マラソンが好きな人の心理には、共通することがいくつかあるようです。スポーツに夢中になる人は、とても健康的でポジティブな印象がありますが、マラソンはコツコツと積み上げるようなもので、他のスポーツとは違った特徴がありますよね。
そこで今回は、マラソンが好きな人の心理的共通点と、コツコツ型のメリットとデメリットをご紹介していきましょう。
マラソンが好きな人の心理について
マラソンが好きな人には、気になる心理背景があるようです。考えられる理由を集めましたので、マラソン好きと今後の付き合い方に参考にしてみましょう。
完璧主義者
マラソンが好きな人は、一度決めたことを最後までやり通さないと気が済まないところがあり、自分が設定したゴールにはなんとしてでも到達したがります。
完璧主義者に見られることも多く、少しの手抜きやミスも許さない厳しい性格。マラソンというスポーツを見てもわかりますが、楽しむよりも自分に厳しく続けるイメージがあるため、人一倍完璧主義なところがあるかもしれません。
モテたい
マラソンが好きな人は、心理的に異性の視線をとても気にしており、心のどこかにモテたい願望があるかもしれません。マラソン用のカッコいいウェアを着て都会を走る自分。
ストイックにやり通すことが異性にも好かれると考えているのです。一人で黙々と走る姿はとてもカッコいいですよね。アスリートの強さをアピールするために、表面的なところからマラソンを始めている人もいます。
達成感を味わいたい
マラソンが好きな人は、心理的に達成感を味わいたい願望があり、仕事や人間関係がいつも中途半端になっている可能性があります。そんな自分自身に嫌気が差して、最後までやり通すことにこだわり、辛いマラソンで自分に活を入れているのかもしれません。
つまらないことで恋人を振ったり、仕事が嫌になってすぐ会社を辞めてしまったり、後悔した経験があることも。マラソンは大会に出る以外にも、普段の練習も達成感が得られますので、ビジネスで成功する人にも人気があります。
健康維持にこだわる
マラソンが好きな人は健康管理がとても上手で、食生活や生活規則などもきちんと決めています。とくに自分の体については、少しの異変でもすぐに気づき、病気にならないよう普段から予防も意識しているでしょう。
マラソンを体作りのために続けている人は多いので、走らないと体調が悪くなるような不安を抱くかもしれません。健康のために毎日サプリを飲むのと同じで、マラソンも日課になっているのでしょう。
コツコツと健康維持しているので体は丈夫だと、健康に自信を持っているタイプです。
正義感が強い
マラソンが好きな人の心理背景には、正しいと思うことをやり抜く正義感があります。困っている人を助け、弱いものを守ることが正義であり、どのような相手でも同じように接しています。
マラソンが好きな人はとても真面目なイメージを持たれますが、心理的にもルールを破れないところがあるので、グループでは信頼される存在に。しかし正義感が強すぎて、柔軟に他者と意見交換できないこともあるので、食い違いでストレスを感じることもあるかもしれません。
節約したいタイプ
マラソンが好きな人は節約家で、お金の使い方がシビアな場合もあります。心理的に物質的なことを優先する傾向がありますので、嫌なことでもお金がかからなければそれでいいのです。
エクササイズをするには月会費を払ってジムに通う、または健康器具で自宅トレーニングすることもできます。しかしマラソンが好きな人は、何ごとにもできるだけお金をかけたくない主義なので、シューズと動きやすい服があればできる格安なマラソンを選んでいるのかもしれません。
ストレス発散したい
マラソンは、外の風景を眺めながら頭の中を空っぽにできる運動。マラソンが好きな人は心理的にストレスが溜まりすぎて、気分転換するために手軽にできるマラソンを選びます。
気持ちよく汗をかくことはもちろん目的ですが、それ以上に悩みから解放されたい思いが強いのかもしれません。ジョギングコースや有名なマラソンコースまでわざわざ出かけ、休日に思いきり体を動かしてリフレッシュしています。
非日常的な空間に行きたい
普段近所を走るだけなら、歩道や公園内のジョギングコースを使うでしょう。しかし大会となると車道がコースになり、いつも走れないところでマラソンできるので、少し現実逃避した気分になります。
マラソンが好きな人は心理的にそんな思いが強く、非日常な空間が大好き。その気持ちの裏には、現実に目を向けたくないことも関係しているかもしれません。海外のマラソン大会なども積極的に参加したがる人でしょう。
自信を高めたい
マラソンが好きな人は、心理的に自信がない自分が嫌で、マラソンで最後まで完走した時に得られる自信を体験したいのでしょう。コツコツと毎日トレーニングして大会で完走した時の喜びは何物にも代えがたいもので、自信がつくことは間違いないはず。
他人から評価されるよりも自分自身の満足度を高めたい人は、マラソンの醍醐味を感じやすいかもしれません。
マラソン好きのメリット
マラソン大会が各地で開催され、どこも盛況で近年マラソン人気がわかります。そんなマラソンですが、好きな人には次のようなメリットが感じられるでしょう。
自分一人の時間が充実する
マラソンは野球やサッカーのようにグループで行う運動ではなく、個人でできることが特徴です。一人で過ごすのが好きな人にとっては、マラソンはぴったりのスポーツ。
周りの人を頼りにして自分の行動範囲を決めるのは、時にはストレスにもなりますよね。マラソン好きな人は、自分一人でもやりたいことができる意思の強さがありますので、退屈することはないでしょう。
休日もぼんやりとしているよりも、一人で活発に行動できるので生活が充実しています。
我慢強くなる
マラソンは辛いスポーツ。自分との闘いで、とてもストイックな男女に人気があるスポーツです。たとえばダイエット。目標を設定してエクササイズをしても、途中で食べすぎてリバウンド。
そんな経験は誰でもあるはずですが、マラソンは自己管理が基盤となっていますので、我慢強くなれることがメリットでしょう。目標達成したい思いは、ダイエット以上に強いものになるかもしれません。
健康的である
マラソンのメリットは持久力が高まり、心肺機能も強くなることが期待できるので健康的です。辛いトレーニングを続けていると、徐々に体にも耐久力がつき、疲れにくい体質へ。
またマラソンはダイエット効果も期待できるので、長く走るために無意識に体型維持もできるようになります。最初は軽く走るだけでスタートしても、徐々に周りのランナーを見ていると、自分もカッコよく走りたいと思うようになり健康が大切に感じてきます。
マラソン好きのデメリット
マラソンをすることにデメリットはあまりないはずですが、マラソンにこだわりすぎてしまう人は、次のような点に注意が必要ですね。
頑固
マラソン好きな人はストイックで、自分の価値観を曲げることはないかもしれません。そのため頑固で他人の意見を受け入れない部分もあるので、柔軟に対応するよう心がけてみましょう。運動もマラソン以外のものも取り入れてみるといいかもしれません。
グループ行動が苦手
マラソンの世界に慣れてしまうと、単独行動が快適になり、グループ行動をするのが辛く感じるかもしれません。上手に人間関係を続けるためにも、マラソン好きは友人や恋人などと一緒に走ることもたまにはやってみるといいでしょう。
まとめ
マラソン好きの心理とは、自分自身への強い期待感が関係しているのかもしれません。体のために定期的な運動は重要なので、自分の性格に合ったものを選んでみてくださいね。
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