配信する人の心理は、ネット社会だからこそ気になる部分ではありませんか。スマホが必須の生活が当たり前になり、あらゆるSNSのプラットフォームもあるので、他人の行動がとても身近に感じます。
ネット配信は誰でもできて近年とても人気がありますので、今回は配信する人の心理や性格の特徴などについてご紹介していきましょう。
配信する人の心理状況とは?
趣味やゲームプレイ中のライブ配信など、個人的な目的だけでなくビジネスとしても普及しています。では配信する人は心理的にどのような理由があるのか、考えられることをポイントごとにご説明しましょう。
注目されたい願望が強い
YouTubeの配信やインスタライブなど、配信する人の心理は注目されたい願望があるためです。なんとかして他人の視線を集めたいので、今までもTwitterやフェイスブックの投稿は頻繁にやっていたかもしれませんが、動画配信の便利なアプリやツールが増えてきたため、気を引くチャンスが増えたともいえますね。
注目されたい気持ちは誰でも多少はあるはずですが、子供の頃から目立ちたがりの傾向があった人もこのジャンルに含まれるかもしれません。
承認欲求が強い
配信する人の心理は、承認欲求が強いことが特徴です。他者から評価されたり認められたりしたい人は、自ら皆の目に留まるところに登場して反応を知りたがります。
中心人物になりたがる人も同じで、自分の役割以上によい評価をされたいことが目的。配信する人の心理は、自分が話題の中心にならないととても不快になり、わざと他人の話は聞かないこともあります。
認めてほしい願望を満たすためには、少し強引な行為に出ることもあるかもしれません。
人助けしたい
配信する人の心理は、人助けしたい気持ちがあるためで、自分が不特定多数の人に情報を提供して喜んでもらうことがゴールになっています。「いいね」の数が多くなるほどモチベーションもアップし、もっと満足される配信をしようと思うのです。
よくあるゲームのライブ配信。レベルを上げるために視聴するユーザーはたくさんいますよね。そんな人たちにとって、自分が知りたい欲求を満たしてあげているのだと満足できるので、基本的には人助けが好きなのでしょう。
自己顕示欲の象徴
配信する人の心理は自己顕示欲が強いためで、自分がマウンティングしている自覚がない人もいます。自己顕示欲の土台にあるのは自信がないこと。精神的にか弱いところもありますので、表面的には強い姿勢をアピールしたがります。
ツイートを投稿するだけならいいけれど、動画配信はちょっと…という人は多いので、配信を好む人は恥ずかしさを乗り越えてでも自己顕示して強い自分を演じたいのです。
配信する内容も、普段は行かない高級なレストランだったり海外旅行だったり、等身大以上の自分を見せたがります。
孤独感を埋めたい
配信する人の心理とは、ネットで多種多様な人とつながり孤独感を軽減したい願望があるからです。SNSが普及している今の時代は、友人の「数」が勝負になっていますので、たくさん友人がいないと孤独に感じてしまいます。
そのため配信して色々な人とつながると、自分がどこかに属している安心感につながるのです。手当たり次第に友人を増やしてしまい、付き合いが複雑になるとストレスに。それでも色々な人に囲まれているほうが存在感を意識できるのです。
自慢したい
配信するためには、カメラやマイクといった機材も必要になるでしょう。スマホだけで簡単に動画配信はできますが、習慣的に行っている人は配信機能やツールに詳しい自分を自慢したいことが関係しています。
わからないことは徹底的にリサーチして苦手を克服できるタイプ。知っていることは他人に自慢して、凄いねと言われると満足するのでしょう。配信用のツールを使いこなしているので、かなり高精度の動画に仕上がっていることも特徴です。
配信に向いているタイプの特徴について
配信する人は「ライバー」とも呼ばれていますが、動画視聴が好きなら配信が上手にできるとは限りません。ではどのような人に向いているのか、配信に適した人の性格や共通点について見ていきましょう。
マナーがある人
面白い動画やライブ配信など、あらゆる種類がある「配信」は、あらゆる人が対象になりますので、不快な言葉遣いや態度はできれば避けたいことです。マナーがあり気配りができる人は、新しいファンもどんどん増える可能性があるでしょう。
ライブ配信ならリアルな話がそのまま配信されていますので、自分の価値観や性格なども手にとるように皆にわかってしまいます。年齢相応であるか、またできるだけ否定的なコメントをもらわないよう、相手の立場になって考えられる大人のマナーがある人には向いているでしょう。
しっかり人の話を聞けるか
配信中にファンから投げ銭をもらうなど、最近はあらゆる機能を活用して目の前で会話しているようなリアル感も楽しめます。配信に向いている人とは、視聴者の声をきちんと聞ける人。
アドバイスされたことを根に持ったり否定的に解釈したりせず、貴重な意見として耳を傾けられる人は、配信を通じて自己成長も期待できるでしょう。
メッセージ力がある
ただ面白そうなことをピックアップして配信するよりも、自分の信念やメッセージをきちんと伝えるほうが視聴者ともつながりやすくなります。メッセージ力が強い人は配信内容も充実しますので、視聴者が欲しい情報を提供できるでしょう。
得意なジャンルや興味があることなど、自分のこだわりを共有できる人に向けて配信できる人は、普段のコミュケーションもとても豊かになるはずです。
視聴者からアプローチされたらどうする?
配信する人の中には、一躍人気者になり企業スポンサーがつくこともあります。一般の視聴者のファンも増え、場合によっては熱烈な追っかけができることも。もし配信する人がリスナーからアプローチされた場合は、どう対処するべきかご説明していきましょう。
個人的な付き合いはしない
配信する人は、心理的に有名になりたい気持ちや注目されたい思いが強い傾向がありますので、特別な感情を抱いてくれるリスナーにはそれなりのリアクションをしたくなるかもしれません。
しかし配信する人とリスナーという関係は、ある程度の距離感を大切にしたほうがお互いにトラブルにならないので安心でしょう。個人的にメッセージのやりとりをしたり、二人で会ったりする約束をすることは、できれば避けたいですね。
双方に恋人がいることもあり得ますので、他の人まで巻き込むトラブルも想定できるのです。
感謝する
自分の視聴者なら、応援してもらうことは配信する人の心理状況をくすぐることです。自分のやっていることが他人に認められ、ファンまでできるというのは目標達成以上に嬉しいことでしょう。
しかしネット上のつながりからプライベートに進展してしまうのは、逆に悪い評判になる可能性もあります。その場合は、自分を応援してくれるポジティブなリスナーに対しては感謝する程度にしておきましょう。
自分磨きにつなげる
他者の目に触れやすい配信する立場の人は、リスナーのコメントやリアクションは自分磨きのチャンスになります。否定的な意見を言われたら、改善すべきポイントとして受け止めること。
さらに皆に喜んでもらえる配信ができるように、自分磨きをしながら活躍してみましょう。リスナーからの個人的なコメントは、あくまでも声援として受け止めたほうが無難ということですね。
まとめ
配信する人の心理は、自分の存在感を多くの人に知ってもらいたいことが土台にあるでしょう。一般人でも有名になるチャンスがあちこちにある時代なので、興味がある人は自分自身のプライバシー面に注意したうえで、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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