人の耳を触るのは、心理的にいくつかのことが考えられます。人の顔を触るという行為は、全く知らない人にはできません。顔はとても大切な部分で、女性ならメイクを気にして、他人に触られるのを嫌がる人は多いはず。
耳は顔の中でも触りやすい部位なので、思わず手が伸びてしまう場合もあるかもしれません。肩や髪を触るのとは、少しニュアンスが違う人の耳。
触ってくる人の心理背景について、詳しくご説明していきますので、気になる人の思いを探ってみましょう。
人の耳を触る心理背景にあるもの
いきなり人から耳を触られると、とてもドキッとしませんか。人の耳を触るのは深層心理が表れていますので、その時の態度や行動だけでなく、心の中で考えていることを意識すると理解しやすくなります。
耳が好き
柔らかい耳たぶ、尖った形の耳、小さな耳など色々なタイプがあり、見ていると思わず触りたくなる耳フェチがいます。女性の場合、髪に耳が隠れているのであまり意識しないかもしれませんが、髪を一本に束ねている人はフェイスラインもはっきりとわかり、耳の存在感が倍増しています。
そんな瞬間に耳フェチの人は、思わず触れたくなるのでしょう。知らない人の耳を触るのは迷惑行為。しかし友人やふざける相手なら、お互いに耳を触り合うことはあるかもしれません。耳フェチは魅力的な耳を見ると、つい触りたくなるのです。
ドキドキさせたい
小さなパーツの耳ですが、異性に触れられるとドキドキする人もいますよね。恋人同士で二人きりになった瞬間に、彼氏が彼女の耳を触ってくるのは感情表現のひとつです。
好きな人の耳を触るのも同じ意味があり、相手をドキドキさせたい目的があります。耳は敏感な部分。触る人とは、ある程度親密な関係がないとできませんよね。
嫌がらず触らせてくれる人は、両想いの関係があると思ってもよいのでしょう。手を握るのとは違う意味があるので、誤解されないよう触る人も慎重にタイミングを考えてください。
特別な関係になりたい
人の耳を触る心理は今以上の関係を求めているためで、恋人関係を望む人は友人同士ではしないことをするでしょう。人の耳を触る心理は一歩踏み込んでいるサインで、友人以上の関係を期待している意味があります。
もし片想いの人から耳を触られたら、少し特別な気持ちになりますよね。耳は色々な要素を判断できる部分。嫌いな人や知らない人には触られたくないので、じゃれ合いながら耳を触られても平気な相手には、特別な気持ちがある可能性も考えられますね。
相手に触れたい
興味のある異性に触れたいと思うのは自然ですが、相手が不快な気持ちにならないよう注意しなければなりません。恋人同士など親密な関係なら、パーソナルスペースは狭くなり相手と肌が触れるほど接近しても大丈夫です。
耳を触る距離感も、かなり信頼できる人でないと得られないパーソナルスペースなので、自分の気持ちをアピールする関係性があるといえます。
好きな人の姿は見ているだけで愛おしいものですが、耳の場合はつい手が伸びてしまうケースもあるでしょう。
自分の耳を触る癖がある人の心理
何かあると、すぐに耳を触る人が周囲にいませんか。仕事中に耳を触る人や食事中に耳を触る人など、よくある仕草ですが深層心理は次のようなことが考えられます。
緊張している
人間は緊張すると、体に無意識な反応が起こります。冷や汗をかいたり目がきょろきょろしたり、人によっては耳を触る仕草になるケースも。
メイクを崩さないよう顔を避けて、耳に手がいってしまう女性も多いでしょう。緊張感を隠すために耳を触り、違う部分に意識をそらすのが目的。
上司に文句を言われている間に、ふと手が耳にいってしまうのは、緊張した態度で相手に不信感を与えたくないからでしょう。
不安がある
耳を触る心理は不安が背景にあり、現在人間関係に不安を抱く人や悩みごとを抱えている人は、バランスが維持できず普段はやらない仕草をしてしまいます。
よく子供が不安な環境にいると耳を触り、自分を落ち着かせる場合がありますが大人も同じ。自分の居場所がなくて不安になると、耳を触る心理が働きます。
一時的な場合だけでなく、長期間抱える不安があると、耳を触るのが習慣になっているでしょう。この場合は無理やり癖を直しても、根本を改善しないと直すことはできないかもしれません。
つまらない
デートの最中に女性がピアスをいじったり、耳を触ったりするのは退屈なサイン。つまらないというメッセージを、それとなく相手に送る際の仕草です。
たとえば話題に興味をなくした瞬間、窓の外を見ながら耳を触るのはその場から去りたいため。相手の興味を引くためには、いったん自分の話をストップして、相手に話し役になってもらうとよいですね。
質問して発言するチャンスを与えること。まだ全てのことに興味を失っているわけでないので、修復できる可能性はあります。
隠しごとをしている
尋問されて耳を触るのは隠しごとをしているためで、バレないように体が敏感に反応しています。内緒の合コンが恋人に見つかってしまい、どう答えればよいのかわからない時。
顔に出やすい人は突然の仕草で、相手の意識をそらしているのでしょう。自分が置かれた環境に嫌悪感を抱き、耳を触りながら気持ちを整えているサインです。
そんな時はこの場をなんとか切り抜けようと、必死になっていると考えられます。
顔をタッチする意味について
人の耳に触る心理背景だけでなく、顔を触ってくる人はどのような思いがあるのか気になるところです。そこで顔を触る時の心理的特徴について、詳しくご説明していきましょう。
可愛らしいから触りたい
好きな人の顔が可愛らしくて、衝動的に触ってしまう場面があります。それは愛しいものを見て、つい触りたくなってしまったため。
たとえば男性が好きな女性を目の前にしていると、あまりにも肌が綺麗で興味を持ち触ってしまう場合があります。可愛らしいものは触感や温度などが知りたくて、実際に行動を起こしてしまうのです。
眠っている赤ちゃんに触りたくなるのと同じかもしれません。頭で判断する前に、手が勝手に伸びてしまうのでしょう。
自分を見てほしい
顔を触ると、相手も無意識にこちらを向いてくれてアイコンタクトがとれます。大切な話をする前など、きちんと集中してほしい場合に顔を触り、自分をしっかりと見てほしいのです。
顔を触るのはこのような理由と同じく、心理的にも自分をもっと意識してほしい場合にやっています。好きな人に自分の存在感をもっとアピールしたい時、他の人がやらない態度で急接近します。顔を触られるとしばらく記憶に残り、特別な人に変わっていくかもしれません。
スキンシップがわからない
付き合い始めや恋愛経験が少ない人は、異性とスキンシップのとり方がわからず、一番手が届きやすい顔を触って愛情表現しています。
手を握って嫌がられても恥ずかしいですし、肩を組むのは勇気が要ること。相手の気持ちを確認するためにも顔は表情もわかるので、手っ取り早いスキンシップだといえるでしょう。
まとめ
人の耳を触る心理は愛情が土台にあったり、相手に興味を持ち始めた段階であったりしても、思わずやってしまうこと。気になる人に触れたいと思うのはとても自然な気持ちなので、初めの一回は勇気を出してアプローチしてくださいね。
もし相手が嫌がる場合はしばらく距離を置き、徐々に慣れてきたらスキンシップの量を増やしていくと安心です。
☆こちらの記事も読んでみてくださいね。