正面から見る勇気がない時、人は横目で見ることがあります。堂々と視線を向けられない心理が働くと、顔を動かさずに目線だけを動かす場合も。見てはいけないものだとわかっていても、つい見たくなるのが横目で見る時の心理です。
職場の同僚や好きな人など、状況によって見る時の心境も変わりますよね。チラッとこちらを横目で見る心理には、何が隠されているのかを探っていきましょう。
好みの女性だから
気になる人を見ていたいけれど、相手に気付かれてしまうのは恥ずかしいもの。横目で見る時の心理は、好きなタイプの女性を見掛けた瞬間に起こります。
いいなと思った女性がいると、自然に横目でチェックするのが男性心理。あまりに距離が近すぎる時は、話し掛けたくても勇気が出せずドキドキしながら横目で見る心理状態になる人もいるのです。
一目惚れや好きな人が視界に入ると、真正面からは気まずさを感じて見られないことも。顔を合わせられないシャイな気持ちから、横目で見る心理が働きます。
自分の気持ちを上手くごまかしたつもりでも、目線は正直です。相手に密かな思いを気付かれないように、そっと見ている心理が隠されているでしょう。
苦手意識が強い相手
職場や仲間に話が噛み合わず雰囲気が苦手な人は、男女問わずにいるものです。人間関係を良くしたいと思っていても、会話が噛み合わなかったり苦笑いが増えたりして仲が良い関係とは言い難い状況も。
嫌いではないけれど、相性がなんとなく合わないと目線を避けたくなる時があります。今の状態を改善しなければいけないと思いながらも、距離を置きたい気持ちになってしまう横目で見る心理。
歩み寄りたい思いと苦手だと思う心の葛藤が、目線や表情に表れています。関わりたくない人と遭遇してしまった時は、引き返したくなることがありますよね。
自分の存在を相手に気付かれたくない思いが、横目で見る心理です。意識すればするほど苦手だと思い込みが強くなる時もあるので、考え過ぎずに接していくと心が楽になるでしょう。
信用できない警戒心
話をしていても、信用できない人の発言や行動は隣にいても嫌になります。信じていたのに裏切られたことがある人と接するのは、ストレスに発展して憂鬱な気分に。再び裏切られないようにと、相手に対しての不信感が横目で見る心理に繋がるでしょう。
警戒心が強くなると目線を合わせたくない気持ちも強くなり、表情に出さないようにと気をつけていても目に感情が表れている人も。こちらが警戒すると相手も雰囲気で察して、お互いが横目で見るような関係になることもあるのです。
ピリピリした雰囲気に、自分達よりもその場に居る周囲が気まずくなるでしょう。無意識に横目で睨んでしまう場合があるので、周りを不快にさせないようにしたいですね。
ライバル視している
仕事の成績や評価で負けたくない人がいると、気にしていない素振りをしながら横目で見ることがあります。仲間と切磋琢磨しながら成長していく姿は、デキる男になる要素。
しかし、素直にライバルだと認めるのは照れくさくて言い出しにくいものです。ライバルを意識する時、気付かれないようにチラッと横目で見る心理になるのは、闘争心を相手に悟られないため。自分だけがライバルだと思っているだけなので、誰にも知られたくない人もいるでしょう。
仕事やプライベートで、闘争心を燃やせる相手がいるのは刺激的ですよね。負けたくない思いがあると頑張れる力に変わり、密かな闘志が辛さを乗り越えるための強さになります。
外見に目を奪われてしまった
理想のスタイルや奇抜なファッションなど、視覚に飛び込んでくる目立つ人に対して無意識に横目で見る心理が芽生えます。
男同士でも真似をしたいファッションやヘアスタイルを見つけると、思わず横目で見ることも。好印象の時も目に留まりますが、避けたくなるような印象も気付かれないように横目でチラッと見てしまいますよね。視界に入ってから、イメージを膨らませるように思考が溢れてくる人も。
相手を知っている場合は、言葉を掛ければいいのですが言葉よりも視線が先に動いてしまう状態です。横目で見る心理は深い意味を持たないケースも多く、なんとなく見てしまった感覚に。視線の方向とは関係ない考え事をしている可能性も高いでしょう。
まとめ
横目で見る心理には、癖で横から見る時もあれば興味や好奇心と言ったきっかけが秘められています。相手にどのように思われているのかを知りたい時は、表情や雰囲気から読み取れることも。恋愛感情がある場合は、気まずさだけではなく好き避けの可能性もあり、複雑な心理が隠されているでしょう。
目には心理が表れやすいと言われますが、横目で見る時の心理は目を見ただけではわかりにくいもの。自分から話し掛けながらコミュニケーションを深めていくと、心の距離感も掴めるはず。気難しく考えると気持ちが沈んでしまうので、言葉や行動も含めて相手の心を読み取っていきたいですね。
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