- 2022-11-25
- 行動心理
- モノトーンしか着ない, 心理
モノトーンしか着ない人は、心理的に特別な理由があるのでしょうか。おしゃれは個性がアピールされるもので、誰でも好みやこだわりがありますよね。モノトーンは白黒、グレーと黒など、色のない世界が特徴ですが、そんなファッションを好む人の気になる心理について早速見ていきましょう。
モノトーンしか着ない心理や性格について
モノトーンのおしゃれはとてもセンスがよくカッコいい印象がありますが、それしか着ない人は、次のような心理や性格の特徴があります。
静かな人
モノトーンしか着ない人は、心理的にとても静かなことを好み、自分だけの空間を大切にします。カラフルなものは視覚的にも落ち着きがなく、気分が高揚する色の作用がありますので、正反対のモノトーンは今そんな気分ではないというサインなのでしょう。
たとえばインテリアでイメージするとわかりやすく、多彩な色調の部屋よりもモノトーンの部屋のほうが、なんとなく静かで深みのある空間になりますよね。
規則正しいことが好き
モノトーンしか着ないのは、心理的に規則を守る真面目な性格が関係しています。モノトーンは白黒のように単調で一本調子。シンプルですが、間違いがなくルールに沿っていますよね。
モノトーンが好きな人は複雑なことは好まず、理解しやすい状態にしておくことを好みます。たとえばオフィスのデスク。ペンを置く場所、これから目を通す書類など、きちんと整理整頓しているでしょう。自分のルールに沿わないことを嫌う頑固なところもあるかもしれません。
力をアピールしている
モノトーンしか着ないのは、心理的に力をアピールしている意味があり、とくに男性に表れやすい心理状態です。モノトーンに欠かせない「黒」は、外見を力強く見せる作用がありますので、他人に強い人間だと思われたい気持ちの表れ。
そして自分の弱さを隠すために黒を取り入れることもあります。今不安なことがあり、他者に本音を悟られたくないという時に、心理的にモノトーンを好むのかもしれません。
自信のアピール
モノトーンしか着ない人は、心理的に周りに自信をアピールしている意味があります。自分の意見があり、どのような場面でも迷わずはっきりしている人で、他の人の意見に流されることはありません。
揺るぎない価値観や考え方があるので、周囲から頼られる存在でもあるでしょう。堂々とした態度はとてもカッコよく素敵なのですが、自分のイメージを崩さないよう少し無理してしまうこともあるかもしれません。
こだわりやすい
モノトーンしか着ない人は、心理的に強いこだわりがあり、ひとつのことを突き詰める傾向があります。Tシャツは白か黒だけ、ネクタイも無地しか買わないなど。
基本的にシンプルなものが好きなことには変わりはありませんが、やりたいことがしっかりわかっているため、他のものに目を向けることはしないのです。こだわりを持つことは、目標を達成するには有効に働きますので、周りからは努力家にも見られているはずです。
完璧主義者
モノトーンしか着ないのは心理的に完璧主義の人だからで、失敗や手抜きを嫌う性格であることが考えられます。黒は基本的に負けず嫌いの傾向があり、白は誠実さをアピールする色。
二つが重なることでとても強い信念となり、そんな完成された自分を求める心理の表れなのでしょう。モノトーンは、柄物や色物とは違ったワンランク大人のイメージも。完璧主義者は、理想とする自分の姿を自覚しているということなのでしょう。
柔軟な人
モノトーンしか着ない人はとても個性的で、自分の感性を大切にしているように見えますが、心理的には違った一面もアピールされています。白や黒、グレーなどのシンプルな配色は、実は他の色と合わせやすい特徴があります。
赤と白のように色が入ってしまうと、次にプラスするものは限られてしまいますよね。モノトーンしか着ない人は、トレンドにも柔軟に対応できるので、人間関係も同様にあらゆる人と付き合えるタイプです。
バランスよく対処できるので、見た目とは違った魅力がある人。「話してみたら意外と気さくだった」というようなタイプでしょう。
ファッションタイプでわかる性格
「寒いから厚着した」という場合でも、実は性格が表れていることもあります。このため相手の性格を見抜く時は、服装やセンスなどをチェックしてみると、意外な情報を入手できるかもしれません。ではファッションのこだわりや好きなスタイルごとの性格についてご説明しましょう。
カジュアル系
Tシャツとジーンズ、スウェットなどのカジュアルなファッションは、とても親しみやすい印象を与えます。カジュアルにこだわる人は好印象を意識し、皆から好かれたい願望が強い傾向があります。
少し寂しがりなところもあり、自分を大切に思ってくれる人と仲良くなりやすいタイプ。恋愛ならこまめに連絡してくれる女性と相性がいいかもしれません。
ブランドよりも値段
ファッションはブランドや素材の質よりも、とにかく量が大切という人も。貴重な一点ものを買うことはなく、安売りでまとめ買いするようなタイプは、合理性を重視する傾向があります。
ファッションを感覚やセンスで考えることはなく、あくまでも理屈が基盤に。着回ししやすいセットアップや効率性などを考えておしゃれをするでしょう。
たとえば部屋着になるスウェット。丸首でなくフードつきなら雨が降っても大丈夫で、ポケットもたくさんあるから手ぶらで出かけられるなど、何ごとも要領よくこなすコスパ重視のタイプです。
特定のブランドにこだわる
「ジーンズは絶対にこのブランド以外は買わない」など、ファッションにマイルールがあり、絶対に他には目を向けないタイプの人もいるでしょう。このような人は規律性にこだわり、とても高い理想を持っています。
こだわるポイントは人によって違い、誰でもひとつはあるはずですが、徹底してしまうほどのこだわりはそんな自分がカッコよく感じていることも関係しているでしょう。
大切に長く着る
トレンドなどは一切関係なく、気に入ったものをずっと大切にする人は、情にもろく愛着のある人です。着心地がいいものをとても大切にしたり、恋人に初めてプレゼントされたネクタイをずっと使っていたりするなど。
このタイプは他人に共感しやすい優しいところがあり、コミュニケーションも大切にしています。同じ服を繰り返し着ることもあるので、センスがいい人には見られないかもしれませんが、他人には伝わらないこだわりがあるからなのです。
派手な服が多い
奇抜なファッションや派手な色使いが好きな人は目立ちたいため。その背景には色々な思いが関係していますが、トレンドを一足先に取り入れてセンスのいい人だと思われたい、または派手な色を組み合わせて人目を引きたいなどの理由があるでしょう。
派手な服にこだわるのは、基本的に他人と差別化して目立つことで爽快感を覚えることが関係しています。オフィスでもプライベートでも、必ず目立つ何かを取り入れています。
とても社交的で、気軽に皆とコミュケーションをとることができる人ですが、場合によっては自己アピールのやりすぎで周囲から避けられてしまうこともあるので注意が必要です。
まとめ
モノトーンしか着ない人は、心理的に色の特徴に共通して、どこかにシャープな特徴があるのかもしれません。ファッションの心理学があるように、無意識に選ぶ洋服やコーディネートのスタイルは、自分や周囲の人を違った角度から分析するチャンス。表面的には見えない内側を探ってみるのも楽しそうですね。
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