- 2021-2-9
- 人間心理
- 心理, 目元を強調するメイク
目元を強調するメイクの心理は、男性から見て理解できるでしょうか。自分を綺麗に見せたいのは、全ての女性に共通する思いですが、メイクでとくに目元を意識するのは心理的なことが関係しています。
気になる女性と仲良くなるためには、メイクを通じて性格や考え方を理解しておくとよいかもしれません。そこで早速ですが、目元を強調するメイクの心理について、詳しくご解説していきましょう。
女性が目元を強調するメイクをする心理
真っ赤な口紅で口元を強調する人、頬紅でほっぺたを可愛らしく見せる人など、メイクの技法は女性によって違います。つけまつ毛やアイラインなどの目の周辺のメイクは、そういう中でもとても肝心な部分。なぜ強調したいか、女性心理について見ていきましょう。
好きな人に熱い視線を送りたい
女性は恋をすると綺麗になるとよくいわれますが、それは男性も同じで、好きな人がいると身だしなみを気にしますよね。女性が目元を強調する心理は、恋心をアピールしたいため。
好きな人に視線を送り、自分の存在を知ってほしいのです。まつ毛がくるっと可愛らしい目のほうが、男性も意識してくれるでしょう。
そんな反応を期待しているため、目元はとくに時間をかけてメイクをしています。熱い視線で男性の心を掴みたい願望がわかりますね。
注目されたい
目元を強調するメイクは、表情がまるで違うほど大きな変化を与えます。いつもと雰囲気が違うなと思う女性は、つけまつ毛やまつ毛パーマをしたからかもしれません。
ファンデーションの色のトーンを変えたくらいでは違いがわかりませんが、顔の中でも存在感のある目元は違う印象を与えるため、いつも以上に視線を集めることができるのです。
目立ちたい願望がある人はわかりやすいメイクで、異性の視線を捉えようとしています。
透き通った瞳を見てほしい
黒目が大きくて、くりっとした瞳が可愛らしい人、瞳が透き通ってピュアに見える人など。自分の目をアピールしたい時には、目元を強調するメイクをする心理になります。
「顔のここだけを見て」と、本当は相手に伝えたい気持ちがあるでしょう。口紅はベージュ系であまり目立たないカラー、アイシャドーはピンクやブルーでとても目立つ配色。顔の自信があるパーツを、バランスよくメイクで引き立たせています。
アピールしたいことがある
「目は口ほどに物を言う」といわれるように、目元を強調するメイクをする女性心理は、相手に何か伝えたいことがあります。それは言葉にはしたくないことかもしれませんし、内向的な性格なのではっきりと気持ちが言えないだけかもしれません。
男性に伝えたいメッセージがあるけれど、まずは相手に気づいてほしい状態なのです。目元がはっきりしたメイクだと、思わずアイコンタクトをとってしまうもの。
何が言いたいのか、視線の中に隠されたことを探ってしまいます。たとえば記念日。メイクを強調して彼氏にそれとなくアプローチするのは、気づいてほしいことがあるサインなのです。
女性がメイクに時間をかける理由
最近はメンズ用コスメも市場に増えていますので、メイクに興味がある人も多いでしょう。しかし女性ほど丁寧に鏡に向かってメイクをする男性は稀で、やはりメイクは女性がするものという印象を受けることも。
ではなぜ女性はメイクに時間をかけるのか、男性が不思議に感じる部分をご解説します。
社会的なマナーだから
すっぴんだとビジネスシーンや恋愛シーンで、一般常識が欠けた人に見られ、よい印象が残せない可能性があります。メイクは女性にとってマナーであり、社会生活をするために欠かせない身だしなみのひとつ。やりたくなくてもやらないと、大人の女性の品格をアピールできないことがメイクをする理由です。
ノーメイクだと自信がない
目元を強調するメイクはテクニックが必要で、苦手に感じる女性も多いようです。苦戦しながらいつまでも鏡に向かっている彼女を見て、思わず急かした経験がある彼氏もいるかもしれません。
なぜ女性がメイクをするのか、それは自分に自信をつけるため。すっぴんで外に出るのは、ありのままの自分を見られるようで恥ずかしいと思ったり、すっぴんの顔に自信がなかったりすることも理由。
でもしっかりメイクをすると、安心して生活できるのでしょう。男性がきっちりとネクタイを締めて、モチベーションを上げて出かけるのと同じような思いがあります。
好きな人に綺麗と言われたい
「綺麗だね」と好きな人に言われたいと思うのは、誰にでも共通することでしょう。メイクで顔色を明るくしたり、肌のツヤを出して飾ったりすることは、洋服を選ぶのと同じ。
外見でアピールする時、メイクは必要不可欠なものです。女性がきちんとメイクをした顔は、まるでアートのように美しいですよね。
そんな美しさは、好きな人のためだけに磨いていると知ってほしいのでしょう。「綺麗だね」と褒められるとさらにメイクにも力が入り、新商品のコスメが出るとすぐに購入したくなります。もっと自分を愛してほしいという願望も、同時に湧いているかもしれません。
視線を感じていたい
異性から注目されたい、視線を感じたいと思うのは、男女共に共通する願望です。おしゃれで素敵なセンスの人は周囲から注目され、とても余裕がありますよね。
とくに女性にとって男性の視線は、自分を磨くための刺激にもなるでしょう。たとえ恋人でない相手でも視線を集めることは、自分を高めるために必要なのです。
こんなタイプの人は、男性に好かれやすいメイクのパターンを練習して、自分のためではなく視線を集めるために時間をかけてしまいます。
大人っぽく見られたい
メイクでは顔のパーツを変えることはできませんが、違う雰囲気にすることは可能です。女性がメイクをするのは、相手に与える印象を考えているためで、大人っぽく見せたい時はいつもより時間をかけています。
デートの時は行き先によって雰囲気を変えることがよくあり、大人っぽいバーに行く時はシックなメイク、公園デートの時はナチュラルメイクなど、用途に合わせているはず。
年齢は少しでも若く見られたいことが女性の本音ですが、大人の女性を演じたい場面もよくあり、そんな時にメイクが役立ってくれるのです。
苦手なところをカバーしたい
すっぴんで出かけたくないことに似ていますが、女性がメイクに時間をかけるのは、苦手な部分をカバーするため。たとえば目が一重の人は、ぱっちりの目に見えるように、目元を強調するメイクをするでしょう。
肌の色がくすんでいる時は、明るめのトーンで綺麗な肌に見せたくなります。メイクは自信を持つためなので、綺麗に演出するのと同時に自分の苦手な部分を克服する意味も。
垂れ目の人が、アイラインで吊り上げて描くようなテクニック。メイクであらゆるパターンに変えてみたいのでしょう。
変身願望がある
洋服を買いに行くと、いつまでも迷ってしまう女性の気持ちは、本来の自分とは違う人物になりたくて、イメージに近づくよう努力するから。
変身願望はメイクをする女性の心理にも関係し、すっぴんとは違う別の顔を作るために楽しんでいます。綺麗になるための時間は苦痛ではなく、刺激や楽しみを与えてくれるもの。
男性がひげをデザインして剃ることと同じで、手間をかけることが逆に楽しみになっているのです。必ずしも全ての女性がメイク好きとは限りませんが、変身願望は多少なりともあるはずです。
まとめ
目元を強調するメイクをする心理は、美しい自分の姿を見たいからでしょう。メイクはアートのひとつで、好きな人に褒められたり最高の作品を描いたりするために、女性たちは日夜努力しています。
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