会社に行かなければいけないのに、今日は休みたい…と思う日はありませんか。特に休みの次の日は、気分も晴れずに憂鬱になりますよね。学生の頃に戻りたいと何度思ったことだろうと、マイナス思考になっている人もいるでしょう。
働きたくないと言う心理にとらわれてしまうと、職場に行く足取りが重く感じることがあります。このままの状態で仕事をしても、自分のためにはなりませんよね。わかっているのに気が向かないのは、どうしてなのでしょうか。今回は、働きたくないという心理に打ち勝つためのコツを一緒に見ていきましょう。
失敗からやる気が生まれる
働きたくない日の心理というのは、どこかネガティブですよね。気分が乗らないため、仕事の速度も遅く捗りません。早く終わらせたところでミスが多く、上司に怒られてしまうことも。この繰り返しでは、益々仕事が嫌になってしまいますよね。
自信を無くしてしまうことも
上手くいかないことが続いてしまうと、失敗するのが怖くなり自信を無くしてしまいます。しかし怖がって躊躇してしまうと、最終的には自分自身を苦しめてしまうことになるのです。自信を持てなくなると、何をしていても楽しいと感じなくなり、自分に対してもどんどん厳しくなってしまうリスクがあります。しかしどうすれば自信を持つことができるのかわからないまま月日が経ち、だんだんと自信を得てくるケースもあるでしょう。
失敗は無駄ではない
失敗ばかりしていると、自ずと仕事の内容を覚えていきますよね。それは、失敗しないと気付かないものがあるからではないでしょうか。この「気付く」ことが重要であり、やる気へと変わるきっかけが生まれます。失敗をするとその経験が無駄なことのように思ってしまう人は多いですが、失敗は成功の元と意識していくようにしましょう。
失敗をした自分を責めるばかりでは、頑張ろうとしている自分のやる気を削いでしまうことになりかねません。自分に厳しくするのも必要ですが、頑張った自分については認めてあげるようにしましょう。
働きたくない時は面白いことを見つけよう
人は一度嫌だと思ってしまうと、余程のことがない限り気持ちの変化は起きません。モチベーションが下がっている心理状態では、仕事の面白さが見えてきませんよね。しかしこのような状態だからこそ、いつもより面白い発見が出来るのではないでしょうか。
仕事が楽しくなるきっかけを見つける
こうすればもっと仕事が楽しくなるのに…と、働きたくない時にふと思いつく場合があります。その考えが単純なことでもいいのです。考えていくと、モチベーションが上がりますよね。いろいろ頭の中で、働きたいと思えるようなことを考えていくと、つまらなく感じる原因も見えてきます。
心の中を整理してみる
現在自分が置かれている状況を把握するのはとても大切です。把握しないまま行動してしまうと、進むべき方向がわからなくなってしまう人は多いでしょう。進むべき方向を見つけるためには、心の中を整理するのが大切なのです。それには現在の自分を客観視するために、悩みや迷いについてメモに羅列して書いてみるようにしましょう。そのうえで何を優先するべきか、悩む必要がないものはどれかなどを把握するようにしましょう。心の中が整理できると、働きやすいコツを見つけ出すことができるのです。
頑張らない日を作ろう
働きたくない時は、心理的にも無理をさせたくないですよね。心の負担を増やさないことも、時には必要になります。頑張ることが当たり前になってしまうと、知らない間にストレスを増やしてしまうケースがありますよね。心が弱っている時は、無理をして働くよりも適度に作業をこなした方が成果も上がる可能性が高いでしょう。頑張らない日を作るのも、時には必要なのです。
自分に負担をかけないようにする
頑張らないから何もしないのではなく、負担を掛けないことを探して取り掛かるようにしましょう。自分自身の心の中と相談しながらマイペースで仕事をする日を設けると、気持ちも楽になるはずです。普段から自分自身に負担をかけていたと、この機会に気づくことができるかもしれません。
自分を追い詰めないようにする
完璧主義の人に多いのですが「これでは足らない」「まだまだできるはずだ」と自分自身を追い詰めるのは、成長にもつながるのですが結果として自分を苦しめてしまうことに。どんなに追い詰めたとしても、現状ではできない作業もあるのです。でも時間を置くことによって、できるようになる物事もあると達観するようにしてみましょう。
一日の流れを決めておこう
働きたくない日は、どうしても不安定になりますよね。心の安定を図るためにも、一日の予定を決めるようにしましょう。計画性のない状態で仕事をしていても、なかなかこなせないまま就業時間が終わってしまいます。しかし、先に今日の予定を決めてしまえば、その通りに作業を行うようにすればいいので、時間内にやることを終わらせるのが可能になりますよね。
スケジュール調整について
予定を立てる時は、無理に詰め込み過ぎずに余裕を取りながら、スケジュール調整をするのがコツです。一日の目標があれば、働きたくない心理になっている時でも、気付いたら仕事モードに切り替わっているでしょう。「今日だけは、やりたい仕事を優先しよう」というように、楽しくなりそうなプランを立てると、働くことが楽しくなります。
オンオフはしっかり切り替えよう
仕事ばかりしていると、会社が休みでも24時間働いている感覚になってしまう可能性があります。昔ながらの仕事人間と呼ばれる人に、その傾向があると言われていますが、常に仕事のことばかりを考えていても、出来ることは限られてしまいますよね。オンオフの切り替えをしっかりとするのが求められるでしょう。
仕事以外で楽しめるものを見つける
働くのが生き甲斐と思っていても、自分自身が仕事以外で楽しめるのはどのようなものでしょうか。働きたくないと心理的に追い詰められた時は、プライベートで元気を取り戻しましょう。思いきり遊んで、思いきり働く。嫌なことはその場で解消しておくと、気にならずにスッキリとした気分で作業を切り上げることが出来ますよね。
仕事は自宅に持ち帰らない
仕事が終わらないからといって、気になって持ち帰るようにする人もいるでしょう。アイデアだけでも考えておこうと思い、時間を使ってしまう人もいますよね。でもそれをしてしまうと、オンオフの切り替えができないため結果として疲れを引きずってしまうのです。仕事は、自宅に持ち帰らないようにするのがポイントです。
まとめ
働くことは誰もが望んでいる訳ではないので、どうしても不満や愚痴が溢れてしまう場合があります。仕方なく働いていると、自分だけが損をしているような気がしてしまいますよね。しかし働きたくない時の心理には、不満以外にも心のストレスや悩みも隠されているのです。
考え過ぎてしまうと、職場に行くのも仕事をするのも嫌になってしまいますよね。肩の力を抜く時は、しっかりと抜いてリラックスをすると、仕事の加減も自分で調節することが出来るでしょう。いろいろ試してみても上手くいかず、仕事に行きたくないと悩んでいるのであれば、職場を見直すことも一つの決断になります。自分が楽しいと思えるような仕事を、もう一度考えてみませんか。疲れた時は、ゆっくり立ち止まって自分自身に問い掛けるのも必要です。
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