冗談で好きと言う人は、心理的に相手に特別なメッセージを送っているのかもしれません。冗談が好きな人だとどこまで本気にしていいのか、告白じみたことを言われたら困惑するのは当然ですよね。
そこで今回は、冗談で好きと言う人の心理背景について詳しくご解説しますので、冗談が好きな人が本命だけにやってしまうことを早速検証してみましょう。
冗談で好きと言う人の心理状況について
「好き」と相手に冗談で言うのはリスクがあり、勘違いされてしまうと今後の付き合い方にも影響しそうですよね。本気なのかふざけているのか理解に苦しむこんなタイプは、心理的にどのような要因があるのかご説明していきましょう。
照れ隠しで冗談を言っている
「前からずっと好きだったよ」などと笑いながら言われても、本気には受け取れない瞬間です。もし片想いの相手からこんなことを冗談で言われると、いつまでも相手の真意が気になりますよね。
冗談で好きと言う人は、心理的にかなり真面目になっているのですが、恥ずかしいので照れ隠しのために冗談まじりに告白しています。ストレートに相手の目を見て告白する勇気がなく、断られたことを想像すると何もできない状態に。
それでも自分の気持ちはそれとなく知ってほしいので、冗談だとわかるように好きだと言っています。
相手の反応が知りたい
冗談で好きと言う人は、心理的に相手の反応を知りたいためで、告白じみた冗談で相手が動揺するかどうかチェックしています。もし本命の相手にふざけて「付き合って」と言われたら本気だと思いたいですよね。
全く意識しない相手なら冗談で軽く返すかもしれませんが、本命の人なら「好き」という言葉を使われるだけで相当うろたえてしまうでしょう。
そんな相手の反応が知りたくて、自分が気になる人にアピールしています。本気で告白する前の準備段階かもしれません。
とても臆病な性格
冗談で好きと言う人はとても臆病で、相手に嫌われたくないため慎重にアクションを起こしています。肝心な場面ですぐに尻込みしてしまい、とても気が小さい人。それは失敗を人一倍恐れるためで、自己否定しやすい点も特徴です。
自分の本音はよほど信頼している人にしか言わないので、恋愛ならいつまでも待っているタイプ。勇気を出して告白しても、冗談っぽく曖昧になってしまうでしょう。
からかっている
冗談で好きと言う人は悪ふざけするのが大好きで、心理的に自分がやりたい放題できると思っています。他人の困った顔を見るのが面白くて仕方ないのでしょう。
からかう相手とは嫌いな人ではなく、どちらかというと好意を寄せているタイプが対象。冗談で好きと言っているけれど、心のどこかで自分の気持ちに気づいていないだけかもしれません。
恋愛ではない「好き」をアピールしているだけ
冗談で好きと言う人は、本気で「好き」という言葉を使っているのですが、好きといっても色々な場合があり好きな食べ物、好きな音楽、好きな色など、気軽に使えますよね。
冗談で好きと言える人は、きっと相手に対して恋愛感情ではなく、友人や仲間としての気持ちをアピールしているつもりなのでしょう。気の合う人には「大好きだよ」と気軽に言ってくるので、本命にはもっと真実味を込めて告白しなければなりません。
好意を寄せている
「好き」と言うのはどんな関係でも、自分が嫌いな人には言えない言葉です。冗談だとしても、相手に誤解されたくないので気軽には言わないでしょう。
そのため冗談で好きと言う人は、心理的に相手を異性として意識していることが考えられます。恋愛対象になる以前の少し気になる存在かもしれません。
これからも仲良くしたい気持ちがあるので、ポジティブな意味を込めて好きと冗談で言っています。
冗談で言われた時の返し方
冗談で好きと言う人は必ずしも本気とは限りませんが、今後仲良くなるチャンスも秘められていますので、上手に返しておくことがコツです。ではそんな場面は次のようにカッコよく冗談を受け止めて、慌てないアプローチをしてみましょう。
冗談っぽく誘う
冗談で「好き」と言う人は、もしかしたら本気の可能性がありますので、さらっと冗談だと受け流してしまうのはもったいないでしょう。そんな時は相手のノリに合わせて、自分も冗談っぽく相手を誘ってみてください。
「好きなら一緒に食事行ってくれる?」「じゃあ、暇な時デートに誘って」と軽く誘うこと。お互いに相手の出方を待っているので、冗談のふりをしながら具体的なデートの約束をして二人の時間を過ごしてみましょう。
真面目に返す
冗談で好きと言う人がどこまで本気なのか、判断するのは態度だけではわからないですよね。「好き」という言葉を言われてその気になってしまう人を責めることはできませんので、そんな時は一旦真面目に相手の言葉を受け止めてみましょう。
「私も大好きでした」と少し真面目な顔で迫ること。意外な反応に喜ぶか、それとも相手が引いてしまうか。もし本当に好きな相手なら、さらにアプローチを続けてくるはずです。
軽く受け流す
冗談っぽいけどかなり真剣に告白している人もいますので、どう思っているのか知りたい相手なら、とりあえずは余裕ある態度でスルーするのも方法。
冗談でアプローチしてくる人は徐々に距離を近づけようとしていますので、スルーされると再びアクションを起こしてきます。自分の存在感を忘れてほしくないので、二度目はわかりやすく誘ってくる可能性もあるでしょう。
本命の男性に女性がやってしまうことは?
冗談っぽく好きな男性に迫ってくる女性は意外と多く、どう対処していいのか困る場面もあります。勘違いして恥ずかしい思いはできればしたくないので、そんな時は本命だけに女性がやってしまう次のようなポイントを心得ておくと判断しやすくなります。
素っ気ない態度をとる
女性は好き避けすることがよくあり、本命の男性には意外と冷たい態度をとっている場合があります。近くを通らずニアミスしないよう遠回り、話しかけると視線を合わせずに去っていくなど。
本気で嫌っている相手なら、接近するほどの圏内には行きませんので、さりげない交流で相手の態度の変化をチェックしてみましょう。
すぐにメッセージの返信がくる
好きな男性からの連絡や電話はいつも待っている状態なので、返信は比較的早く来ます。稀にわざと時間をかけて忘れたふりをしている人もいますが、メッセージが未読のままになることはないでしょう。やりとりも男性から終わりにするまではずっとラリーが続くはずです。
恥ずかしそうな態度が目立つ
好きな人の前だと突然態度が変わってしまう女性。照れて恥ずかしい態度を見られたくないため、できるだけ距離を置いていることもあります。
話しかけると顔が真っ赤になる、下を向いたまま笑顔になっているなど、恥ずかしそうな態度は本命の相手だから隠せないのでしょう。そんな女性とは真逆で、冗談っぽく積極的にアプローチしてくる女性もいますので、相手のペースを掴み、些細な態度の変化で相手の真意を探ってみてくださいね。
まとめ
冗談で好きと言う人は、心理的に自分の気持ちを悟られないように演出しているのでしょう。もし上手くいかない場合でも、「冗談だったから」と言い訳できるのは、ストレスを軽減する予防策かもしれません。
本音が読めない相手とは、真面目なコミュニケーションが必要です。気になる相手が意味深なことを言ってくる場合は、二人だけの時間をとってじっくり語り合ってみましょう。
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