しゃべりすぎる人の心理と上手なかわし方

しゃべりすぎる人の心理・疲れたときの上手なかわし方

しゃべりすぎる心理は、その人が今抱えていることが原因になっているようです。自分ではしゃべりすぎていることを自覚せず、相手の冷めた顔を見て初めて気づく場合も。

他人とのコミュニケーションにおいて会話は欠かせませんが、一方的になりバランスが崩れると、人間関係に悪影響を与える可能性もあるでしょう。

必ず周囲に一人はいる「しゃべりすぎる人」。心理背景を考え、上手にかわす方法についてご解説していきますね。


スポンサーリンク

しゃべりすぎる人の心理状況について

しゃべりすぎる人の心理・疲れたときの上手なかわし方

いつも最初に口を開く人、いきなり他の人たちの話に入ってしゃべり続ける人など、話し好きな人は世の中に大勢いますよね。しかし他の人よりも話したがる傾向が強いしゃべりすぎる人は、どのような心理状況があるのでしょうか。

 

自慢したい

しゃべりすぎる人は、自分の知っていることを他人にひけらかして自慢したい願望があります。人の話題に入って中心的な存在になるのは、自分の知識の豊富さを周りに知ってほしいため。

しゃべりすぎる人は、心理的にもとの自分よりもひと回り大きく見せたい気持ちが強いと考えられます。このタイプは相手が興味を持たないこともひたすら話し続け、その場の空気が読めない人に見られているはず。あまり好感度の高い人ではないかもしれません。

 

満たされたい

しゃべりすぎる人の心理は、満足感を得たい願望があるため。他人に自分のことを話すと、気持ち的に満たされる場合も多いでしょう。会話の聞き役と話し役を比べると、明らかに話す側のほうが決定権があり自由ですよね。

人間の心理では自分のことを他人に話す時、ドーパミンが作られる可能性もあるのです。しゃべりすぎる人は、幸せな気持ちになりたい思いがあるのでしょう。

 

我慢できない

しゃべりすぎる人は我慢できない性格なので、会話の流れを相手に合わせるのがとても苦手です。コミュニケーションを良好にするには、お互いに発言して意見交換できることが理想。

しかししゃべりすぎる人は、心理的に自分を抑制したくないため、空気がしらけてしまっても自分の話を続けているのです。自己抑制ができなくなるとさらにストレスが溜まり、それが愚痴や悪口となり、もっとしゃべるという悪いサイクルが生まれてしまいます。

 

相手を否定している

心理的に相手を否定しているため、相手に話をさせないために強引に会話をリードする人も。たとえば彼女と口論になる場面で、いつまでも文句を言い続ける彼女を黙らせるために、自分がしゃべり続けることがありませんか。

このような会話は意思の疎通ではなく、自分の考えを相手に押しつけるだけ。結果的にヒートアップして、話はまとまらなくなるでしょう。

 

沈黙が苦手

黙って二人で読書をする、大人しく風景を眺めるといった沈黙が苦手なしゃべりすぎる人。心理的に沈黙するのは悪いことだと認識しているため、その場がしらけないように無理して話を続けてしまうのです。

はっきりした理由がなくても、沈黙をできるだけ回避しようと考えるのでしょう。それは本能的な行動でもあり、相手が黙っていたい場合でも関係なくしゃべり続けてしまうのです。

 

目立ちたい

大勢のグループで皆が見るのは、今話をしている人。しゃべりすぎる人は心理的に目立ちたい気持ちや、他人から注目されたい願望が強いと考えられます。

そのため他人が会話しているところに急に入り込み、話題を盗んでしまう行為になるのです。「知ってる、知ってる!」「○○さんは…」など、周囲が興味を持つようにプレッシャーをかけて話してくる場合も多いでしょう。

 

しゃべりすぎる人をかわす方法

しゃべりすぎる人の心理・疲れたときの上手なかわし方

職場の人や友糸など、付き合う人がとても話し好きで、自分がいつも聞き役になってしまう場合もあるでしょう。興味のない話を延々に聞かされる時ほど、辛いことはありませんよね。

しかしあからさまにその場を立ち去るのも、相手の機嫌を損ねるマナーが悪い行為。いつまでたっても話が終わらない相手は、どう対処すればよいのでしょうか。

 

まずは話を聞いて判断する

しゃべりすぎる人をかわすのは、かなりのテクニックが必要だと考える人も多いですが、コツとタイミングさえわかれば上手く回避できます。

まずは相手の話をざっと聞き、どのようなことが目的で話しているのか判断しましょう。大切な内容なのか、それとも自分の話がしたいだけなのか。

まとまりのない話をするのはしゃべりすぎる人の特徴で、自分が聞き役になるべきなのかどうか、慎重に考えてください。「どう思う?」などと意見を求めてこない人は、そのまま一人で会話を続けるリスクがあります。

 

時間を気にする

しゃべりすぎる人の中には、時間が経つのを忘れて話に夢中になる人もいます。話が長い…と感じたら、まずは時間を心配する素振りをしてみましょう。

「まだ時間大丈夫ですか?」「こんな時間ですけど…」など時計やスマホを見て、それとなく時間を気にしてみましょう。自分から「今急いでいるので」と話を打ち切るのは、マナーが悪いと感じる人もいるはず。

相手を気遣うような態度で接すれば、自分自身も時間がないことをそれとなく伝えられるので、かなり有効な手段になるでしょう。

 

約束があると伝える

しゃべりすぎる人の間を掴むのは一瞬の技なので、息継ぎする瞬間など絶妙なタイミングを見て「すみません、今から予定があるので」など忙しいことをアピールしてください。

おしゃべりな人の中には、話の構成が上手くできない場合も多く、本題に入る前がとても長い人もいますよね。このような場合は、最後まで聞かなければならない状況にもなりかねません。

しゃべりすぎる人だとすでに認識している相手なら、本腰を入れて相手が話す前に、さっと終わるよう予定をアピールしておきましょう。

 

相手に同調して去る

しゃべりすぎる人は、自分の意見や気持ちに共感してくれる人を探すために、無意識のうちに話を続ける時もあります。話を聞いている人は自分の味方だと思うので、否定的な意見を言う人にはよい印象を抱かないでしょう。

だらだらと話を聞かされそうになったら、相手に「そうですよね」「私も同感です」など、相手にまず合わせること。そのうえで自分の意見を交えながら、流れに乗ってその場を去るのが方法です。

「○○さんも大変ですよね。頑張ってくださいね」など、会話を終了させる雰囲気をアピールしましょう。

 

会話のマナーを身につけるコツ

しゃべりすぎる人の心理・疲れたときの上手なかわし方

しゃべりすぎる人、いつも他人の話を遮ってしまうという人もいるでしょう。こういう場合は会話のマナーを守り、簡潔に自分の意見が言えるポイントを身につけてください。

 

意見を聞く

しゃべりすぎるのは、自分の考えや気持ちを知ってもらいたい願望が優先されるため、相手のことまで考える余裕がありません。しかしコミュニケーションの質は、自分の人間性を相手に知ってもらうためにも重要。

たとえ自分に言いたいことがあっても、必ず相手の意見を聞くよう心がけ、聞き役になる人のストレスも考えてくださいね。

 

話の順序を考える

だらだらと話を続ける習慣は、仕事にも影響を与える可能性があります。会話をする時は、必ず結論と本題を明確にしておくこと。

相手に興味を持ってもらうには最初に結論から話し、原因や理由を説明して最後に結論という順序にすると、相手も話題に入りやすくよいやりとりができます。

 

まとめ

しゃべりすぎる人の心理を考えると、相手の反応がとても大切な意味を持っているとわかります。周囲の人と良好な関係を築くためには相手の立場を考え、マナーよく自己主張する意識も大切ですね。

 

☆こちらの記事もお勧めです。

>>>本音を言う心理・なんでも話せる関係がベスト


スポンサーリンク

ページ上部へ戻る