左側に立つ心理は、恋愛戦術にも役立つことがあります。立ち位置は無意識に選んでいるものですが、よく考えると人によって左側と右側とでは、快適に感じる場所が違うでしょう。
左側に立つ心理の意味を知ると、好きな相手の心を射止める確率が高くなるかもしれません。
人間は心理的に起こす行動や動作、仕草などが色々とあります。しかし普段の生活で、なにげなく選ぶ立ち位置もそのひとつ。
そこで今回は左側に立つ心理について、男女の違いを詳しくご説明していきましょう。
女性が男性の左側に立つ心理について
デートの時や、女友達と隣同士で歩く時など。女性がどちら側に立っているのか、意識した経験はありますか。多くの女性が選ぶ、男性の左側。実はこのような心理が隠されているのです。
安心するから
女性はなぜか男性の左側に立つ心理があり、多くの人が「安心する」ということを理由として挙げています。
周囲を見渡すとわかりますが、世の中には左利きよりも右利きの人のほうが多いですよね。女性が男性の左側に立つ心理は利き腕の右で、すぐ男性に触れられるからかもしれません。
恋愛心理は男女で違うことが色々とありますが、男女で並ぶ時は女性の立ち位置が左側のほうが、なんとなくお互いにしっくりきますよね。
心臓の音が聞こえるから
人間の本能的な面が働き、男性の心音が聞きやすい左側を無意識に女性は選んでいます。心臓の鼓動は緊張するとドキドキと早くなり、落ち着いている時はゆっくり。
相手の心境を知るためにも女性は左側で、心音を確認したいのかもしれません。初めてのデートだとお互いに緊張して、上手く話ができない場面もあります。
そんな時に相手の緊張感を知るには、心臓の音を聞くとわかりやすいかもしれません。でもいきなり胸に耳を当てて聞くわけにもいかず、女性は近い左側をゲットしているのです。
好きな人と壁をなくしたいため
女性が男性の左側に立つ心理は、座った時や話をする動作の時に、必然的に体を向けやすくなるからです。
右利きの人はテーブルにグラスを置くのは右側になり、ほとんどの動作で右腕を使います。もし男性の右側に座ったとすると、グラスを掴むにも食事をするにも、体は必然的に右方向に向いてしまいます。
好きな人とはできるだけ距離感をなくして近づきたいため、体を向けやすい左側を自然と選んでいるのです。
意識せずに座っている左側は好きな女性のために、いつでも空けておきたいですね。
男性を安心させるため
「男は女を守るもの」そんな教えを受けて育った男性は、世の中に少なくないでしょう。女性が左側に立つ心理は動物的な本能で、男性を安心させるためともいわれています。
その理由は、右利きの男性は利き腕を自由にして、すぐに女性を守る体勢でいたいため。腕がぶつかるようなシチュエーションだと、何かあった時に動きにくい不安があるのです。
そのため女性は男性を安心させるために、左側を選ぶともいわれているでしょう。
告白されるのを待っている
左側に立つ心理は、男性に告白されるのを待っている可能性があります。左側を好む女性は男性に甘えるのが好きで、ボディタッチによって安心感を得ています。
自分から告白したくないので、男性から行動を起こしてほしい時は、左側に立ち相手の行動をチェックしています。
告白を待っている時は上目遣いに、相手にそれとなくメッセージを送っているかもしれません。
女性の中には左肩にバッグをかける人も多いので、男性の右側だとバッグが邪魔に。左側ならいつでも振り向いてもらえるので、本音トークがしたいサインになっています。
男性が女性の左側に立つ男性の心理
左側に立つ心理は、男女で違う意味があります。男性にはどのような意味があるのか、詳しくお伝えしましょう。
甘えている
男性の利き腕になる右腕は、女性を守るために使うもの。そのため女性の左側を選ぶ人は利き腕を隠しているため、男らしさをアピールしたくない場合もあります。
姉さん女房的な人に頼ってしまうタイプや、泣き言を彼女に言ってしまうタイプなど。甘え上手の男性は左側にいるほうが、精神的に安心するのかもしれません。
利き腕がオープンになっていると、嫌でも男としての責任を負わされるようなもの。デート中は彼女にリードしてもらいたいと思う人なら、ずっと左側に立っているかもしれません。
彼女が大好き
左側に立つ心理は彼女のことが大好きで、もっと仲良くなりたい気持ちのアピールです。右利きの体は、無意識に右方向を先に見る習慣がありますので、女性の左側に立つと彼女の姿や表情がすぐに見えます。
いつも見ていたい好きな人は、近い距離感にいてほしい気持ちの表れなのでしょう。怒っていないか、楽しんでいるか。
そんな女性の気持ちを仕草や表情から、いつもチェックしていたい愛情のサインです。
守ってあげたい
右利きの男性は腕を自由にして、いつでも女性を守る体勢になっています。この心理と同様に左側に立つ心理は、利き腕が女性に触れているため、何かあってもすぐに掴める状態。
防衛本能が働き、近距離に立ちたい気持ちが隠されています。たとえば隣にいるのが、静かな性格の彼女だったとしましょう。
何も言わずに黙って我慢する性格の人だと、何かと心配になりますよね。そんな彼女をいつも守ってあげたいと思うと、無意識に女性の左側に立つ心理になるのかもしれません。
隣にいる人は好感度が高い!
左側に立つか右側に立つかによって、心理的にさまざまな意味があります。しかしもうひとつ知っておきたいのは、正面にいる女性の存在について。男性にとって右が左よりも、隣か正面かで相手に抱く印象が変わっています。
正面に座る人は親しみを感じていない
たとえば好意を抱く女性と、カフェに行ったとしましょう。座る席は今後の流れを変えるほど、とても大切だと知っていましたか。
男性にとって正面に座る人には、親しみを持てない傾向があります。その理由は防衛本能が強いため、正面の人は敵とみなすことがあるのです。
気になる女性と向い合わせでお茶をするよりも、隣同士になったほうがさらに愛情が湧いてくるということ。
仲良くなりたい人とは向い合わせでなく、隣同士になる場所を選んだほうが賢明ですね。
公園デートやバーのカウンターがオススメ
好きな人と精神的にもっと近づくなら、隣同士の時間を増やしましょう。立ち位置はそれぞれの好みがあるはずなので、快適に感じるポジションを確保してください。
隣同士になるのは、公園のベンチやバーのカウンター、ドライブなどがあります。向い合わせになると距離感があるので、相手の話が聞き取りにくい場合があり、沈黙が続くケースも。
物理的に正面よりも隣同士にいたほうが、何かとコミュニケーションをとりやすくなります。本命の人とデートする時は、そんなことも頭に入れておくとよいですね。
左側は大切な人のため
左側は、人間が本能的に守りたくなります。自分にとって知らない人が、いきなり左側に接近した時を考えてみましょう。
なんとなく居心地が悪くなり、離れたくなりますよね。左側は防衛本能が働くので、慣れない相手が左側にいると緊張します。
好きな女性ともっと仲良くなるなら、徐々に立ち位置を考えるのも必要かもしれません。左側は、信頼できる大切な人のためにとっておく場所。右でも左でも安心できる関係になるには、徐々にお互いに慣れる時間が大切です。
まとめ
左側に立つ心理は、女性が特別な想いを込めてメッセージを送っています。それと同時に男性も、相手に対する気持ちが立ち位置となっています。
大切な人とは、どの場所にいてもつながりがあるもの。左側にするか右側にするか、その日の気分で選べるほど快適な関係が築けるとよいですね。
☆こちらの記事もチェックしてみてくださいね。