自撮りの心理と聞くと、目立ちたい気持ちが強いのではないかとイメージを抱いてしまいますが、どのような心理が隠されているのか気になりますよね。
SNSに載せる機会も多い自撮りは、女性がよく撮るイメージを持ちます。しかし、目立たないだけで実際には男性の自撮りが増えている傾向もあるのです。今回はそんな自撮りの心理について迫っていきましょう。
飾らない自分を表現できる
誰かに見せるものではなく、趣味の一環として自撮りをする人もいます。抵抗感がないとも言われる自撮りには、心理からも同じようなリラックスしたものが感じ取れるでしょう。
誰かに撮影してもらうよりも、好きな時に好きな場所で撮影できる自撮りは、人前では恥ずかしいと感じる表情も可能に。
画像加工アプリを使わなくても、そのままの自分を残しておきたい人も多いでしょう。自撮りの心理には、飾らない自分を表現できる場所として、居心地の良さを感じることがあります。
良く魅せるためではなく素の表情にこだわるのは、ストレス発散になる心理でしょう。SNS用ではなく自己満足の気持ちが強くて、カメラを通して自己表現が出来る楽しさが伺えます。
充実している様子を残したいから
友人と食事に行くと、必ずスマホやカメラを片手に自撮りを行う心理には、充実感を画像として残したいという気持ちが込められています。
後から振り返る時に見るだけではなく、友人にもこの充実した日々を見せたいとの心理も。周囲に羨ましいと思われたい気持ちは、少なからず心の奥底に秘められていますよね。
見せつけられてばかりでは対応に困りますが、気持ちは理解できるものがあります。生活に充実感を印象付けることで、自分自身のモチベーションを上げたいという人もいるでしょう。
自撮りは、納得のいく自分の思っているような画像が撮れることから、思い出をさらに充実感たっぷりに残せるメリットも。幸せな画像が残せると、喜びが何倍にも膨れ上がるでしょう。
自撮り画像を評価してもらいたい
自撮りの心理には、誰かに評価してもらいたいという思いがあります。自分で手掛けた1枚の画像に対して、反応が欲しくなるのです。
気に入ってくれる人が多く見つかると、心を共有してもらえたような心境に。心の寂しさを自撮りによって埋められる場合もあり、誰かと繋がる喜びを感じるのがSNSでの評価の数です。
認めてもらえた気持ちが強くなり、やりがいや勇気をもらえるといったプラスの気持ちになるでしょう。自分ばかりを撮るのは、コンプレックスを克服したいとの心理も隠されています。
不安な気持ちを打ち消してくれるプラスの評価が欲しくなり、何度もSNSに投稿してしまう自撮りの心理。寂しさから抜け出せない状況が表れていると言えるでしょう
相手に送るのは好きになって欲しいアピール
自分の画像を異性に送る自撮りの心理には、好きになって欲しいとの思いが込められています。自分の気持ちを上手く言葉に出せない代わりに、自撮り画像を送ってアピールしているのです。
カッコいい表情や今の姿を気になる相手に送ることで、興味を持ってもらいたいという心理が隠されているでしょう。なぜか好きな人に自撮り画像を送ってしまうという人は、無意識に自分をアピールしているのです。
自分の行為に後から気付くパターンも。しかし自己アピールをすると、相手の反応が気になってしまいます。恋人未満の煮え切らない関係であれば、効果が高い場合もありますが、冷静な心理状態で受け取る画像に引いてしまう人もいるでしょう。
自己満足が強い自撮りの心理は、相手との温度差を感じてしまうきっかけになるので、相手の心理を考えてから画像を添付するか考えたいですね。
自己表現力を高めたい
自撮りの心理は、自分自身を高めたい気持ちになる場合も多く、周囲にどのように映っているのかを研究する人もいるのです。
理想の自分でいるためには、客観的に自分を見たいとの思いもあるでしょう。ファッションセンスや表情など、自分らしさを知る目的で、自撮りを行う場合もあるのです。
ナルシストの心理とも言えますが、鏡の前で行うしぐさを自撮りに変えただけなので、手軽に出来る自己チェックに。
モテたいと思う気持ちが、自撮りの心理を掻き立てることもあるでしょう。相手にアピールするには、自分の良さを知っておくことが大切です。
自己表現力を高めると好感度も上がり、コミュニケーション能力の向上も期待できます。今までの自分から抜け出し、変わりたいと思う気持ちが自撮りに力を注ぐきっかけになるでしょう。
まとめ
人恋しい時や寂しい気持ちが隠されているだけではなく、自撮りの心理は積極的な自己アピールといった幅広い感情が秘められています。
いろいろな人と繋がれる楽しさから、もっと良く魅せたい思いが強くなるもの。しかし、ネット社会は楽しいことばかりではありませんよね。
自分自身の気持ちを尊重することも大事ですが、友人や気になる人の気持ちを考えて、時に自撮りの披露を自粛することも大切です。
相手に求められた時だけ、自撮りを送ったり見せ合ったりするくらいの感覚でいるのがベストと言えるでしょう。
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