掃除しに来てという男性の気持ちは、心理的に考えるとどのような理由があるのでしょうか。好きな人と一緒にいる時間は、何をしていても楽しいですよね。
とくに男性が自分の家に女性を招くのは、何かしら特別な意味があるようです。そこで今回は掃除しに来てという心理や、彼女に甘えてしまう男性の特徴についてご解説しましょう。
掃除しに来てという心理背景について
彼氏の部屋が散らかっていたら、つい片づけたくなるのが女性心理ですよね。そんな気持ちを男性は知っているのかどうか。「掃除しに来て」と誘う心理がありますが、どのような意味が隠されているのでしょうか。
家庭的かどうかをチェックしている
男性にモテる「家庭的な女性」は、洗濯や料理、掃除といった家事全般をこなし、まるでお母さんのようになんでも手際よくやってくれます。
そんな女性はいつの時代も男性の憧れ。とくに料理に関しては、美味しい手料理を振る舞ってくれる女性はとてもモテる印象がありますよね。
最近は女性も仕事を持ち、家庭的な人が減っている傾向にあるため、さらに家庭的な人に憧れを抱く男性が増えているのかもしれません。
掃除にしに来てという男性心理は、まさしく好きな人の家事のスキルを知りたいため。「料理を作りに来て」というよりも「掃除にしに来て」といったほうが、相手を気軽に誘いやすいのでしょう。
楽をしたいから
掃除しに来てという男性心理は、いつも忙しくて自分の家のことが何もできないので、手際のよい女性にやってもらいたいため。最近は家庭的な男性も増えていますが、女性の手際のよさがあれば、あっという間になんでも片づくはずです。
仕事で疲れているけど部屋の整理整頓がしたい、そんな時にふと好きな人の顔が頭に浮かんでしまうでしょう。難しいことではないから、きっと快くやってくれるだろうと期待しています。
自分の部屋に遊びに来てほしい
掃除しに来てという心理は、ただ自分の部屋に遊びに来てほしい気持ちがあるためで、女性が警戒しないよう気を遣いながら誘っています。
たとえば自分の洋服のコレクションを女性に見せたい、趣味の話がしたい、二人でのんびりテレビを観たいなど、周囲の視線を気にせずプライベートな環境でおうちデートをしたい願望があります。
彼女なら抵抗なく来てくれるはずですが、付き合う前の女性ならかなり慎重になるのは当たり前。自分の部屋はとても快適で居心地がよい場所なので、心をオープンにして付き合いたい人は家に呼びたくなるでしょう。
本命だから
掃除しに来てという心理は、本命の可能性があります。心のパーソナルスペースと同じで、好きな人にはできるだけ自分の快適なスペースに入ってほしいと願うもの。嫌いな人ならプライベートを自ら公開する気持ちにはなりません。
自分のことをもっとよく知ってもらいたい願望がありますので、好きな人に家族の話をするような心理と似ていますね。長所も短所も全て知ってもらいたいと思うのは、本気で相手とよい関係を築きたいからなのです。
癒されたいから
無機質な男性の部屋に好きな女性がいるだけで、現実逃避したような別世界になります。華やかで癒しムードがたっぷりの空間は、好きな人でないと演出できないこと。
掃除しに来てという男性心理は、今心がとても疲れていて癒しが必要な状態かもしれません。掃除機をサッとセットして使い始める姿。お母さんが部屋を掃除してくれるようで、心が落ち着きます。
自分の面倒を見てくれる人がいると感じる環境は、なんともいえない安堵感があるのです。
甘えている
掃除しに来てという男性は、純粋に女性に甘えているだけ。彼女が忙しくてなかなか会えない時などに孤独感を感じて、独り占めしたくなるのです。
言葉や態度で甘えるのは恥ずかしいため、何気なく「掃除して」とお願いして、自分のことをどれほどかまってくれるかをチェックしたいのでしょう。
「忙しいから嫌だ」などと断られてしまうと、とてもショックを受ける心理状態にあるかもしれません。
一緒にいたい
掃除しに来てという心理は、男性にとっての愛情表現のようなもの。会いたい、一緒にいたいという気持ちをストレートに言葉で伝えられないので、掃除しに来てと代わりに気持ちをアピールしています。
大好きな人といつも一緒にいたい、けれども誘う理由がなくて困っている状態。家に遊びに来てと言ってしまうと断られるリスクがある段階なので、「掃除」を理由にしてそれとなく自分の思いを知ってもらう作戦です。
自分の部屋を掃除してほしくない男性の理由
掃除しに来てという心理になる男性ばかりではありません。実は「彼女に部屋の掃除をしてほしい」という男性は、全体の3割程度。では掃除してほしくない男性の理由についても見ていきましょう。
なんでもかんでも捨てられたくない
掃除してくれるのはありがたいけれど、自分からお願いするのは少し気が引ける。そんな男性が多いのは、彼女が手際よく掃除をやりすぎて、大切なものまで捨てる可能性があるからなのです。
「こんな古い雑誌、要らないでしょ」と大切に保管していた絶版の本。他の人にはわからない価値のあるものが、たくさん自分の部屋にはありますよね。
いちいち彼女に指示しながら掃除してもらうのは気まずいので、それなら自分でやろうと思うようです。
見られたくないものがある
残業続きで疲れた時は、誰かに家事を任せたいと思うのは男性の本音でしょう。しかし実際に彼女や好きな女性にお願いしないのは、部屋に見られたくないものがあるからなのです。
たとえば昔の恋人からもらったぬいぐるみやお揃いの洋服など、自分の家には隠したいものがたくさんありますよね。掃除したがる彼女も、実はここが狙い目に。宝物探しのように彼氏の秘密を知りたいので、掃除をしたがる女性も少なくありません。
掃除嫌いがバレそう
デートの時は服装も髪型も完璧で、どこにも手抜きがないきちんとした男性。仕事のスーツもいつもシワがなくおしゃれで、女性が私生活を覗いてみたくなる人がいますよね。
彼女に掃除してもらいたくない男性は、掃除嫌いがバレてしまうことを恐れているからなのです。いつも乱雑になっている部屋。掃除が嫌いなだけでなく、よくあるケースとして、物を動かすと場所がわからなくなるからという人も多いですよね。
そんな大雑把な性格がわかってしまうと、自分の印象が悪くなるので怖いのです。表面的なことを重視する人は、よほど信頼する人でないと自分の全てはさらけ出さないでしょう。
彼女に甘える彼氏に共通すること
料理して、掃除してと彼女に甘えたがる男性には、次のような性格の共通点があります。
ストレスが溜まっている
甘えたがる男性は、仕事や人間関係のストレスが溜まっている可能性があります。彼女なら自分の弱みを見せられるので、素の自分で過ごせるでしょう。家に来て色々と面倒を見てもらうと、心の中まですっきりするはずです。
寂しいから
家に呼ぶ彼氏は、孤独で今寂しい状態です。彼女と気持ちが離れてしまい不安になっていたり、仕事で失敗したりしたことが苦痛になっているかもしれません。
そんな時は大好きな人にたっぷり甘えて、愛情をもらいたくなるのです。孤独を癒すには、快適な自分の部屋に好きな人が何もせずにいるだけでよいのでしょう。
まとめ
掃除しに来てという男性心理は、相手のことに興味を持っているサインですね。いつもデートで女性らしい素敵な人。プライベートではどのような能力を隠し持っているのか、一歩踏み込んだレベルで相手を知りたいのかもしれません。
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