無口な人の心理が分からずに悩む人は多いです。親しい人が無口な場合には、心の中を色々と読もうとしても、それがうまくいかずにこれはもう放っておくしかないかな…と思う気持ちも。でも無口な人の心理を知れば、少しでも相手を理解することが出来るのです。
言葉に表現するのが苦手
元々言葉に表現するのが苦手な人も、無口になりやすいです。心の中ではどうしてもっとうまく表現できないのかな…と自分で思っている場合も。
でもそんなに簡単に性格は変わらないと悩む時もあるでしょう。でも無口な人なりに努力をしている場合もあるのです。言葉に出すのが得意な人もいれば、そうではない人もいると、理解するようにしましょう。
フォローやサポートをする
もし無口な人が自分なりに表現しようとしているところを見たら、フォローやサポートを周りがしてあげると良いですね。少しのフォローで驚くほど表現上手になるケースもあるのです。自分は表現が下手だと口にする人もいれば、隠している場合もあるでしょう。
理解するようにする
相手の心を少しでも理解しようとする姿勢を見せれば、悩んでいると本音を言ってくれるようになるでしょう。相手を理解する姿勢を見せるためには、こちらから歩み寄ることが必要になるのです。相手としても、歩み寄ってくれていると分かると、嬉しい気持になれるでしょう。そして「この人になら本音が言える」と思ってホッとするのです。
自分に自信が持てない
自分に自信が無いので、つい無口になってしまう心理もあります。例えば自分の好きなジャンルの話になると、急に熱く語り出すような場面も。こういう時には、楽しそうに聞いてあげると、話して良かったと、とても嬉しく思うでしょう。
謙虚な性格
自分に自信が無いからこそ、言葉に出すことが出来ないのは、謙虚さも関係しているのです。謙虚な人なんだと思い、相手を受け入れてあげる心の余裕が必要になるでしょう。自信たっぷりで話かけてくる人よりも、謙虚な人の方が人間味があって魅力的だなと思えるはずです。そして相手を素敵だなと感じる場面もあるかもしれません。
努力をしている場合も
自分に自信が持てない中で、なんとか少しでも自信をつけたくて努力をして頑張っている人もいるのです。無口な人が周りにいる場合は、相手が自信をつけられるように、行動を褒めたり頼ったりすれば自信を少しずつでも持てるようになるでしょう。相手に自信を持ってもらえるように、こちらも努力や工夫をすることが大切になるのです。
話すことで疲れてしまう
話すと疲れやストレスを感じるのも、無口な人の心理です。例えば周りに話をたくさんしている人がいるのを見て、とてもじゃないけれど理解出来ない…と思う心理もあるでしょう。
多くを話す必要がないという思いも
多くを話さなくても伝わるだろうと思うのも、無口な人の心理です。話すことにより疲れてしまうのに「もう少し話すことは無いの?」と言われてしまうと、無口な人としては辛いと思ってしまうのです。多くを話す必要がないと思う気持ちがあるのに、それを理解してもらえないとなると苦しいと感じる時もありますよね。
例えば仕事から帰りゆっくりしたい時に、妻が色々と話してくるのを聞くのはまだいいけれど、会社の話をしてほしいと言われても、したくないと思う人もいるでしょう。仕事の話は職場に置いてから帰ってきているのに…と思っている場合もあるのです。無口な男性に対して会話をせがむのは、かなり酷なことになる場合もあるでしょう。
返事に対して感謝の気持ちを伝える
疲れている中で相談をした時に、相手が自分の話に対して少しでも意見をくれたのなら、それに対して「ありがとう!」と笑顔で言うようにしましょう。無口な人としては「これぐらいのことでこんなに喜んでくれるんだ」と感動するかもしれません。返事をくれて当然だと思うと、返事が少ないと満たされない気持ちになってしまうのです。
返事をくれたことに対して、とても嬉しいと思う気持ちを伝えるようにすれば、相手もこちらの反応を見て幸せな気持ちになるので良い関係を築きやすいでしょう。
沈黙が苦手ではない
沈黙が苦手…と思う人は案外多いもの。でも無口な人の中には沈黙が苦手とは思っていない場合も。沈黙を苦手と思う人は、話していないとお互いの関係が悪くなりそうで不安なのです。
無理に話す必要がない
無口な人は元から無口でもなんとかなっているので、無理に話す必要が無いだろうと思うのでしょう。沈黙が苦手と思う女性から見ると、無口な人と二人で沈黙になると、焦る気持ちが出てくるのです。でも無理に話す必要はないと思う相手から見ると、焦る必要は無いと感じるでしょう。
どうしても話し合わなければいけない内容については、努力をして話すようにしてくれるかもしれません。でもその必要性がないと思う時には、無理をして話さないようにしているのです。
堂々としている
沈黙に対してどうしよう…と悩んだ時に相手を見ると、かなりどっしり構えているので驚く場合もあるでしょう。でも無理に話さなくてもいいと思っている、その心の広さや強さは見習いたいものでもありますね。堂々としていつも自分を崩すことなく過ごせるのは、本来理想的なことでもあるのです。
そういった姿を見ると、些細なことで動揺をしないようにしようとこちらとしても思うようになるかもしれません。違うタイプの人だからこそ、学ぶことが多くなる可能性もあるのです。
人見知りの性格
人見知りのタイプも、無口になりやすいです。人見知りだと自分では認めたくなくても、実は人見知りの人もいるでしょう。こういう人は、相手とのやりとりを難しいと思うのです。
変わりたい思いがある
子供の時ならいいけれど、大人になってからも人見知りだなんて…と自分で思っている場合もあります。「なんとか今の自分から変わりたい」と思っている人もいるでしょう。相手を見て人見知りなのかなと思った時には、こちらから優しく話しかけるようにしてみましょう。
変わるためのきっかけを、こちらが与えることもできるかもしれません。変わりたいと思っていても、それを素直に表現できない人は多いでしょう。自分の弱さを見せるようで、嫌だと思う気持ちがあるのです。このような人は、相手から手を差し伸べてくれることを、本当は待っている可能性もあるでしょう。
話しやすい相手を探している
相手から見て「この人は話しやすい」と思える相手が増えれば増えるほど、人見知りが少しずつ改善していくのです。そして、人とのやりとりが楽だなと思えてくる場合もあるでしょう。できれば自分にとって、話しやすいと思える相手を見つけたいと思い、日々探しているケースもあるのです。もし見つけることができれば、これからもっと人とのやりとりが楽になると、自分でも分かっているのでしょう。話しやすい相手だと思ってもらうためにも、穏やかに相手の好きな話題から話すようにしていきたいですね。
まとめ
無口な人の心理は、自分の中で葛藤していることが多いもの。自分はこれがいい、これが自分なんだと思っている人もいれば「もっとこうなれたらいいのに…」と悩んでいる人もいます。
無口な人が周りにいて、相手とのやりとりが難しいと思った時には、相手を理解するために少しでもやりとりをしてみるようにしましょう。
反応が少し悪くても相手を信じて話すようにしているうちに、段々と仲良くなれるケースも案外多いもの。無口な人から学ぶことも、色々とあると思う場合もあるはずです。
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