誰か紹介しようかという心理は、それとなく言ってしまう一言のように感じますが、相手が誰でもよいわけではありません。紹介したくなる人は自分にとって特別な存在で、女性全てが対象ではないのです。
仕事もできて魅力的なのに、なぜか彼氏がいない女性。そんな人を放っておけない男性は、きっと多いでしょう。誰か紹介しようかとお世話したくなるのは、どのようなタイプの女性だと考えられますか。
現実問題「紹介」を成功させるのは、意外と難しいもの。お互いをよく知っているつもりでも、恋愛につなげるのは自分の力が及ばない場面もありますよね。
では誰か紹介しようかという心理と、お世話したくなる女性の特徴についてご説明していきましょう。
誰か紹介しようかという心理背景について
誰か紹介しようかという心理背景について、詳しくご説明していきますね。なぜか気になる存在の女性。自分にできることはないかと心配するのは、次のような理由があるためです。
幸せになってほしい
失恋したばかりの女友達。いつもニコニコして元気だった子が、突然の出来事で暗くなっています。話にも乗ってこないうえに、お茶に誘っても断ってくる寂しそうな女性。
「とても性格がよい子なのに、なぜこんな思いをしなければならないのか」と、周囲の男性が気にかける場面もあるでしょう。もっと幸福になってよいはずだと思うと、誰か紹介しようかという心理が働きます。
しかし実際、紹介を成功させるのは難しいこと。それでも相手の女性の幸せのために、精一杯情報収集をしていく男性もいるのです。
同情している
彼氏の浮気が原因で別れた女友達など、相手の立場になると心の傷の痛みがよくわかります。早く立ち直ってほしくて新たな恋をお手伝いしたくなるのが、誰が紹介しようかという心理につながります。
恋愛体験は一生引きずるほど、心に傷を残す場合がありますよね。自分で解決しなければならないことですが、友人のサポートがあると気持ちの切り替えが早くできます。
思いやりがある男性は相手の気持ちをよく考えて、今何がしたいか想像しながら次の行動をサポートしてくれます。
友人が多いことを自慢したい
誰か紹介しようかという心理は、それとなく自分に友人が多いと自慢する意味があります。そんなタイプは異性や同性関係なく、やたらと自分の友人自慢をするでしょう。
SNSのアカウントを見ると友人の数がとても多く、自分は人気者だとアピールしてきます。誰か紹介しようかと女性のお世話をするのも、単なる自己アピールにしか過ぎないのです。
紹介する人のことをよく知らず、適当にマッチングしているだけ。「違う人がよい」と女性から注文を受けると、すぐさま他の男性を紹介するでしょう。
おせっかい
適度に優しい人が周囲にいるのはとても喜ばしいことですが、相手がどこまで助けてほしいか正確にはわかりません。誰か紹介しようかという心理は、おせっかい焼きのタイプによくあり、不必要に出しゃばって人の面倒を見てしまいます。
この心理が働くのは人から感謝してもらいたい、生まれつき面倒見がよい性格など、色々な背景が考えられるでしょう。しかし人の恋愛に一歩踏み込むのは、かなり慎重に判断しなければなりません。
自分が紹介した友人が実は浮気性で、後から責められる場合もあるかもしれないのです。
一緒に出かけるのが面倒
仲がよい女性の友人とは買い物や食事など、行動を共にする場面が多いでしょう。彼氏ができるとピタッと友人付き合いが減ってしまうのは、多くの女性の特徴です。
仲がよくても彼氏のいない女友達は、付き合うのが面倒に感じる時がありますよね。行列に並ぶのに付き合わされたり、夜中にメッセージが来たり。
気心の知れた関係は素晴らしい反面、マナーがなくて困るケースもあります。そんな女性から解放されたいと、誰かよい人を紹介して自分の時間が欲しくなるのです。
お世話したくなる女性の特徴
お世話したくなる女性には、どういう特徴があるのでしょうか。気さくに話ができる人でも、紹介したくなるとは限りません。誰か紹介しようかという心理になる女性には、次のような共通点があります。
恋愛対象ではない
自分の好きな女性に、友人を紹介することはありません。つまりは逆に考えると、誰か紹介しようかという心理が働く女性には、恋愛感情を抱いていないことになります。
よい友人や知り合い、仕事仲間など、それ以上の一線を越えないけれどとても素敵な人。幸せになってほしいので、自分も頑張りたくなるタイプです。
しかし稀に恋愛対象の女性の気持ちを引き出すために「紹介しようか」と、本心とは違う態度で迫る場合もあるでしょう。素直に「うん」と返事されたら、相手の男性に興味を持っていないとわかります。
しつこい
お世話したくなる女性は積極的で、しつこく「紹介して」と言い寄ってくるタイプ。自分もデートや彼女の相手で忙しいのに、他の女性からしつこくされるのはストレスになります。
そんな人には早めに誰かを紹介して、上手くやってほしいと感じますよね。しつこいタイプの女性は、実際に紹介されるまで諦めません。
いつ紹介してくれるの?と催促するなど、過去に「紹介しようか」と言った自分のことが嫌になる瞬間です。
性格がよい
いわゆる「よい子」と呼べる女性は、自信を持って自分の友人に紹介できます。なんでこんなに性格がよいのに彼氏がいないのか、世の中の男性の見る目が悪いと思うでしょう。
よい子に限って、チャンスが巡ってこないもの。自分が仲介役になり、彼女がいない友人と引き合わせて上手くいってほしいと感じます。
幸せそうに生活する二人の姿を想像すると、自分まで嬉しくなるでしょう。性格のよい人は相手に気を遣える、穏やかな性格が特徴。きっと自分の仲間にも受け入れられるだろうと、確信できる存在です。
清潔感がある
「なんであんな人を紹介したんだよ」と、友人に後で責められるのは避けたいですよね。お世話したくなる女性はとても清潔感があり、男性に好感を与えるのが魅力になっています。
紹介された友人も納得し、いつか感謝してくれるでしょう。完璧なメイクをして派手なオシャレで登場する女性よりも、シンプルなファッションでナチュラルな人のほうがよい印象があります。
恋愛対象と遊び相手をきちんと分ける男性にとって、紹介する女性はそれぞれのジャンルに合ったタイプを選ぶのが大切ですね。
大人しいタイプ
自分から積極的に行動できない大人しい女性は、誰かが手伝ってあげないと出会いがありません。見た目も悪くなく、性格も静かでよい人。
「もう少し積極的になれば、あちこちに出会いがあるだろう」と思うようなタイプは、まるで妹の面倒を見るようにお世話したくなります。
大人しい女性は少し強気の男性のほうが、上手く引っ張ってもらえるでしょう。大人しい性格同士では、なかなか進展できません。
性格的に合うかどうか、自分の周辺をそれとなくチェックして人選作業に入るでしょう。
まとめ
誰か紹介しようかと思いつきで行動する前に、それぞれの人の性格や好み、価値観などをじっくりと考えることが大切です。紹介しなければよかった…と後悔するケースもありますので、無理に計画せず必ず当人同時の気持ちを考えましょう。
誰か紹介しようかという心理は、悪気があって起こるものではありません。周囲の幸せな顔が見たい純粋な願いが、少しおせっかいな行動になってしまう場合も。
付き合うことを前提で紹介するよりも、さりげなく一緒に食事に連れていくなど、上手な展開を計画してください。
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