先の約束をする心理は、早めに相手の都合を把握するという目的があります。どうしてもキャンセルできないことは、早い段階でスケジュールを組みますよね。
たとえば結婚式。数か月前から招待状が届くのは、予定を確認するためです。このような場合だけでなく人と約束をする際には、相手との関係を考えてタイミングにこだわるケースも。
たとえば本命の女性なら食事の約束をする際に、いつ声をかけるか頭を悩ませるところです。先の約束をする心理は好きな女性だからといわれていますが、男性の行動でわかる相手への気持ちについて、詳しくご解説していきましょう。
先の約束をする心理について
「来週の日曜日、夜9時に電話する」など、些細な内容でも先の約束をする心理が働くことがあります。なぜそんな気持ちになるのか、深層心理で考えられるポイントを見ていきましょう。
断られたくないため
好きな女性に断られるのは、どのようなことでも辛いですよね。モチベーションが下がり次の行動をどうするべきか、アイデアが浮かんでこない場合もあるでしょう。
デートに誘って相手がどう答えてくれるか、脈ありの人でも100%は安心できません。先の約束をする心理は相手に断られたくないためで、時間に余裕を持たせて都合をつけてほしいからです。
いきなり「今日食事行ける?」と誘っても、都合が悪ければ断ってくるでしょう。約束を守ってほしい人には、先の約束をする心理が働くのです。
急な約束で相手を困らせたくない
急な約束は自分の都合なので、相手に迷惑をかける場合もあります。気になる人に対してはできるだけ慎重に行動を起こしたほうがよいので、無計画な約束は失敗のリスクもあるでしょう。
性格のよい人だと「せっかく誘ってくれたから」と、先約をキャンセルしてまで来てくれるケースも。しかし心の中では負担に感じ、突然の約束で困っているかもしれません。
時間に余裕を持って先の約束をする心理は、相手にきちんとした性格であることをアピールするチャンスにもなっています。
大好きな人だから
本命の女性には、先の約束をする心理が働きます。約束する前からじっくりとデート内容を考え、誘うタイミングも計画済みです。
好きな人との約束は、ほとんどの人が必ず守るでしょう。他の用事をキャンセルしてでも、恋愛対象の人とは一緒にいたいですよね。
突然の誘いだと相手にも都合がありますし、タイミング悪く何度も誘うとお互いに気分が悪くなる可能性もあります。大好きな人とは先の約束をして、当日までカウントダウンする楽しみも増えるでしょう。
先の約束が苦手な人もいるので注意しよう
先の約束はお互いにスケジュール調整ができるので好都合に思いますが、中には先の約束が苦手な人もいます。一か月前に誘ったのにドタキャンされるような事態になるのは、次のような理由が考えられます。
憂鬱になる
先の約束をする心理は、必ず予定を決行したい気持ちがあるためですが、予定が近づくにつれて徐々に憂鬱になった経験は誰しもあるでしょう。
たとえば友人に誘われた合コン。2週間後のことなのでまだまだ先だと安心していると、徐々に約束の日が近づき行くのが面倒に感じます。
もし今日、明日と突然誘われたら、深く考えずにすぐに参加したかもしれませんよね。このように先の約束をするのが苦手な人も中にはいて、約束しなければよかったと後悔しながら当日を迎えます。
予定がストレスになる
予定がある生活は、意外とストレスになりませんか。病院の予約や仕事の打ち合わせ、友人との飲み会など。毎日スケジュールをチェックして、次の予定の準備をしなければなりません。
さほど大きなイベントでなくても「予定」があると、頭の片隅にちらつきますよね。次第とそれがストレスになり、楽しみだったはずの約束が負担に感じてしまうのです。
大好きな人と会う日も楽しみすぎて、逆に緊張感につながってしまう可能性もあるでしょう。
誘われた瞬間だけ楽しい
先の約束をする心理は、大好きな人や今後関係を大切に温めたい人など、お互いのスペースを大切にしている意味があります。
先の予定が苦手な人は、誘われた瞬間だけが楽しさのピークで、それ以降は徐々にモチベーションが下がる傾向があるでしょう。
実際に行くと思った以上に楽しいのですが、約束の日が近づくにつれて負担に耐え切れず、ドタキャンしてしまう場合も。
約束を守るのは、人間関係を上手く続ける基本です。しかしタイミングを間違えたために、大切な人と過ごせるはずの時間が消えてしまうこともあるので注意しましょう。
断れないプレッシャーが苦手
先の約束をする心理は、相手にスケジュール調整する時間の余裕を与える意味があります。必ず守ってほしい約束、たとえば旅行のように大切なイベントは、早めに計画しますよね。
先の約束は誘った側が相手の心理を掴み、断れない状況であると理解しています。そのため誘われた人はプレッシャーになり、当日が憂鬱になってしまうのです。
たとえば「今日仕事の帰りに食事しない?」といきなり誘われた場合。数時間後に「仕事が終わらないから別の日にしよう」と断っても違和感はありません。
しかし1か月先の約束を前日に断ると、それまで時間がたっぷりとあったのに「なぜ今?」と、相手に不信感を抱かせてしまいますよね。
考えることが増える
先の約束があると、その日に向けて色々と準備しなければならず、考えることが増えます。大好きな人とのデートなら毎日がワクワクするはずですが、さほど気になる人ではない場合は、考えごとが増えること自体面倒に感じてしまいます。
何を着ていけばよいか、どのような話をすればよいのかなど、神経質な人ならかなりストレスに感じるでしょう。そんなタイプは予定を入れるのが苦手なので、相手の性格に合わせて誘うタイミングをきちんと掴んでおきたいですね。
好きな女性だけにやってしまうこと
好きな人だけにやってしまう内容が色々とあります。とくに男性は女性よりもわかりやすく態度に出しているので、周囲にも知られている時も。では本命だけにやってしまう男性の、特別な行動について見ていきましょう。
誕生日を覚えている
本命の人のことはなんでも気になります。誕生日は特別な日で、親しい人しか知らない内容でしょう。本命の女性の誕生日はしっかりと頭にインプットされているので、誕生日が近づくとプレゼントをどうしようか、早い段階から悩む男性もいます。
しっかりと話を聞く
好きな女性の仕草や態度は、どれもドキッとするほど魅力的です。とくに夢中になって話をしている姿は、思わず見とれてしまうケースも。
本命の女性とはしっかりとアイコンタクトをとり、相手の話を最後まで聞いています。興味のない人だと、それとなく聞き流す程度かもしれません。自分の態度で、愛情の深さが判断できるのです。
嫌われたくないので慎重になる
本命の女性にはできるだけ好感度を与えたいため、相手が嫌がることはしません。たとえば食事に誘った時、相手が断ってきても無理に誘うことはないでしょう。
一歩身を引いて相手の気持ちを尊重するのが、本気になっているサインです。中には強引にアプローチする男性もいますよね。嫌われないよう女性が望む態度を考えるのが、成功の鍵になるのです。
まとめ
先の約束をする心理ですが、誰しも経験したことがあるはず。どうしても決行したい内容は、時間をかけてじっくりと計画しますよね。本命とデートするのも、海外旅行に行くようなワクワク感があるということなのでしょう。
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