会話中にあくびする人の心理と接し方

会話中にあくびする人の心理と接し方

会話中にあくびするのは、心理的に相手にメッセージを送っている可能性があります。自分の話を相手が退屈そうに聞いているのは、決して気分がよいことではありませんが、ダイレクトに怒ってしまう前に相手がその時に感じていることを心理的な視野から考えてみませんか。

では会話中にあくびする人の心理背景や、対処方法で困った時の解決策をご紹介しましょう。


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会話中にあくびする心理はなぜか?

会話中にあくびする人の心理と接し方

会話中のあくびは、相手に嫌われているのかと一瞬不安になる瞬間。失礼な態度にも見えるため、その時は不穏な空気が漂ってしまうでしょう。

相手が会話中にあくびするのは、表面的なことではわからない次のような心理的特徴が関係しています。

 

好意を寄せているから

会話中のあくびは相手を不快にさせる行為ですが、好きな人の場合は少し違った解釈もできます。たとえば自分があくびをして、相手もつられてあくびをする場合は、好意を寄せていることが考えられます。

会話中にあくびするのは、心理的に好きな人に共感性を抱いているためで、ミラーリング効果のように好きな人の真似をすると心理的に近づけること。

あくびもそのひとつで、興味のある相手なので些細な行動もしっかりチェックしていることになりますね。

 

リラックスしている

ものすごく緊張するミーティング中や、好きな人に告白する場面などは、会話中にあくびする心理状況ではないでしょう。逆にあくびして背中を伸ばすなど、リラックスする態度が見える人は、相手が気を許しているサインです。

知らない人のそばでは自分を守ることに意識が集中しているので、相手に隙を見せることはしません。会話中にあくびする心理とは、油断できるほど安心していることなのでしょう。

 

退屈している

とてもつまらない映画を観ていると、次第に疲れてあくびが出ます。会話中のあくびの心理も同じで、その状況がとても退屈であることが考えられます。

たとえば初めてのデート。緊張して話題が続かない時や、興味のない話題を続けられた時は、退屈してしまいあくびが出るでしょう。逆に興奮するほど楽しい時にあくびが出ることはほとんどありませんので、一緒にいる人に対して不満を抱えている可能性もあるのです。

 

真面目な人

あくびは人間の体が無意識にやっている行為のひとつで、脳へもっと酸素を送り込むことが理由とされています。退屈だからと簡単に片づけやすい他人のあくび。

しかし真面目な人はしっかり会話に集中するために、疲れた脳を回復させたくてあくびをして気持ちを入れ替えているのです。たとえば残業で睡眠時間が削られ疲れている時のデート。

疲れているとは言いたくないので、必死に起きようとあくびを繰り返しています。悪気は全くなく、とても真面目に物ごとに取り組む人かもしれません。

 

脈なしの可能性あり

会話中のあくびは、心理的にも他人をネガティブな気持ちにさせるものですよね。そんな一般的な解釈がされるあくび。興味がない人と一緒の時に、気持ちがきちんと伝わるように退屈なふりをすることがあります。

夢中になって会話に乗ってしまうと、脈ありだと勘違いされる可能性は高いでしょう。逆に会話中にあくびすると、心理的にも相手の心が読めたような気分になるはず。

もし片想いの人と初デートであくびを連発していたら、脈なしの可能性も考えておいたほうが安心です。

 

帰りたいサイン

会話中にあくびするのは、心理的に早く帰りたいメッセージを送っているため。内向的な性格ではっきりと相手に言えない人は、態度で察してもらいたいのです。

あくびをする人は疲れている、眠い、つまらないなど、いくつかの理由が考えられます。そんな人を無理やり付き合わせては申し訳ない、そんな意思疎通を狙ってそれとなく帰りたい雰囲気を演出しているのです。

 

あくびされた時の対処方法について

会話中にあくびする人の心理と接し方

ここぞという場面で相手にあくびをされた場合は、次の対処法を試してみましょう。必ずしも相手に不満があるとは限りませんので、決めつけた態度になるのは避けたいですね。

 

話題を変える

人に対して興味がないのではなく、たまたまその時の話題が退屈な可能性があります。その場合は話題を変えて、相手がどう反応するか様子を見てください。

好きな人の前で張り切って自分の得意な話題ばかりをしてしまう人がいますが、これでは退屈させてしまうだけ。あくびをしていたらすぐに会話の内容を見直して、相手に色々と質問してあげることも方法です。

 

大丈夫か聞いてあげる

あくびはよほど眠いか疲れている可能性もあるので、会話中にあくびをされたら労いの言葉をかけてあげましょう。「昨日は遅かったの?」「疲れていない?」と一声かければ、あくびをした人は自分の行いを察してくれるでしょう。

「なんであくびばかりするの?」と攻撃的に詰め寄らないこと。あくびはマナー違反ではありますが、全てが同じ状況ではありません。相手の行為に不満があっても、感情的にならず判断してくださいね。

 

違うところに行く

会話中のあくびは退屈してきたサインの可能性が高いので、「別の店に移動する?」と質問してみましょう。たとえ話が弾んだとしても、同じ場所に長時間いるのは退屈する原因に。

食事中ならカフェにお店を変えて、雰囲気の違う環境で過ごすこともオススメです。もし眠い人なら、体を動かすと目が覚めるかもしれません。

 

解散する

気を遣い話題を変えたり心配してあげたりしても、一向に相手がつまらなそうにあくびをするのは、興味がない可能性があります。もし好きな人の前でうっかりあくびをしたら、挽回するために色々な工夫をするはず。

脈なしだと判断された場合は、お互いに苦痛になるだけなので、「そろそろ帰りましょうか」と提案してみてください。相手が「そうですね」とすぐ反応する場合は、次回の約束は相手から連絡が来るまで待ちましょう。

もし疲れている状態なら、早めに切り上げてくれる心遣いに感謝してくれるはずです。

 

あくびされないデートのコツ

会話中にあくびする人の心理と接し方

あくびされるデートは自信喪失にもつながるでしょう。そうならないためにも、慣れない相手や本命の人なら、あくびされないポイントを意識してプランを立ててくださいね。

 

行き先は相手に決めてもらう

全て計画された通りにデートするのは、刺激が足りないかもしれません。あまり興味がないところだと、思わずあくびしてしまうこともあるでしょう。そうならないためには、デートの行き先は相手に決めてもらうことがベストです。

 

興味がありそうな話題を選んでおく

会話中のあくびは心理的に退屈している、つまらないなどの理由が挙げられますので、自分が話したいことではなく、相手の興味に合わせて話題を選んでおきましょう。

たとえば女性に車の話をしても退屈するだけ。グルメやファッションなど、好まれる話題をピックアップしておくと安心です。

 

質問を増やす

あくびされないためには、相手の意識を引きつけておくことがコツ。そのためには一方的なコミュニケーションにならないよう、相手に質問を繰り返すことが必要です。

女性なら話すことが大好きなので、聞かされるよりも話すチャンスをどんどん与えてあげることが刺激的なデートのコツですね。「好きな色は何?」「好きな俳優は誰?」など、会話を相手に広げてもらえばこちらの負担も減ります。

 

まとめ

会話中のあくびは、心理的に伝えたいことがあるけど言えないもどかしさが見えてきますね。態度だけではその人の気持ちや考え方は判断できないので、気になる時はその場の雰囲気を変えるよう工夫してみてください。

 

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