好きな人と同じものを買う心理と真似したい訳

好きな人と同じものを買う心理と真似したい訳

好きな人と同じものを買う心理背景には、どのような理由があるのでしょうか。憧れる芸能人が使っているバッグや腕時計を買う、ファッションブランドを真似することはたまにあるかもしれませんが、他人と同じものを選ぶのは、心理的に作用していることがあるからなのです。

そこで今回は、好きな人と同じものを買う心理的特徴について、詳しくご説明していきましょう。


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好きな人と同じものを買う心理とは?

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好きな人がよく着る洋服の色が白。自然と自分も洋服を買う時に白を選んでいることがありませんか。そんな時に考えられる心理的な理由を見ていきましょう。

 

好印象を与えたい

好きな人と同じものを買う心理は、相手のセンスや価値観がいいと理解していることのアピールです。好きな人に好印象を与えたいため、褒めているような行為でもあり、物以外でも態度や仕草などを真似することもあります。

自分のことを前向きに捉えてくれる人は、なんとなく嬉しい存在ではありませんか。そんな効果を意識して、同じものを買ってアピールしているのです。

 

自信がない

好きな人と同じものを買うのは心理的に自信がなく、相手に嫌われないように同じもので自己表現しています。服のセンスに自信がない人や、相手の好みをどう取り入れればよいのかわからない時。無意識のうちに相手が身につけるものを選び、それで安心感を得ている状態です。

相手が友人や赤の他人でも、自信がない人は傷つきたくないので、いいなと思ったことはどんどん真似する傾向があります。自分が最初の一人になることを恐れているので、恋愛でも受身形になるタイプでしょう。

 

似た者同士になりたい

他人と気を遣わずに仲良くなるには、自分と似た価値観の人や、性格的に共通点が多い人のほうが上手くいきますよね。それは異性に対しても同じで、似た者同士は恋人対象になりやすいのです。

好きな人と同じものを買う心理とは、まさしく「似た者同士」になりたい願望のため。たくさん自分と共通している部分があると、信頼関係が生まれやすくなり、異性なら恋愛関係に発展する可能性が多くなります。

なぜなら人間は自分と似た人を快適に感じ、楽に近づけるため。そんなメリットを意識して、好きな人と同じものを買う心理が働くのです。

 

話しかけたい

好きな人と同じものを買う心理は、相手との接点作りのため。もっと仲良くなりたいのに上手く話しかけられない時に、同じ持ち物でそれとなく近づいていきます。

「このシャツ、同じの持っているよ」と気軽な会話の切り口が見つかると、共通点が増えて、恋愛関係に進展する可能性がありますよね。

気になる人と関係性を深めるのは、何もないところからのスタート。すると共通点を見つけたくても、なかなか発見できないことはよくあるのです。

しかし同じものがあればよい口実になり、近づいても不自然ではありませんよね。あまり喋ったことがない近所の人とも「同じバッグを持っています」と世間話のように話すことがありますので、その場しのぎで共通点になるのです。

 

他人に流されやすい

好きな人と同じものを買う人は、心理的に自分の軸がない不安があり、他人を真似しやすい傾向があります。好きな人の持ち物は、たとえ嫌いなものでもよく見えてしまうのは愛情があるから。

さらに他人に流されやすい人は、他の人がやることなら安心だと思う価値観がありますので、知らない人よりも好意を寄せる人からまず執着したくなるのでしょう。

真似自体が悪いわけではありませんが、自分の軸を持たないことは、将来的に他人に振り回され苦労する可能性があります。

 

憧れているから

好きな人と同じものを買う心理は、芸能人に対する憧れのように、愛情とは違ったところで興味を持っているためです。ファッションセンスがいいから、選ぶものの質がいつも高いからなど、単純に相手のセンスがとても好きなので真似したくなっているだけ。

もちろん好きな人が身につけるものがなんでも素敵に見えるのは、採点基準が緩くなっていることも関係しているでしょう。素敵に見える人のスキルを取り入れたいと思うのは誰にでもあることで、憧れの的になっていると解釈できます。

 

ライバル意識がある

たとえ好きな相手でも、ライバル意識を持つことは稀にあります。夢中になりすぎると愛情が次第に激しくなり、自分をきちんと受け入れてほしいという強い気持ちが湧いてきます。

好きな人と同じものを買う心理は相手をライバル視して、自分をもっと尊敬してほしい願望があるからなのです。好きな人には自分を高く評価されたいですよね。

そんな気持ちは次第に競い合う関係となり、よい意味でお互いを高める刺激になるかもしれません。しかし自分のことだけを考えてしまうと、相手が不快に感じるほど真似してしまうこともあるでしょう。

 

真似したいのはモデリングのため?

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好きな人と同じものを買う、行動パターンを真似るなど、対象の相手には共通することがいくつかあります。そのひとつが「モデリング」。無意識のうちにやってしまう他人の真似は、心理的作用を狙っていることも考えられます。

 

モデリングとは何か

モデリングというのは、他人を模倣して学習する人間の行動で、恋愛対象からも私たちは常に何かを学びたいと思っています。同じものを買うのは相手の思いを知りたいことや、好きなことを学びたい気持ちの表れで、一種のモデリングともいえるでしょう。

知らない人を好きになれないのと同じで、相手の情報をできるだけ収集するためにも、同じ服に身をまとうなど、徹底した真似をしたくなるのです。

 

観察したい気持ちが強い

モデリングするためには、対象物をしっかり観察しなければなりません。好きな人と同じものを買うという過程にも、相手を観察している段階がありますので、それだけ興味を引かれる理由があるということでしょう。

ファッションセンスがいいから相手を好きになるのではなく、好きな相手のセンスを好きになること。モデリングは好きになる人に対して、なぜ好きになったのか自分で判断するための心の動きなのでしょう。

 

モデルに近づき満足感を達成する

モデリングは他人の行動や発言から学ぶことで、実際に他人の行動に影響されて同じようなことをしてしまう人間の特徴は証明されています。

周囲が一方方向に歩いていけば、その方向に何かあるのだと興味を持ちますよね。集団意識とも似たものがあるモデリングは、特別な感情を抱く相手はさらに対象になりやすいのです。

自分が真似してモデルに近づくことで、ギャップが埋まったと満足。好きな人と一体になれた感覚は、モデリングから得られる幸福感なのでしょう。

 

真似したくなること

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好きな人と同じものを買う以外にも、無意識のうちに真似してしまうことがいくつもあります。なぜそんなことをしてしまうのか、不思議に感じたら特別な好意を寄せていることも意識してみましょう。

 

同じタイミングで食べる

食事の際、同じタイミングでコーヒーを飲む、フォークを掴むなど、相手と同じになることはよくあります。それは好意を示すためで、両想いの相手なら真似されたほうも決して悪い気持ちにはならないでしょう。

 

行動パターンの真似

好きな人がトイレに行くタイミング、帰る時間など、行動パターンを真似することもあります。それは物理的に接点を持ちたいためで、いつも相手の行動を意識しているためにできることなのです。

 

まとめ

好きな人と同じものを買う心理は、相手にできるだけ近づきたいためのアピールかもしれません。真似する時はやりすぎず、コミュニケーションのきっかけになるよう、上手に相手のセンスを取り入れてくださいね。

 

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>>>面白いこと言ってと言う人の心理はなぜ?


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