浮気相手とお揃いにしたい心理は、一般的な恋人同士とは少し違った意味があるようです。「浮気」という世間からは許されない関係。しかし当人同士には、他人にわからない強い絆が出来上がっていることもあるかもしれません。
そこで今回は、少し気になる浮気相手とお揃いにしたい心理について、詳しくご紹介していきましょう。
浮気相手とお揃いにしたい心理とは?
好きな人と一緒がいいと思うのは自然な気持ちですが、相手が許されない不倫相手や浮気相手の場合、お揃いにしたいのは次のような心理背景が関係しています。
身近に感じたいから
浮気相手とお揃いにしたい心理は、会えない時に心がつながるように同じものを身につけていたいからです。浮気相手や不倫相手だと、いつもイベントは後回し。会いたいと思ってもすぐに会えないのが浮気相手の辛いところでしょう。
そのため定期的にデートできないので、しばらく会えないこともあるかもしれません。そんな孤独な心の隙間を埋めるためにも、相手と同じものを持っていると安心できるのです。
スリル感がたまらない
浮気相手とお揃いにしたい心理は、マンネリ化した恋に飽きているため、刺激を求めているサインです。浮気はバレないように気を遣いながら恋愛するのが一般常識。
オープンに浮気している人は、人間性も疑われてしまいますよね。浮気相手と同じ腕時計など、お揃いのアイテムを持っていると、それが証拠になり周囲にバレるリスクがあります。
たとえば夫が本来選ばないようなデザインのスマホケースを使い出すと、奥さんは不審に思うはず。そんなハラハラする瞬間を楽しく感じる人は、リスクがあっても浮気相手とお揃いにしたい心理が働くのです。
結婚したいほど本気
妻帯者や恋人がいる人を好んで好きになる人は少ないでしょう。たまたま好きになった人が他の人のものだった、ということは誰にでも可能性があること。
一緒にいる間に、浮気相手以上の信頼関係や愛情が築かれると、別れて結婚を意識する人もいるはず。将来を考えるほど大切な関係になっていると、周囲にバレても構わないと思うようになります。
自分たちは間違ったことをしていないという自信があり、浮気相手でもお揃いのものを使いたくなるのです。
自分の存在をアピールしたい
本命との関係が悪くなると、浮気して心の拠り所を求める人がいます。でも結局は自分にとって大切なのは、本命の恋人や奥さんの存在。そのため浮気相手はセカンドチョイスになるため、自分の存在をもっとアピールしたい時はわかりやすくお揃いのものを持ちたくなります。
「このネックレスはどうしたの?」と奥さんに質問される様子を想像すると、自分の存在意義が感じられるのでしょう。
愛情確認のため
既婚者に恋をすると、最後は自分が損をする可能性が高くなります。そんなリスクを抱えても好きな人を忘れられない時、自分と同じくらい相手も愛情を持っているのか確認する方法として、浮気相手とお揃いにしたい心理が働きます。
浮気は公平な立場で恋ができないことがデメリット。だからこそ愛情の度合いに敏感になるのは当然です。周囲からきつい風当たりを受けても自分の意志を貫く人は、その分しっかり愛されたいと思うでしょう。
後悔しないためにも、お互いの本気度を知りたくて浮気相手とお揃いにしたい心理が働きます。
浮気相手にやってはダメなこと
いくら本気で浮気相手を思っていても、世間から見たら許されない関係。普通の恋人のような愛情関係があったとしても、浮気相手にはやってはいけない次のようなことがあります。
相手の家に行く
既婚者に恋をしてしまうと、自分が損な立場でいることは、早かれ遅かれ気づくはず。たとえば些細なことでいざこざになると、簡単に別れを切り出されてしまいそうな不安もありますよね。
しかし浮気しているのは双方が納得してのこと。嫌いになった浮気相手の家に文句を言いに行ったり、電話で家族と直接話したりすることは避けましょう。
エスカレートすると、家族が被害を受けたとして裁判沙汰になる可能性もあります。
目立つ付き合い方はしない
暗黙の了解で、浮気関係は人目を忍んで付き合うのが常識。バレなければよいということではなく、付き合う以上はマナーを守ることが求められるのです。
たとえば恋人や奥さんなどがよく利用するレストランでデート、親戚や職場の人にバレるようなオープンな付き合い方をするなど。このような周囲の視線を気にしない不倫関係は、多くの人を巻き込み傷つけてしまいます。
早く別れるようプレッシャーをかける
浮気のつもりが本気になり、将来を考えるほど真面目に恋愛する人たちも稀にいるでしょう。そんな段階になると、自分が傷つきたくないので二人の関係の保証が欲しくなります。
「いつ別れてくれるの?」「私たちは将来結婚できるの?」と相手に迫るのは、状況を悪くさせる原因。感情的になり職場に乗り込むなど、修羅場が待っていることもあるかもしれません。
不倫が許されない理由はなぜか?
浮気相手とお揃にしたい心理は、愛されていても心が満たされない部分があるからでしょう。不倫はさまざまなきっかけがあるはずですが、周囲が許さないのは次のような理由があるからなのです。
道徳的に間違っている
浮気相手とオープンに付き合えないのは、道徳的に浮気が間違っているため。法律的にも浮気相手は弱い立場にありますので、論理的にも浮気は正しくないことは誰しも承知のはず。
しかしそうとわかっていても、好きになった人を忘れるのは簡単ではありません。少しでも浮気関係を正当化しようとして将来を計画したり、人目を忍んでデートしたりすることも。結果的には努力をしても、浮気は社会に反することなのです。
幸福になる人がいない
一時的な感情の流れで浮気関係に至ってしまうことはよくあるかもしれません。たまたま失恋して寂しかったから、家庭環境が悪くなったからなど、自分なりの事情があるでしょう。
どのようなスタートでも、浮気や不倫でハッピーエンドになる人はいません。元の鞘に納まれば浮気相手がショックを受け、家族を捨てて浮気相手の元に走れば、いつまでも罪悪感との闘いに。
既婚者を好きになりそうになったら、そんな終わり方をイメージして心の整理をしてみてください。
ストレスになる
浮気相手とは100%恋愛関係を楽しめるわけではなく、いつも周りの視線が気になるでしょう。二人だけの空間はとても快適ですが、どこで誰が見ているかわからないので疑心暗鬼になることも。
人が信頼できないと、家族や友人との関係も悪くなり、自分一人でストレスを抱えてしまうのです。恋人同士ならいつでも二人がやりたいことを選択できますが、浮気相手とはまずバレないように会うタイミングや場所、時間帯なども念入りに計画が必要。
そんな苦労をしてまでも付き合う価値があるのか、冷静になると間違っている自分を自覚できるかもしれません。
皆に迷惑がかかる
誰にも迷惑をかけていないと言い張るのは、浮気している当人だけ。実際は浮気関係を知っている周囲の人も、何もできない罪悪感があり、皆に迷惑がかかっています。
万が一裁判沙汰になったら、家族や職場の人なども巻き込まれてしまう可能性があるでしょう。自分たち以外への負担を考えられないと、浮気関係を軽く見てしまうのかもしれません。
まとめ
浮気相手とお揃いにしたい心理は、普通に恋愛している人と同じで、いつもつながっていたい気持ちが強いから。しかし許されない関係ではありますので、感情的にならず冷静に現状を受け止めて、正しい決断をすることも必要です。
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