噂好きの心理とコミュニケーションのコツ

噂好きの心理とコミュニケーションのコツ

噂好きの心理が働きやすい人は、少し付き合い方が難しく感じるかもしれませんが、悪気がなく他人の噂をしていることもよくあります。しかしあまりにもエスカレートしてしまうと、自分まで対人関係でトラブルに巻き込まれるかもしれませんので、そんな時は適切な対処でスムーズに付き合っていきましょう。


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噂好きの人の心理背景にあることは?

噂好きの心理とコミュニケーションのコツ

噂好きにはなりたくないけれど無視もできないのが人間の心理。では普段から噂話に飛びついてしまう人の心理的特徴について見ていきましょう。

 

友好関係を維持したい

噂好きの人は、心理的に友好関係を築きたい思いが強い傾向があります。噂話をする時をイメージするとわかりますが、一対一でなくても大人数の飲み会で他人の噂話をすることがよくありますよね。

それは自分の仲間を増やして居心地よくしたいからなのです。日常生活の中で、友人や家族などを介して他人の話を聞かされることはよくあります。

しかしどこまで本当なのか真実はわからず、それでも噂話に加担した時はなんとなく仲間意識が湧いてくるものです。その理由は秘密を共有している意識が高まるからで、とくに大勢を相手に噂話をした時は、一気に自分が仲間を形成したような満足感が得られるのです。

 

ネガティブ思考な人

自分に嫌なことをした人に仕返ししたいと思っても、実際に行動に移すことはあまりないですよね。ネガティブ思考な人は、気に入らない人を陥れるために少し脚色した噂話をして困らせることが稀にあります。

嫉妬深い性格なので、些細なことで敵対心を抱きやすいタイプ。ストレスが溜まると、気に入らない相手をターゲットにしてうっぷん晴らししています。

 

社交的な人

噂好きな人の心理は、誰とでも仲良くしたい気持ちが強く、周りからは社交的な人に見られています。噂話をされても嫌な顔はせず、最後まで聞いてくれるタイプ。

さらに自分も話題を作るためにネタ探しをして、気軽に仲間とコミュニケーションをとります。人を傷つけるようなことはあまりせず、情報を皆に提供する人。

時折自分にとってメリットがある人を優先して有益な噂話をすることもあるので、世渡り上手な人かもしれません。

 

注目されたい

噂好きの心理とは、皆に注目されたい願望が強く、他人が興味を持ちそうなことを率先して話題にしてきます。「あの人は仕事をクビになったらしい」「あの二人は結婚するらしい」など、噂話を始めると、周りの人は必ず興味を示してきます。

自分が会話の中心になり、皆がしっかり聞いてくれる瞬間がやめられないのでしょう。噂好きの人は、過去に噂話で皆に衝撃を与えた経験が多いのかもしれません。

「それでその後どうなったの?」と質問してくる人がいると、自分がとても大切な情報ソースになれたと満足できるのです。

 

実は秘密主義

噂好きな人は、心理的に自分の弱点や苦手を隠したい気持ちが強く、プライベートなことは絶対に秘密にしています。他人から質問されないように、逆に他の人の噂話で先手を打っているともいえますね。

噂話だけでなく、全般的におしゃべりが好き。勢いがあるので質問しにくい雰囲気があるかもしれません。

 

孤独な状態が苦手

噂好きな人は自己肯定感が低く、自分が考えた話題だけでは皆が関心を示さないので不安なのです。孤独になりたくないので、いつも誰かとつながっていたい心理状態。

グループチャットで皆と噂話をしたり、敵対する仲間の話を持ち出したりするなど。他者と上手くつながれないので、結果的に他人の噂を使ってしまうのです。

 

劣等感が強い

噂好きの心理は劣等感が強く、他人のゴシップで価値を下げ、自分が上に行きたいという計画があります。たとえば職場の同僚。自分よりも成績がいい人よりも上の立場になりたいので、相手が損するような話ばかりを周りにしてしまいます。

他人をからかったり、大げさに話を膨らませてしまったりすることも。劣等感をなくすためのエネルギーが違う方法に向いているのですね。

 

噂好きな人とのコミュニケーションはどうすればいいか?

噂好きの心理とコミュニケーションのコツ

噂話は悪いとわかっていても、ワクワクしながら聞いてしまう厄介なことですよね。たまに聞くだけならいいのですが、年中噂話で盛り上がる人とは次のポイントを意識して付き合ってみましょう。

 

噂は自分を苦しめるものと理解する

噂好きな人はそのまま放置して適当にやり過ごすことは可能ですが、場合によっては噂から悪口に変わり、愚痴こぼしの相手になってしまう可能性があります。

ネガティブな話は聞くのが辛いだけでなく、大切な時間も奪われてしまい、全く自分にはメリットはないのです。噂話が負担に感じる時は精神的にも辛いはずなので、その場合は距離を置いて相手と付き合うこともオススメです。

 

聞かないで相手を観察する

噂好きは職場の同僚や恋人、友人など、色々な付き合いの人がいるでしょう。噂好きは自己アピールであったり、仲間意識が関係していたりするため、相手の心理状態を考えると違和感と同時に納得できる部分も見つかるでしょう。

しかし噂話はあくまでも噂なので、全て信じてしまうのは危険です。そんな面倒な人の話はしっかり聞かず、相手を観察するつもりで接することも方法かもしれません。

楽しそうに話す姿や、大げさなアクションで話してくる様子だけを客観的に観察すると、話の内容は一切頭に入ってこなくなるでしょう。

 

真実であることを証明してもらう

噂を気軽に信用してしまうと、自分が困るだけでなく周りの人を傷つけてしまうこともあります。信頼できる人の話なら安心かもしれませんが、色々な人に噂話をするのは単に注目されることが目的の場合も。

そんな時は、話が真実かどうか証明してもらうこともいいかもしれません。「その話は本人から聞いたの?」「そんなことが本当に起こるの?」と詰め寄ってみることも可能でしょう。

丸ごと鵜呑みにする人よりも、鋭く指摘する人には噂話はしにくくなるはずです。

 

噂話を嫌いになる方法について

噂好きの心理とコミュニケーションのコツ

噂話はネガティブな印象を受ける内容が多く、話す人も聞かされる人も、決してよい気持ちにはならないはず。人生の幸福度を高めるためにも、強い姿勢で噂話に対抗できるよう、これからは次のような意識改革をしてみましょう。

 

自分の考えに自信を持つ

噂話をする人の心理は、自分の仲間を増やしたい承認欲求が根底にあります。そのため自分の意見に共感してくれるよう、強引に話を押しつけてくることもあるので、周囲の価値観に踊らされないよう自分の考え方に自信を持ってください。

なんでも鵜呑みにする人は、他人に騙される可能性も高くなり危険。正しいと思ったことは貫けるよう、自信を持ってみましょう。

 

悪い噂をする人とは付き合わない

噂と情報提供は似ているようで若干異なることがあります。他人を批判するような話は、たとえ噂でなくても気持ちのよいことではありません。悪い噂をする人は尚更注意が必要で、いつも一緒にいると仲間だと判断されることもあるので注意しましょう。

噂話だけでつながる人からは、結果的に自分も噂のターゲットにされることもあります。

 

まとめ

噂話をする心理は、誰にでも納得できる部分はあるかもしれませんが、他人のことを話したくなった時は、自分自身と置き換えて考えてあげることも大切ですね。

SNSであらゆる人の話や意見が手軽に耳に入る時代なので、噂に慣れてしまった人も多いはず。だからこそ自分が信じられる情報だけを見極めることは、よりよい人間関係を構築していくためにも重要なのかもしれません。

 

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