ストーリーで音楽を載せる人の心理状況は、とても興味深い理由があるようです。「ストーリー」とはインスタグラムの機能のひとつで、通常の投稿とは別にスライドショーやショート動画をシェアする機能のこと。
インスタグラムは世界的にユーザーが多い人気のSNSですが、ストーリー機能の使い方によってその人の心理や性格も判断できるようです。そこで今回は、ストーリーで音楽を載せる人の心理状況について詳しくご紹介していきましょう。
ストーリーで音楽を載せる人の心理とは?
ストーリーはスライドショーや動画などをシェアするもので、音楽を載せるかどうかはその人次第。いつも音楽を意識するのは、次のような心理が関係しています。
遊び心がある
ストーリーで音楽を載せる人は心理的に遊び心があるためで、いつも楽しい時間を過ごしたい願望が強いことが特徴です。遊び心が必要な場面をきちんとした定義で理解している人。
疲れた人を励ましたり、辛い人のそばで元気づけてあげたりするなど、周囲に適度なリラックス感を与えてくれるムードメーカー的な存在です。とても洒落た行動をしてくれるので、大人っぽいところが魅力。真面目すぎないのは、わざと周囲に緊張感を与えないための演出なのです。
適度に注目されたい
ストーリーは24時間で消えてしまうため、適度に注目されたい願望がある人は音楽を載せる心理が働くでしょう。激しく視線を集めるよりも、少しだけちやほやされると満足するタイプ。
完全に無視されるのは嫌なのですが、「いいね」をつけてくれる人が一人でもいればそれで充分なのでしょう。他人の評価はそれほど期待しませんが、自分が満足できるレベルを知っている人なので、柔軟性が高い性格ともいえます。音楽のチョイスはその時の流行りを意識して、上手に注目を集めているでしょう。
プライドが高い
ストーリーで音楽を載せる人は心理的にプライドが高く、自分の選曲はカッコよくて皆が憧れていると思っています。とくにSNSで注目を集めたがる人は、手っ取り早く承認欲求を満たしたい願望があり、プライドが高い人は自分の立場を確認するためによく使っています。
動画や写真だけではインパクトが少なくプライドがくすぐられないため、音楽を毎回載せて自分のすごさをアピール。他の人のストーリーもチェックして「いいね」の数を比較しています。
自己完結したい
ストーリーで音楽を載せる人は、心理的に自己完結したいためです。音楽を添えることで自分がアピールしたいことが100%伝わると考え、毎回時間をかけて音楽を選曲。
仕上がったものを何度もチェックして、投稿した段階で達成感を得ているのです。自己完結するのはとてもポジティブな人にも見えますが、実は秘密主義で自分のアイデアや考え方を共有するのが嫌い。
頑固なところがあり協調性に欠けるので、グループ行動が苦手なタイプでしょう。悩みや心配ごとを抱えても一人で抱え込んでしまうので、ストレスも溜まりやすいタイプです。
自分の気持ちをアピールしている
失恋の歌や恋をしている曲など、特別な思いを込めて選曲した音楽を載せる人は、心理的に特定の相手にメッセージを送っている可能性があります。ストーリーは時間が限られているので、そんなチャンスに相手が気づいてくれたら上手くいくだろうと願掛けしている意味もあるかもしれません。
音楽はその時の心境をアピールするものなので、ストーリーの音楽もじっくり聴いてみると相手の考えていることが見えてくるでしょう。
音楽が趣味
ストーリーで音楽を載せる人は、心理的に音楽が自分の生き方のように感じているため。音楽が趣味で、楽しい時も辛い時も音楽が自分の一部になるほど大好きなのです。
とても感情的になりやすいタイプで、その場の勢いで突き進んでしまうこともあります。ストーリーのよいところは、照れてしまうような動画を投稿してもずっと残らないこと。
音楽好きは瞬間的にピンとくる音楽を選ぶこともよくありますので、投稿後に後悔する前に消えていくことは、リアルタイム感で音楽を楽しめる魅力になっているのでしょう。
ジャンルで変わるアピールしたい内容
ストーリーで音楽を載せる人の心理状況は、曲のジャンルによって違いますので、気になる人のストーリーをチェックする時に参考にしてみましょう。
ロック
ロックをストーリーに載せる人はアグレッシブな性格ですが、意外と承認欲求が強いところもあるのでギャップが魅力になっています。ストレスを発散するために、ロックで気分を入れ替えているのでしょう。
またロック好きは周囲に気を遣いすぎるところがあり、些細なことで落ち込みやすい部分も。傷つきたくないため、ロックの勢いで自分を守っている可能性もありますね。
クラシック
クラシックが好きな人は、とても穏やかな性格でどちらかというと内向的な人。なかなか自分自身をさらけ出すことはしませんが、一方踏み込むととても楽しい人なので、第一印象とは違った雰囲気を感じます。
クラシックが好きな人は真面目な性格をイメージされやすいものの、親しみやすく行動力がある人も少なくありません。ストーリーで音楽を載せる時も、投稿内容とは全く違った印象を受けるクラシックを上手に合わせ、印象的に自分をアピールしているでしょう。
ジャズ
音楽的感性が豊かなジャズ好きの人は、知識をアピールするのが好きなので少し近寄りがたい印象を受けることもあります。エスカレートすると性格が悪い人にも見られてしまいますが、こだわりがとても強く、自分と価値観が似た人とは相性がよく長く付き合えるでしょう。
よく話せばいい人なのですが、自分から好感度をアピールするような細工はしません。「変わり者」という位置づけもされてしまうため、柔軟に相手に合わせた人付き合いを意識するとよいでしょう。
ヒップホップ
ヒップホップやラップはトレンドになる曲も多く、見た目が派手な人も少なくありません。ストリート系ファッションや好きなブランドにこだわり、少し悪そうに見えるところも特徴。そんな印象を周りにアピールしたいために、今時の曲を選んでいるのでしょう。
またヒップホップ好きは、感情的な性格も共通点のひとつ。好き嫌いがはっきりしていますので、他のジャンルの曲を自ら聴くことは少ないでしょう。リズムやノリが独特なジャンルで、感覚的なものに惹かれるタイプです。
K-POP
流行を追いかけるのが好きなK-POP好きの人。SNSも常にチェックして、周りの動きに敏感です。その理由は自分だけ取り残されたくないためで、孤独を嫌う傾向があるでしょう。
皆と同じでないと不安になりますので、個性をあまり意識しない性格ともいえます。韓国好きであることは間違いありませんので、女性ならメイクも韓国ブランドが好き。
大好きなグループのメンバーもいるので、夢中になり気分をリフレッシュしている可能性もあります。
インディ
インディは独自のレーベルなどで活動している人が多いジャンルで、他人に評価されなくても自己満足できるタイプ。大切な人と自分が幸福であればそれでいいという感覚の持ち主なので、周囲の人に気分を乱されることは少ないかもしれません。
インディが好きな人はプライドも高く、新しいトレンドを発信できる自信があります。中には現状に満足している人も多く、あまり冒険したがらないタイプもいるでしょう。
まとめ
ストーリーに音楽を載せる人は、心理的にメッセージを伝えている意味があるのでしょう。音楽は色々な感動や思いを伝えられるものなので、単なるBGMとして聴くよりも、相手の気持ちを読み取ることも楽しいかもしれません。
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