身近にちょっとしたことですぐキレる人がいると、いつもビクビクしながら相手の行動を気にしてしまいますよね。どうしてこんなことで、キレてしまうのかがわからないと言う人もいるでしょう。怒りのスイッチは人によって違いますが、溜め込むことができない場合は、その場で感情的になってしまう場合も。
言われた通りに動いても、納得してもらえずお手上げ状態になる場面もあるでしょう。なぜいつもキレられてしまうのでしょうか。それは相手の特徴を理解していないことが考えられます。特徴を知ればクセのある人とも上手く関わることができるのです。今回は、すぐキレる人に対しての接し方を一緒に考えていきましょう。
聞き流すことが大切
理不尽なことで、すぐキレる人もいますよね。明らかに非がない人に向かって、当たり散らすようなキレ方をされると、周囲まで気分が悪くなってしまいます。しかし、こういうタイプの人は、意外にも自分が理不尽なことを言っていることに途中で気付くことがあるのです。このため、できれば聞き流すようにすることが大切でしょう。
気まずくなることも
わかっていても後に引けなくなってしまうので、キレた後に気まずくなってしまうことがあります。思わず反論したくなりますが、相手の立場を理解してあげるのも、優しさの一つでしょう。気まずくなったとしても、あまり気にせずに、今後の接し方を考えていくことが大切です。
その場を乗り切るようにする
相手がキレていて困る…と思う時には、聞き流してその場を乗り切りましょう。真剣に聞き入ってしまうと、途中で何のことについてキレているのかがわからなくなってしまい、話の整理をするのも大変です。相手の話を、丁寧に聞いているフリをするのも時には必要になるでしょう。
そうすることで、その場をうまく乗り切れる可能性もあるのです。聞いてくれていると思うだけで、相手が安心感を持つ場合もあるでしょう。
ストレス発散でキレることも
いきなり怒り始めたと思ったら、すぐいつもの雰囲気に戻るのが気の短い人には見られます。その変わり様に、どうしたらいいのか戸惑ってしまいます。感情を吐き出すと、スッキリして感情が落ち着きますよね。このように、自分では気付かずにストレス発散をしているのです。
過度になってくると…
ストレス発散とはいっても、あまりひどくなるど相手に対して当たっているだけにしか見えなくなります。このような時に対応をしていると、気持ちが疲れて落ち込んでしまう場合も。周囲に相談して関わらない選択も考えておく必要があるでしょう。
距離を置くことも必要
こちらに対しての言いやすさから、ストレス発散のように言いたいことを言ってくる可能性も考えられます。でもそれに対して丁寧に接していては、とても疲れてしまいますよね。できるだけ相手にしないで、距離を置くように心掛けるのも時には必要なのです。
すぐキレる人の言いたいことを理解する
伝えたいことが相手に伝わらないため、つい感情的になってしまうと言うのもすぐキレる人の特徴でしょう。確かに伝えたいことが相手に理解されないと、イライラしてしまいますよね。いつも否定されることを言われてしまうと、嫌われているのかと思ってしまいまうかもしれません。でも本当に嫌いな相手には、言葉さえ掛けたくないものです。このような相手を理解するようにすれば、やりとりがうまくいきやすくなるのです。
もどかしさを感じていることも
すぐキレる人としても、自分に対してもどかしさを感じている可能性があります。伝え方の問題なのか、相手の理解力のなさが問題なのか。これはお互いの意思の疎通が、出来ていないことが原因でしょう。職場の上下関係の中で仲良くなると言うのも、時間が必要になってくるものですよね。相手なりに辛さを抱えている可能性もあることを、知っておくようにすると気持ちを理解することができるケースもあるでしょう。
歩み寄るようにする
相手に対して歩み寄る姿勢が、キレさせない人間関係を築く近道になるでしょう。相手がこちらに対して何を伝えようとしているのかを、見抜くことも必要になるのです。相手としては、上手に伝えることができない自分を分かっているかもしれません。でもそれができないとしたら、こちらがサポートをしてあげるのも大切なこと。歩み寄るようにしてみると、相手との距離が近くなり今までよりもよい関係が築けるかもしれません。
知識をしっかり教えてもらおう
すぐキレる人は、自分の描いている通りに物事を進めていかないと、ストレスが募ってしまいます。その過程が決して効率的ではなくても、自分のやり方を基準としていることがありますよね。しかしそこまでのこだわりを持っているのは、知識と経験があるからかもしれません。相手からそれらの知識について教えてもらうのも、ひとつの方法と言えるでしょう。
話し合ってみる
こちらが納得できない場合は、理解できるまでとことん話し合ってみるというのも賢明な関わり方になるでしょう。お互いが納得することで相手が怒る理由も見えてくる場合も。同時に、相手をキレさせないコツもつかめるでしょう。こちらに対して見込んでいるからこそ、熱が入ってしまって怒りを覚えてしまうのだと、プラスに捉えるのも乗り切る秘訣です。
言われる前に先に言葉を発してみる
付き合いが長くなると、すぐキレる人のスイッチが入る瞬間がわかるようになってきますよね。何かのタイミングで、そろそろスイッチが…と感じた時に、先にその件についてこちらから話すようにしてみましょう。
怒りを表現してみる
第三者が原因であれば、その相手に対して言いたい言葉もあるでしょう。こちらのミスが原因であれば、自分に対して怒りをわかりやすく表現してみると言うのもありでしょう。違う人がキレている姿を見るとハッと我に返り、怒りの感情が抑えられるケースもあるのです。言いたかったことを周囲が代弁することで、怒りも頂点まで達することなく感情の波も安定するでしょう。
今後の態度に期待をする
様子を見ながらやりとりを続け、こちらも相手の望む自分になれるように努力をしてみましょう。そうすると今後相手が変わってくれるのも期待できるのです。ずっとこのままの状態が続くとは限りません。相手次第ではなくこちらの行動次第で、相手が変わってくれる可能性も十分あるのです。今後の態度に対して変化を期待する気持ちは、持ち続けるようにしたいですね。相手に対して諦めの気持ちを持ってしまうと、表情に出てしまいそれが相手に伝わることもあるのです。
まとめ
人間関係は、一方的過ぎても上手くいきませんが、相手の行動を理解することも円滑にするポイントになります。嫌だから避けようとしても、いつかは向かい合わなければいけない時も訪れるのです。
すぐキレる人とはあまり関わりたくないものですが、こちらの行動を変えるだけで状況も変わっていきますよね。自分に非がないと思っていても、気付いていないだけと言う可能性もあるのです。相手がなぜキレてしまうのか、そして色々なことをを言われてしまうのかを改めるようにしてみましょう。そうすることが自分自身への成長に繋がるケースもあるのです。やりとりがしにくい相手だと決めつけてしまわずに、相手の色々な面を見るようにしてみましょう。
実は気さくな性格だったり、思いやりのある人だったりする場合もあるかもしれません。
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