年上好きの心理が働くのは、女性に甘えたいことだけが理由でしょうか。付き合う女性全てがなぜか年上で、わざと年齢を意識しているわけではないけれど、年上に惹かれてしまう人がいます。
恋愛に年齢は関係といわれますが、女性が年上だと普通のカップルにはないメリットやデメリットがあります。また心理背景だけでなく性格も、恋愛を左右する大きな要因になるでしょう。
幸せな毎日を送るためには、自分の恋愛パターンを把握しておくとよいかもしれません。では年上好きの心理や特徴について、詳しくご解説していきますね。
年上好きの人の特徴について
年上好きの人には、いくつか共通するところがあります。女性たちが放っておけないこのタイプの男性の、気になる特徴についてご紹介しましょう。
女性に頼りたい
年上好きの男性は基本的に女性に頼りたい性格なので、強がることをせずなんでも好きな人に相談したり、困っている自分をアピールしたりします。
自分のダメな部分を指摘してくれる人に心を動かされる傾向があり、しっかりと自分を受け止めてくれると、包容力がいつしか大切なものに変わっていきます。
同い年、もしくは年下だと自分がリードしなければならないプレッシャーがありますが、年上女性だといつも素の自分でいられるのがメリットです。
甘え上手
2歳年上や3歳年上など、わずかな年齢差ならよくあることかもしれませんが、中には女性が10歳以上年上の夫婦も存在します。この場合は男性が甘え上手で、女性が甘えられるのが好きなタイプ。
お互いに欲しいものが同じだと、相性もピッタリと合うでしょう。寂しい時に「会いたい」と恥ずかしげもなく言える彼氏は、年上女性から見るとギュッと抱きしめたくなる可愛らしい存在になります。
大人っぽい女性が好き
年下男性が年上女性に求めるのは自立心。なんでも自分でこなせる女性は素敵で、頼りがいのある存在です。
自分にないものを持っている人に憧れる人はとても多く、これは恋愛においても同じでしょう。自立心が足りない男性は、必然的に大人っぽく振る舞える人が素敵に見えます。
年上好きの男性は必ずしも年齢にこだわっているわけではありませんが、大人っぽい雰囲気を持っている女性は、自分よりも年上になる傾向も。しっかりとお互いを支え合う、そんな関係を好みます。
ねだるのが上手
年上好きの男性は、女性にねだるのが上手です。「今月給料が少ないから、夕飯を奢ってほしい」など、普通なら恥ずかしくて言えないことを自然に言うので、女性も嫌がることがありません。
彼女が年上だと、自分よりも収入が多い可能性がありますので、金銭面でも女性がリードしているカップルも多いでしょう。
ねだり上手なうえに、時々少ない給料からプレゼントを贈ってくれることがあると、彼女はとても嬉しく感じるのです。
家庭的な女性が好き
家庭的な女性を好む男性は癒しが魅力になっているため、安心して一緒にいられる人を好みます。いつも完璧にメイクをしている女性よりも、家でのんびりと過ごすタイプ。
外食するよりも手料理が得意で、家事をなんでもこなせる人が好きでしょう。「結婚するなら男性の胃袋を掴め」とよくいわれますが、年上好きの人は奥さんにしたいタイプを好きになることが多いかもしれません。
年上を好きになる心理背景とは?
「よく考えてみたら、過去の恋人は全員年上女性だった」という男性も稀にいます。恋愛相手は意識しているわけではありませんが、なぜか共通する魅力を持っている人を選びがちです。では年上好きの心理面から、考えられるポイントをご紹介しましょう。
自分が一番大切な存在になりたい
年上女性は、自分よりも人生経験が豊富なのでなんでも答えてくれますし、困った時に頼れる存在です。なぜ年上ばかりを好きになるのかは、心理的に「自分が一番になりたい」という意味があります。
女性は男性に包容力を求めやすい傾向も。ですが男性も実は同じで、自分だけをしっかりと包み込んでくれる女性が好きなのです。しかし世間体を気にする部分もあるので。男らしく強がって弱い面を見せずに生きる男性が多いですよね。
母性愛が欲しい
年上好きの心理が働くのは、子供の頃に母親に大切にされて育った男性で、自分で何かする前に母親が助けてくれたために自立心が欠けているのです。
母性愛を恋愛相手にも求めるので、必然的に求めるタイプが限られてしまいます。男性はどのような性格の人でも、母親に執着しがちな部分はあるもの。
母親を大切にする気持ちは、女性を大切にする男性のマナーにもつながりますので、とてもよいことでしょう。しかしエスカレートすると、自分の母親に似た女性を探すようになり、料理の仕方や話し方などにこだわりを持ちすぎる場面もあります。
恋愛するのが不安
恋愛経験が少ない男性は年下女性と付き合うと、デートの計画から経済的な面まで、何かと自分にプレッシャーがかかってきます。
また経験豊富な女性だと「自分が見下されてしまうのでは…」という不安があり、リードされるのも難しいかもしれません。その点年上女性なら不安を抱えずに付き合えますし、女性のほうが経験豊富なのはお互いに納得のこと。
恋愛したいけれど失敗するのが怖い男性は、自然と経験豊富な人を選び自分を磨きたい気持ちがあるのでしょう。
甘えられるよりも甘えるほうが好き
年上好きの心理は人に甘えられるのが苦手なので、はっきりとアピールしてくる人は「弱い人間」だと思ってしまいます。会いたいと彼女に言われても「仕事が忙しいから会えない」「我慢してほしい」と、相手を厳しく評価してしまうでしょう。
しかし自分の場合は別の話。寛容な心でしっかりと自分の甘えを受け入れてくれる人には、つい心を許してしまうのです。
責任感が足りない
責任感が足りない面がある年上好きの心理は、誰かがなんとかしてくれるといつも甘える部分があります。たとえば彼女が年上のカップルの場合。
デートの食事代が払えない時は彼女に会計してもらう、デートは自分の行きたい場所ややりたいことを好きに選び、相手の気持ちを考えないようなこともあります。
自分勝手な部分もありますが、年上女性にとっては「可愛らしいわがまま」くらいにしか見えないのかもしれません。
恋愛パターンを知り出会うチャンスを増やすコツ
自分の恋愛パターンを知ると、出会いのチャンスも自然と増えてきます。年上好きの心理が働く人は、次のポイントを意識して恋活するとよいですね。
相談を持ちかける
女性の中には「年下男性はNG」という人も少なくありません。年齢だけで興味をなくされてしまうのは、とても残念ですよね。まずは相手を頼るためにも、相談ごとを持ちかけてみましょう。
困っている男性を見た時、自分が助けてあげたいと思う女性も多いもの。そんなバランスが意外と居心地がよく、恋愛関係に進展する可能性があります。
ギャップを意識する
女性に甘えてばかりでは、上手くいかないケースも。男としてやるべき部分はしっかりと押さえるなど、他の人が知らないギャップを好きな女性だけに見せるのがコツです。意外性を持ち、年齢差をカバーしてみましょう。
年上好きの心理には甘えたい思いも!
年上好きの心理は、多くの男性が持っている部分もあります。社会に出たら強く生きなければならないと肩に力が入る人にとって、自立した包容力のある女性はとても魅力的です。
落ちこんでしまった時、そばにいてくれる人の存在は大切。年齢でその人の価値を決めることはできませんが、年上好きの人は心理背景を考えて納得のいくパートナーを見つけてくださいね。
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