夜食の心理は日頃の不満が関係している?

夜食の心理は日頃の不満が関係している?

夜食を食べるのは、心理的な理由が関係していることもありますので、お腹の空き具合とは違ったところから判断しないと、いつまでもやめられない可能性があります。

食生活は健康の土台を築くことなので、できるだけ時間帯にもこだわりたいところ。そこで今回は、夜食を食べる心理や食べ方の意味について詳しくお伝えしていきましょう。


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夜食の心理とは何か?

夜食の心理は日頃の不満が関係している?

寝る直前の食事はカロリーが消費できず太るとよくいわれますが、なぜか夜になると食べたくなる心理があります。その理由で考えられることは次のようなポイントがあります。

 

慎重派だから

夜食は心理的な視点で考えると、とても慎重派の人であることが考えられます。時間に関係なく食べる人は、一見何も考えていない行き当たりばったりの印象を受けてしまいますが、実はお腹いっぱいにして寝ないと不安になるタイプ。

夜中に目が覚めるほど空腹になるのが怖い、または食べたい時に食べ物がない恐怖などが関係しています。準備万端にしないと物ごとが完結しないので、一日の終わりも夕食にさらに夜食を加えてお腹いっぱいになることで、ゆっくり快眠できると思い込んでいるのです。

 

ストレスが溜まっている

夜食の心理で多いのは「ストレス」。ストレスと人間の食生活は大切な関係があるといわれていますので、夜食を食べることも心理的なストレスがきっかけになっています。

人間が抱えるストレスは「急性」「慢性」の2種類があり、恋人と喧嘩した後は一時的に急性ストレスを感じ、やけ酒ややけ食いをすることもあるでしょう。

しかし仕事で継続的に抱える慢性ストレスは、次にやってくるストレスに備えて体がエネルギーを蓄えたくなる仕組みがあり、それが夜食の心理的な原因になっている場合があります。

夜食を食べて後悔することはなく、夜食が日課になっている人は慢性的なストレスがないかどうか考えてみましょう。

 

我慢が苦手

食べたいものを我慢せずに食べる人は、時間も場所も気にせず、欲求のまま行動する傾向があります。遅い時間の食事は体に負担がかかるのでよくないともいわれていますが、わかっていてもやめられないのは我慢が苦手だから。

このタイプの人は、欲しいものがあると衝動的に迷わず買ったり、よく考えずに実践して失敗したりすることもよくあります。我慢することのメリットをあまり考えず、逆に我慢がストレスになると悪いことばかり考えてしまう習慣がありますので、夜中にコンビニでお菓子を買い食いすることも全く抵抗なくやってしまいます。

 

影響されやすい人

夜食の心理は周りに影響されやすいためで、夜中のTVCMで見たカップラーメンが無性に食べたくなり食べてしまうなど、あらゆる情報を取り込みすぎて誤った決断を下してしまうタイプです。

夜皆が寝静まった時、自分だけの世界でやりたい放題できそうな開放感がありませんか。そんな環境の中で、インスタグラムで夜食の写真の投稿を見たり、映画で美味しそうな食事のシーンを見たりすると、つい影響されてしまいます。

自分の意見を持たず、周囲に流されていたほうが気分は楽なのでしょう。

 

食べたい時に食べる主義

夜食の心理は、食べたい時に食べる主義だからです。自分のルールを曲げることはなく、夜食のデメリットについてもわかっていても「そうしたいから」ただ食べてしまうのです。

とても自己中心的なところがあり、他人の忠告を聞くことはありません。夜食の食べすぎで体重が増えても一向に構わず、体調を崩すなど、よほど痛い思いをしないと学習しないタイプなのでしょう。

食べたい時に食べる人は、1日3食の習慣があっても時間や食べるものがバラバラかもしれません。

 

健康意識が低い

夜食の心理は健康意識が低く、自分は何をしても大丈夫だという根拠のない自信があるからです。人生100年時代と呼ばれる日本は、世界でもトップレベルの長寿大国。

そんな日本ならではの健康にいい和食が好きだから、いつも駅まで歩いているからなど、頻繁に夜食を食べる人も自分は健康なライフスタイルだと思い込んでいます。

そのため体によくない夜食も、それくらい大丈夫だろうと油断している可能性があるでしょう。健康に興味がないわけではありませんが、危機感がなく、積極的に何かをすることはなく、万が一体調を崩すとかなりへこんでしまう性格です。

 

意思が弱い

意思が弱い人は夜食の心理が働くことがよくあり、食べてはいけないと思ってもすぐに気持ちが萎えてしまいます。意外と言葉と行動が真逆で、他人の健康には気を遣うけれど、自分では実践しないタイプとも考えられます。

意思が弱い人は自分に自信がないためで、本当にダメなのだろうかと思いながら夜食を作ってしまうでしょう。逆に正しいことをアドバイスしてくれる人がそばにいると、その人の言うことは鵜呑みにするので、あっさり夜食習慣を断念する可能性もあります。

 

誘惑に負ける

やってはダメ、見てはいけない、ここに来てはダメなど、縛られると余計に誘惑に負けてやってしまうことがあります。夜食も同じで、寝る直前の食事はダイエットや健康にデメリットがあるといわれると、天邪鬼の自分が「やってしまえ」と誘惑してきます。

そんな時にある程度我慢しても、逆にやる気がなくなり暴飲暴食。夜中にピザやラーメン、スナック菓子など、夕食並みのボリュームで食べてしまっているかもしれません。

 

食生活のタイプと性格

夜食の心理は日頃の不満が関係している?

夜食は健康的な食習慣ではないかもしれませんが、なぜか美味しく感じるものですよね。人それぞれ色々な食生活のスタイルがありますが、性格や特徴についてご紹介しましょう。

 

食べることに興味がない

お腹が空いたら何か食べたくなるのは、動物的なサバイバルモードなのかもしれませんが、中には食に関心を持たない人もいるようです。そんな人は、まず他の人よりも食欲がないことが挙げられるでしょう。

そして食事を美味しく楽しむものとは解釈せず、生きるために必要なことだと責任感やプレッシャーを感じているために、あまり美味しく感じられないのです。

食べることに興味がない時は、運動してお腹を空かせるなど、身体的なところからアプローチしてみるといいかもしれません。

 

ゆっくり時間をかける

食べることは生きている間ずっと続くことで、美味しいものを食べる時間は、自分自身を満たす大切な時でもあります。ゆっくり時間をかけて食事をする人はとてもマイペースで、物ごとを丁寧に行う性格が特徴。

仕事も多少期日に遅れてしまうことはありますが、手抜きせずきちんとやり通すため、質の高い仕事ができる人です。ただし時間配分が上手くできないので、ゆっくり食事をしていても最後まで食べられないことも。その瞬間をゆっくり味わい、プレッシャーに弱いところもあります。

 

好き嫌いが多い

食べ物の好き嫌いが激しい人は、そんなところが人間関係にも表れやすく自己中心的な面もありますので、付き合う人は似たようなタイプが多いかもしれません。

極端に好き嫌いがあり、料理を作ってあげる人としてはとても大変。手料理よりも外食やテイクアウトが好みなので、必然的に脂っこいものばかり食べるなど、健康バランスも崩しやすいかもしれません。

 

同じものばかり食べる

昨日も今日もカレーライスのように、毎日同じものばかり食べる人は頑固な性格です。自分がいいと思ったものは絶対に曲げないところがありますので、新たな発見ができない環境になっているでしょう。

このタイプは他人に合わせるのが苦手で、些細なことに執着する場合も。一度決めたことを簡単に挫折してしまうのはカッコ悪いと思っているので、カレーライスばかりの毎日に飽きていても、そんな素振りは周囲に見せないでしょう。

 

まとめ

夜食の心理には色々なことが関係していると考えられますので、今度夜中に食べたくなった時は、自分の心にも質問してみるとよいかもしれません。たまに食べるから夜食も美味しいものです。自分自身の健康を考えて、食生活のサイクルは大切にしたいですね。

 

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