目くじらを立てる女性の心理状態はどうなっているのでしょうか。複雑な女心。態度だけでは理解できないこともありますが、表情や些細な仕草に本音が隠されている場合もあります。
そこで今回は、目くじらを立てる女性心理について詳しくご解説していきますので、対処がわからない場面でぜひ参考にしてみてくださいね。
目くじらを立てる女性の心理的特徴について
目をつり上げて他人の欠点探しをする「目くじらを立てる」行為は、女性によくありがちで、男性がやり込められてしまう場面がありますよね。そんな時は女性心理を理解すると、ぶつからずにコミュニケーションがとれるようになります。
マウントをとっている
他人よりも自分のほうが偉い、強いという意識が強い人は、目くじらを立てる心理になりやすく、マウントをとり相手に自分の存在感をアピールしています。
些細なことを指摘する女性。そんな態度が習慣的に続くと、自然と緊張感も高まり、失敗しないよう相手の視線が気になりますよね。他人が自分を見るとビクビクする状態が、実は喜びにつながっているのかもしれません。
マウントをとりたがる人は、同性も異性も関係なく、リーダーシップをやたらと発揮したがる性格といえるでしょう。
優越感に浸りたい
目くじらを立てる女性は、心理的に他人の間違いや失敗を見つけることで優越感を抱きます。周囲からは他人の粗探しをしているように見られているのですが、そんなことは一切お構いなし。
目くじらを立てて他人が不安になる姿を見ることは、同時に相手を下に見るのと同じなので、その瞬間に安心感が得られるのです。他人から褒められたり絶賛されたりするのが大好き。
そのため自然とご機嫌をとってくれる人ばかりと付き合うようになり、自分の間違いを指摘してくれる人がいなくなるという悪いサイクルが生まれます。
はっきりした性格
目くじらを立てる女性は、心理的に物ごとの白黒をはっきりさせたい性格。悪いことは悪いと相手にきちんと理解してもらわないと、気分が悪くなってしまうのです。
しかし人によっては、他人に指摘されるのを嫌う人もいますよね。すると逆にやり込められて、双方エスカレートすることもあるかもしれません。目くじらを立てやすい人は、感情的に物ごとを判断する傾向もあるので、厄介な存在に思われているはずです。
他人の不幸を喜ぶ
目くじらを立てる女性は、心理的に他人の不幸な様子を見て自分の幸福度を実感したいため。困っている人を見るとすぐに助けてくれますが、それは相手を思ってではなく、自分自身を満足させるための行為なのです。
そのため目くじらを立てて相手をやり込め、フォローまでしてあげることで欲求が満たされる状態です。成功した人に焼きもちを焼くのも共通点のひとつ。ライバル意識が強い性格なので、なんとしてでも他人の弱点を見つけたくなるのでしょう。
足を引っ張りたい
目くじらを立てる女性は、心理的に相手を羨ましく思っているためで、足を引っ張り自分と同じレベルにさせたい願望があります。対象になるのは友人だけでなく恋人も同じ。
ボーナスがアップしたと喜ぶ彼氏が羨ましく、つい目くじらを立ててお金の使い方を指摘するような瞬間。他人の足を引っ張る人は、基本的に自分に自信がないので、他人を素直に評価せずひねくれたこともよく言ってしまいます。
目くじらを立てる女性の扱いが上手な人とは？
目くじらを立てる女性に対抗してしまうのは一番避けたいこと。まるで売られた喧嘩を買ってしまうような場面なので、スムーズにやり過ごすためにも、女性の扱い方が上手な男性の特徴を早速見ていきましょう。
冷静に考える
目くじらを立ててイライラしている女性は、周囲にも不快なオーラを発してきます。雰囲気に流されてしまうと、自分も同じ態度になりぶつかる可能性がありますので、そんな時は冷静になることが大切。
難しい女性の扱いが上手な人は、感情的にならずに相手の心理状態や性格を理解してから、自分の次のアクションを考えています。他人よりも自分のほうが偉いと思いたい女性なら、心理背景に合わせた態度でその場をやり過ごします。
「そうだね。言う通りだね」と、本音ではなくてもサラッと相手の気持ちを冷静になだめてくれます。
愛情でお返しする
目くじらを立てる女性が大人しくなるのは、好きな人から愛情表現をされた時。「イライラしたところも可愛いよ」と喜ばせてあげると、イライラも急に収まるかもしれません。
目くじらを立てる女性は、いつも自分が中心になりたい願望がありますので、注目されるためにわざと細かいことをチェックしているだけの場合も。そんな性格を理解すれば、相手に優しく接してあげるとスムーズにやり過ごせるかもしれません。
聞き流してしまう
目くじらを立てる人と同じ態度になるのは、さらにエスカレートする原因です。絶対に引き下がらない強硬な態度に出る人もいますので、そんな時は聞き流してしまいましょう。
「そうだね」「わかった、わかった」ととりあえず相手の言葉は受け止めて、自分の意見は一切言わないこと。たとえ不公平に感じる時でも同意しておいたほうが無難です。
目くじらを立てるのはたまたま虫の居所が悪かった場合もあるので、いつまでも引きずらないようあっさり終わらせましょう。
きちんと受け止める
目くじらを立てるのは、実はそれなりに理由があるのかもしれません。「なんでこの場所に置くの？！」と彼女が怒る場面。きちんとやるべきことをやっておけば、イライラの原因を避けられる可能性はあるでしょう。
粗探しされたとネガティブに受け止めると、いつまでも自分の間違いを理解できませんので、相手の言葉も一旦はしっかり受け止めること。女性の対処がスムーズな人は指摘されたことをきちんと改善し、相手の心理を理解しています。
態度を変えてもらう方法
いつも自分の間違いや失敗を探されるのはとてもストレスになりますので、恋人なら尚更一緒にいること自体が苦痛に感じますよね。そんな時は相手に態度を変えてもらうことも方法なので、次のポイントを意識してアプローチしてみましょう。
指摘してみる
お互いに感じたことはなんでも言える関係が理想的。目くじらを立てるのは、相手の悪いところを見つけたい願望があるためで、やり過ぎは自己否定の要因にもなってしまいます。
そんな女性は決して相手をやり込めるつもりではないのかもしれませんが、習慣的になると困りますよね。対等な関係になるためにも、相手の気になる態度は冷静に指摘してみましょう。
「もう少し言い方を優しくしてくれない？」「そんなに文句言いたくなるの？」と気づいてほしいことを優しく伝えると、逆の立場を少し理解できるようになるはずです。
一緒にストレス発散する
目くじらを立てるのは、ストレスが背景として関係している場合もあります。イライラを誰かにぶつけて気分転換している可能性はありますので、そんな時は一緒にストレス発散するのも方法ですね。
散歩したり映画を観に行ったり、気分を入れ替えるとネガティブなこともさほど気にならなくなるでしょう。態度を変えるよう相手に一方的に押しつけるよりも、共同作業としてやっていくことがオススメです。
まとめ
目くじらを立てる女性は、心理的に相手に自分の存在感をもっとアピールしたい気持ちがあるのでしょう。好きな人にかまってもらいたい時や、相手をフォローしてあげたい思いなど、ポジティブな理由があることも少しだけ理解してあげるといいかもしれません。
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