- 2022-6-22
- 恋愛心理
- やると言ってやらない人, 心理
やると言ってやらない人は、心理的な意味を考えて付き合うとぶつからずに上手くいくかもしれません。友人同士の約束ならよくあることかもしれませんが、仕事や大切な人との約束だと、人間関係にも悪影響があるのは想定できますよね。
そこで今回は、やると言ってやらない人の心理的特徴や、恋愛相手の場合の付き合い方について詳しくご説明していきましょう。
やると言ってやらない人の心理について
周りを探すと、必ず一人は思い浮かぶ「やると言ってやらない人」。物ごとが期待通りに進まないこともあり、少し付き合い方が難しく感じますよね。ではそんな人はどのような心理状況が関係しているのか早速見ていきましょう。
八方美人である
悪気があって口だけになっているのではありませんが、皆にいい顔をして気に入られたい気持ちが強いため、やると言ってやらないことがよくあります。
都合のいいことばかりを話す傾向がありますので、性格をよく知らない人にとってはとても好感度の高い人に見えることもあるでしょう。八方美人の人は仲間外れにされたくない不安もあるので、自分では気づいていませんが、周りのほうが正確に人柄を判断しているはずです。
プライドが高い
やると言ってやらない人は心理的に自己愛が強く、自分ならできる、自分しかできないというプライドがあります。「やっておくよ」と気軽に周囲に宣言してしまうのは、皆にすごいと思われたいから。
実際は引き受けて失敗することも多く、その場のノリだけでスキルをアピールすることもあるのです。実力が伴わない場面でもできる人に思われたいため、考えずに皆の先頭に立ってしまうタイプかもしれません。
ちやほやされるのが好き
やると言ってやらない人は、心理的に周囲からちやほやされたい願望が強い傾向があります。なんでも自分が中心人物でいたいために、やるつもりがなくても「やる」と宣言してしまうのでしょう。
頼まれるとなんでも引き受けてくれるので、一見人柄がよく思われていますが、他人のことよりも自分を満足させたいだけなのでナルシストな性格も関係しているはずです。
計画性がない
やると言ってやらない人は、心理的に物ごとの順序を考えるのが苦手です。過去にも周囲から注意を受けたことは何度もあるのですが、きちんとしようと思っても物ごとを軽く受け止めるところもあり、「なんとかなる」「その場で考えればいい」と後回しにする傾向があります。
引き受ける時はやる気はあるのですが、他のこととバランスがとれず、後先考えずに受けてしまうので、最終的に口だけで終わることがよくあるでしょう。
コミュニケーションが面倒
やると言ってやらない人は、他人と会話するのが面倒に感じることが多く、相談して何か決める時もお互いの意見交換をするのがとても負担に感じています。
そのためやりとりするのが面倒なので、自分が引き受けてしまえばいいと思ってしまうことがよくあるでしょう。たとえば仕事。誰がやるべきなのか、皆が困惑している場面。
本当はやりたくないけれど、意見をまとめて決断する手間を考えると、とりあえず自分がその場で「やっておく」と言ってしまえば、それ以上コミュケーションをとる必要がなくなるのです。
口約束だけの人と恋愛するコツは？
「明日会おうね」と軽く約束はするけれどなかなか実践できない人は、恋愛相手にするのは不安があるかもしれません。しかし心理背景や性格を知ると、上手く恋愛関係を維持できますので、困った時は次のポイントを意識して接してみましょう。
追いかけること
やると言ってやらない人は、皆と上手く付き合いたい心理背景があり、基本的に頼まれごとをされるのは好きです。ちやほやされて頼られるとやる気を発揮しますので、そんなタイプと恋愛するなら、常に自分が追いかける役になることをオススメします。
デートの約束なども積極的に行い、夢中になっていることを知ってもらうことがコツ。口先だけになる人は、とても付き合いやすい雰囲気があるので、モテるタイプともいえます。ライバルにとられないためにも連絡待ちはせず、どんどん追いかけましょう。
相手に約束してもらう
やると言ってやらない人は、他人から頼まれたことよりも自分がやりたいことを優先する傾向があり、約束して破られる可能性は誘われた時のほうが高くなるかもしれません。
どうしても実行してほしいことがある場合は、相手に細かいことを決めてもらうといいでしょう。たとえばデート。場所まで決めたら、行くお店の予約はお願いしてやってもらうなど、役割分担すると責任を感じてくれるかもしれません。
鵜呑みにしてがっかりしない
「手作りのケーキ持ってくるからね」と宣言したはずなのにやってくれない…空振りの期待が大きいほどショックを受けてしまいます。そんな人から提案されることは実行されないことがありますので、全て鵜呑みにせず、半分くらい信用するつもりでいればがっかりすることはなくなるはずです。
楽しみにしていたことがいきなりキャンセルされると、信用した自分が傷ついてしまいます。その場の流れで気軽な発言をしやすい人なのだと思って、理解してあげるといいかもしれません。
確認すること
やると言ってやらないことが多い人は、期待するほどショックを受けますので、必ずやってほしい場合は何度も確認しましょう。たとえば会う日に計画したことが当日変更にならないよう、直前まで確認をとるなど、きちんとコミュニケーションをとることも必要ですね。
やると言ってやらないのは、それでも通用する人たちが周りにいるということ。恋愛相手なら少し厳しくルールを作ることも、よい関係を築く方法になるでしょう。
約束を守ってもらう方法
やると言ってやらない人は、心理的に注目されたい気持ちや、承認欲求なども関係していますので、単に嘘をついて約束を破る人とは違う要素があります。
では口先だけで終わってしまう恋人にどう接するか、自発的に約束を守ってもらうコツをご紹介していきましょう。
信頼していることをアピールする
「連絡するね」と言われて、一晩中ずっと待っていたのにメッセージがこなかった時、自分の存在が軽く見られているようで悲しい気持ちになります。信頼している人なら尚更のこと。恋人に約束を守ってもらうなら、自分が信頼していることを積極的にアピールしてみましょう。
信じている人に裏切られるのはとてもショックですよね。恋愛相手なら、感情的にもネガティブな思いがずっと引きずってしまいます。「連絡待っているよ」と期待していることを言葉で示し、信頼している姿勢を強調してください。
約束を減らす
やると言ってやらない人は、やることが多すぎてうっかり忘れている可能性もあります。恋人との関係も、仕事のようにタスクが色々とあるかもしれませんので、その場合は約束ごとを減らすことも方法のひとつです。
たとえばデートの約束。行き先や時間を決めず、その日の流れで判断するのも方法です。プレッシャーをお互いに感じないよう、ゆとりのある付き合い方を意識してみてもよいでしょう。
まとめ
やると言ってやらない人は、心理的に他人を思う気持ちが強いのかもしれません。皆の意見流されてしまう優しさもあると考えられますので、恋愛相手の場合はよいところもどんどん引き出して自信をつけてあげるとよいでしょう。
有言実行は意志の強さも求められますので、この機会に自分自身や周囲の人との関係を振り返ってみることもオススメです。
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