後ろを通る人の心理・近くを通る理由は?

後ろを通る人の心理・近くを通る理由は?

後ろを通る人の心理には、どのような思いが隠されているのでしょうか。好きな人のそばを通る時に全く意識しない人はいないかもしれませんが、どのようにして通るか、どのくらい接近するかは、とっさに体が判断しているところも。

そんな時に心理的な視点で考えてみると、意外なことがわかるかもしれません。


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後ろを通る人の心理と性格について

後ろを通る人の心理・近くを通る理由は?

他人のそばを通る時に後ろを通る人は、次のような心理的特徴があります。相手との関係性を表している可能性もあるので、少し思い出してみてくださいね。

 

存在感をアピールしている

心の奥底にもっと目立ちたい願望がある人は、後ろを通る心理が働きます。前を通ったほうがわかりやすいはずなのに、あえて人の「後ろ」を選ぶのは、少し控えめな性格も関係しているのでしょう。

もし特定の異性をターゲットにして後ろを通る場合は、自分の存在感をアピールして気づいてもらいたいため。話しかけるほどの勇気はないけれど、気づかれないのも嫌な心境です。

 

仲良くなりたい

後ろを通る人の心理は、相手ともっと仲良くなりたい気持ちがあるからで、話しかけるチャンスをうかがっています。正面から行くのは少し抵抗があり恥ずかしいため、後ろのほうがアプローチしやすい状態。

離れたところから大声で呼びかけることはできず、接近して相手にまず気づいてもらいたい思いもあります。通りすぎる時にぶつかって「あ、ごめん」と言葉を交わすチャンスを待っているのかもしれません。

 

好きな人だから

後ろを通る心理になるのは、自分の気持ちが抑えられないためで、相手のことがすでに大好きな状態です。そのため話すきっかけを探る意味もありますし、好きな人の香りやパーソナルスペースに入りつながっていたい気持ちがあるのでしょう。

人によっては好きな異性のそばに行くと緊張するので、遠くから眺めているだけの場合もありますよね。後ろを通る人はどちらかというとアグレッシブなので、チャンスがあればどんどん押していける人でしょう。

 

真面目な人だから

人の前を通りすぎるのは、少し迷惑な行為に感じる場面もありますよね。自分の通り道を横切ろうとする人がいると体がぶつかり、手に持っているものを落としてしまうこともあるかもしれません。

真面目でマナーをわきまえている人は後ろを通る傾向があり、他人に迷惑をかけないことをいつも重視しているでしょう。行きたい方向に誰か先に行ってしまったら、その人が通りすぎるまで待っているタイプです。

内向的な人にも見えますが、とても丁寧な人間関係にこだわりますので、他人の思いに振り回されてしまうこともあるでしょう。

 

話しかけてもらいたいから

後ろを通る人は、心理的に相手にアクションを起こしてもらいたい気持ちがあります。好きな人や気になる人がその対象で、自分かアクションを起こすと気持ちがバレるのではないかと不安に。

そのため相手の視界に入るようにわざと近くを通りすぎたり、その場で何かやっているふりをしたりしてアピールしています。「おはよう」と軽い挨拶だけでも言葉をかけてもらったら最高の気分になれるでしょう。とても純粋に人を好きになる性格かもしれません。

 

ナルシスト

後ろを通る人の心理には、相手が自分のことを意識しているので、わざと近くにいてあげるという強い自己愛も関係しています。異性からいつも注目されていると思い込んでいて、何かと周囲の異性に近づく傾向があります。

恋愛感情とは別に、自分の存在に気づいて相手が照れる様子を見たいだけ。そんな時に自分のプライドがくすぐられて幸福を感じるのです。しかし必ずしもその思いが正しいとはいえず、相手は一切関心を持っていないこともありますが、ナルシストの人はある意味楽観的でいいのかもしれません。

 

相手の反応が知りたい

パーソナルスペースは相手との関係を示すもので、信頼できる人ほど距離感がなくなります。後ろを通る人は、心理的に相手が自分をどう思っているか知りたいため。

パーソナルスペースの距離感があるかどうか、通りすぎた時に相手の動き方をチェックしています。急に距離を置いて離れてしまう人だと脈なし、逆にその場をじっと動かず通りすぎる人と触れるくらいの距離感だと、脈ありの可能性が高くなるかもしれません。そんな期待感を込めてテストしているつもりなのでしょう。

 

脈ありの人がやることは?

後ろを通る人の心理・近くを通る理由は?

後ろを通る人は、たまたまそこしかスペースがなくて通っているだけのこともありますので、必ずしも相手が自分に関心を持っているとはいえません。では脈ありの人ならどのような接近の仕方をしてくるか、気になるポイントをご説明しましょう。

 

一声かける

好きな人の後ろを通ったのに相手が気づいてくれないのは、せっかくのチャンスが台無しに。少し積極的な性格の人なら、会話のチャンスを自ら相手に投げてきます。

「後ろ通るよ」「ちょっとごめんね」など、一声かけて自分の存在を確実にアピールするでしょう。相手がその瞬間に振り向いて、何かしら言ってくれることを期待しています。

やむを得ない場合以外は、嫌いな人のそばを通るのは誰しも避けたいはず。しかし好きな人が相手なら、チャンスがあればできるだけ近くに行きたいのが本音です。一声かける人は、かなりの確率で相手が自分の好みだといえるでしょう。

 

ギリギリの距離にいる

肌は柔らかいのか、髪はどのような香りなのかなど、好きな人の情報をもっと入手するには、近づかないとわからないことがたくさんありますよね。脈ありの人はギリギリの距離で通りすぎる傾向があり、好意を持っていることがあからさまにわかるでしょう。

たとえば手を伸ばして好きな人の後ろにあるものをとる、後ろを通りながらわざとぶつかるなど、スレスレの位置でスキンシップをとってくる場合もあります。どうしても我慢できないほど、相手のことが気になっているとも解釈できますね。

 

わざとらしい

後ろを通らなくてもいいのに、わざと近づいてくるのはメッセージを送っているようなこと。好きな人に自分の存在をアピールするために、少し不自然な行動をとってしまう人もいます。

広い廊下なのに、わざと好きな人のそばに近寄って通りすぎたり、行き違いに「あっ」と何か思い出したように声を発したりするなど。小細工しないと好きな人にアプローチできない、純粋で不器用な性格とも思われますね。

 

目で追ってくる

好きな人の後ろを通る時に目で追ってきたり、最初に相手の表情を確認したりする場合は、脈ありの可能性があります。本人は全く意識していないレベルなのですが、好きな人のことは何をしていても気になるものです。

とくに接近戦となると、自分だけのもののように独占したい気分になり、たっぷり相手を見つめられるでしょう。

 

立ち止まる

好きな人に近づけるチャンスは、さらに欲張って会話にもつなげたいところですよね。脈ありの人は通りすぎるタイミングで立ち止まり、わざと反応を待っていることがあります。

たとえばオフィス。自分のデスクの近くで何かを探しているふりをしたり、いきなりスマホを取り出してメールをチェックしたりこともあるでしょう。

「なんで今なの?」という行為は、好きな人と同じ空間にいたいからなのです。精一杯の自己アピールをしているのかもしれません。

 

まとめ

後ろを通る人の心理は、よくわからないようで納得できる部分もあるでしょう。他人との距離感は相手への思いや関係性がわかりますので、気になる人の動きはこれからもしっかりチェックしてみてくださいね。

 

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