おじさんアピールする人の心理はなぜなのでしょうか。「もう年だから疲れやすいよ」「誕生日がくるのが憂鬱だ」など、それとなく自分の年齢を話題にしてくる人がいますよね。
しかし場合によっては、年下の女性から敬遠されることもあるので注意が必要です。では早速ですが、おじさんアピールする人の心理についてご紹介していきましょう。
おじさんアピールする人の心理的特徴について
「もうおじさんだから…」と冗談っぽく女性に話して「おじさんアピール」するのは、心理的に次のような理由があることが考えられます。
頼ってほしい
おじさんアピールするのは、心理的に相手の女性に頼ってもらいたいから。「年上で人生経験もあるので、何も心配はないよ」と言いたいのでしょう。しかしストレートに言えない性格なので、少し面白おかしくメッセージを送っているのです。
女性に頼られたいと感じるのは特別な感情が関係していることもありますので、おじさんアピールする人は決して悪意はなく、ポジティブに受け入れるべき存在かもしれません。
反応が知りたい
おじさんアピールするのは、心理的に女性の反応が知りたいためです。「そんなことないですよ」「おじさんには程遠いですよ」など、年下の女性から脈ありサインを出してほしいのです。
恋愛対象になるかどうか、自分の言動ひとつひとつにどのようなリアクションをするかチェックしている状態。また、自分に対しておじさんという認識を持っていないか知りたい思いもあるでしょう。
歳が離れすぎている彼氏だと嫌かもしれない、そんな不安がありながらも慎重に相手の反応を見ています。
自信がない
おじさんアピールするのは心理的に自信がなく、周囲の評価ハードルを下げたい気持ちがあります。もうおじさんだから仕方ないと納得したいための行為といえるでしょう。
トレンドに追いつけない、ヒット曲のタイトルがわからないなど、世代の違いを感じた時に無理をする人と諦める人の2パターンがあります。おじさんアピールする人は、仕方なく自分の年齢を受け入れて、そのレベルで勝負すればいいと考えています。
近づきたい
おじさんアピールする心理は、もっと相手と近づきたいためで、気になる女性と仲良くなりたいことが目的です。その場を和ませて気さくに会話をスタートしたい時、思いつく冗談がないと自虐ネタのように。
おじさんだからと言えば、面白がって思いきり笑ってくれることもあるでしょう。年齢差がある女性だと、まずは気を遣わない関係にしたいと思うため、年代のギャップを埋めるためにも面白いことが言える男性だと思わせたくなりますね。
年齢に対するコンプレックスがある
おじさんアピールするのは、心理的に自分の年齢がコンプレックスになっているためで、相手に「そんな年齢には見えないですよ」と返してもらいたいから。
年齢を重ねると、若い人のやることがどうしても羨ましく見えてしまいます。とくに男性は体力に年齢が表れやすく、身のこなしは若い時代とかなり差が出てしまうでしょう。
年齢のコンプレックスは、同性代の人よりも老けて見える、実年齢以上に年上に見られるなど、周囲の反応で感じてしまうもの。さらに身体的な衰えが重なると、やたらと年齢の話はしたくありません。
だからこそおじさんアピールで自分の若さを再認識し、おじさんではないと否定してほしいのです。
社交的な人
「ジェネレーションギャップで全くわからないよ」「疲れてジムなんか通えない」のようにおじさんアピールする人は、心理的にその場を盛り上げたい気持ちが強いからです。
自虐ネタはその人以外傷つくことはなく、緊張した雰囲気も一気に和らぎますよね。たとえばオフィスにやってきた若い社員と話す場面など、その場を和ませるためにおじさんアピール。社交的でとても会話力があり、皆が親近感を抱くタイプの人です。
嫌がられるおじさんアピールとは？
おじさんアピールは適度にやるのが好感度アップにもメリットが期待できますが、あまりにもしつこくすると年下の女性に誤解されて嫌がられる可能性があります。
おじさんすぎてカッコよさを通り過ぎてしまうのは、次のような場合が考えられます。
年齢を美化しすぎる
「昔はさ…」「昭和生まれは絶対にこうするよ」など、自分の世代や年齢を美化して年下の女性におじさんアピールする人は、理解されにくい可能性があります。
昔はよかったと思うのは年齢を重ねるごとに増える感覚かもしれませんが、やりすぎると自分の最盛期に取りすがっているように見えてしまう場合も。
さらにバブル時代や数十年前などの話をするのは、今の時代を受け入れていないとも誤解されますので、年下の女性との共通点を見つけるのが大変に感じるかもしれません。
身だしなみに年齢を感じる
あくまでも女性から好まれるのはおじさん「アピール」する人だけで、完全におじさんになっている人は恋愛対象にはならない可能性があります。たとえばニオイ。加齢臭がよく問題になりますが、自覚していない自分の体臭など、きちんとケアしないと女性に避けられてしまうことも。
またおじさんアピールする人の中には、いかにもおじさんらしいことを習慣的にやっている場合もあり、タバコの強いニオイや二日酔いのお酒のニオイなど、あまり構わないでいるのも困りものです。
年齢を重ねても女性の視線を意識しながら生活することは、自分に緊張感を持たせるよい秘訣になりますね。
上から目線になる
年齢が上だから…というだけで年下の人に対して偉そうな態度をとるのは、女性に好かれない要因になってしまいます。たとえば昭和の団旗の世代。競争意識が激しく、自己中心的な男性が多い傾向も。
年齢の違いだけで上から目線になる人は、上下関係に厳しい以上に、周囲には理解されないその世代だけのこだわりがあるとも考えられます。
若い女性ばかり相手にする
おじさんアピールで嫌がられてしまうのは、若い年齢の女性とそれ以外の女性で態度が全く違う人です。若い女性が好きという態度をはっきりアピールするので、自分好みではない女性が近づいても全く興味がないという振る舞い方をするでしょう。
しかし若い女性がそばにくるとおじさんアピールは全開で、丁寧に面倒を見てあげることもあります。自分の年齢を気にする反面、女性を年齢で区別する可能性も考えられます。
モテるおじさんの特徴
では何歳になっても女性が気になるカッコいいおじさんになるための秘訣をご紹介しましょう。
年齢に関係なく対等である
年下の女性だからといって子供のように扱ったり、偉そうに態度を変えたりするのは、女性からダメ出しされる要因です。カッコいいおじさんとは、年下の人が相手でも対等な関係でマナーをわきまえ、言葉遣いも丁寧。
一瞬だけタメ口になる瞬間に、とても距離の近さを感じされてくれます。自分にとってメリットがある人だけに態度を変えるのは、恋愛相手としてもあまり考えたくないですよね。カッコいい人は、仕事相手も趣味の仲間も全く同じ丁寧な態度が特徴です。
セルフメンテナンスをしっかり行う
年齢相応でありながらも、自分磨きを忘れない男性はとても人気があります。とくに健康意識が高く、ボディのメンテナンスを欠かさない人は、おじさんと呼ばれる年齢でもとても魅力的です。そうなるには、常に好奇心を持ってなんでも挑戦する気持ちも大切かもしれません。
まとめ
おじさんアピールする人の心理は、女性に好かれたい気持ちがあることは想像できるでしょう。会話を楽しいと感じて仲良くなってくれる若い女性もいるはずなので、興味を引き寄せたら、そこからがカッコいいおじさんの本領発揮ですね。
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