、相手の心の中を読むよいサインになります。誰でも体験したことがあるこの瞬間。心の中には、このようなことが駆け巡っています。
顔がひきつる仕組み
まず気になるのが、人の顔がひきつる仕組みについてです。表情を変えたくても、急には変えられないこの瞬間。
悲しい話を聞くと涙が出るように、人間は恐怖や怯えた時には顔がひきつることがあります。
それは恐怖体験をすると、顔の筋肉が反応してしまうためです。制御しようのない働きなので、わざと顔をひきつらせようと思っても原因がないとできませんよね。
そのため顔がひきつる時は、表情でなくなぜそうなっているのか根本的なことに興味を持つべきなのでしょう。
緊張している
顔がひきつる一番の原因は、緊張です。自分の置かれた場面が緊張する場合、話し相手が緊張感を与える場合、または話の内容で緊張する場合もあるでしょう。
日常生活の中にはあらゆる刺激があり、想定しない時に刺激がやってくると体に色々な反応が起こります。
顔がひきつる心理は、緊張する原因がどこかにあるので働きます。それを取り除くなど、上手く対処しなければ相手にも緊張感が伝わってしまうでしょう。
よいところを見せようと頑張っている
会話がなく、ひたすら顔がひきつる場面。好きな人や大切な人がそばにいる時は、自分の評価をアップさせようと気合いが入っているサインです。
とくに異性の場合は少しでも気に入ってもらいたいので、いつもの自分以上の力を発揮したくなるでしょう。
好きな人がすぐ近くに立っている時に、急に真面目な顔になり仕事を頑張る瞬間。顔がひきつり、一つ一つの行動にも力が入ってしまいますね。
好意を寄せている
顔がひきつる心理からわかるのは、相手が自分に向けて感情を示しているサインです。顔がひきつりながらも、目が合った瞬間ににっこりと笑う時は、好意の表れだといえるでしょう。
いつも不自然な表情で接してくる人とは、目をしっかりと合わせてみてください。その時の反応次第では、かなり脈ありだと判断できるかもしれません。
顔がひきつる人に上手く対処する方法
顔がひきつる人が目の前にいると、なぜか自分にまでも緊張が伝わり上手く話せなくなることがありませんか。
また相手の本音を引き出すためにも、このようなシチュエーションでは上手くリードするのが大切です。
では顔がひきつる心理を理解して、リラックスした空間を作るコツを見ていきましょう。
笑顔で接する
顔がひきつるのは、なんらかの隠したい気持ちがあるためです。緊張感や恥ずかしさ、不安など、知られると困る気持ちを必死に隠しています。
そんな人に強い態度で接してしまうと、さらに殻に閉じこもってしまうため、笑顔で接するのが大切です。
自分は敵ではないということを示すためにも、優しいオーラを意識してみてくださいね。
一人にしてあげる
顔がひきつる心理は、相手に対する思いが隠されています。好きだからという前向きな気持ち以外にも、苦手な人に対して顔がひきつる時もあるでしょう。
何が原因かわからない瞬間は、まず相手に落ち着いてもらうために、一人にしてあげるのがコツ。
時間をおいて緊張感を取り除いてみれば、言いたいことも言えるようになるはずです。
質問でその場の雰囲気を変えよう
周囲が楽しくしているのに、自分だけがつまらないと感じる瞬間。顔がひきつるこのような時は、その場の流れを変えるために質問をして和ませるのもよいでしょう。
つまらない環境を変えて周囲が楽しい気持ちになるには、つまらないと感じている人を楽しませることが最初ですね。
異性にはアプローチしよう
もし相手が好きな人の場合。いつまでも壁を作っていると、心を許せる関係はなかなか築けないでしょう。
そのような場合は勇気を出して、食事やデートなどに誘ってみるのも方法の一つ。リードしてくれる人の存在は、緊張をほぐすよいきっかけになるはずです。
まとめ
顔がひきつる心理からは、相手の心境が読み取れますよね。気になる人の態度が不自然だと、とても不安になるものです。
話している時の表情は心理的なことがよくわかり、とくに特別な感情を抱く人にはアイコンタクトをとりもっと本音のコミュニケーションを意識してみるとよいでしょう。
相手が誰でもお互いの心理状態を考えて、楽しく会話ができるのは理想的です。相手の立場になり、今どうしてほしいのか。そんな願望にも答えられるような、良好な付き合い方を目指してください。
☆こちらの記事も読んでみてくださいね。