結婚式に呼んでねと言う心理が働くのは、他に言いたいことがあり、それを隠しているためかもしれません。大切な友人の結婚式なら、他の用事をキャンセルしてでも参列したいと思うのは当然ですが、相手が元恋人なら違った思いになることも。
そこで今回は、複雑な女性の気持ちを理解するために「結婚式に呼んでね」と言う心理と、元カノにこの言葉を言われた時の対処法についてお伝えします。
元カノが結婚式に呼んでねと言う心理はなぜ?
家族、親戚、友人、職場仲間など、結婚式に招待するのは色々な立場の人となりますが、元恋人を呼ぶ人はきっと少ないはず。しかし稀に元カノが「結婚式に呼んでね」と言うケースがありますので、その時の女性心理について見ていきましょう。
素直に喜んでいる
元カノが結婚式に呼んでねと言うのは、心理的にも余裕が生まれ、元カレの幸福を素直に喜べているためです。別れた後はしばらくの間、お互いの行動がかなり気になっていたはず。
新しい恋人の存在を知った時は、切ない気持ちになったでしょう。しかし辛い時期を乗り越えて真実の愛を見つけた元恋人に、心から祝福したい気持ちがあります。
たとえ別れた人でも、他の人と幸福になる姿を見るのは楽しいことはありませんが、大人として立派な考え方がある人なら、寛大な心で受け入れてくれるでしょう。
嫉妬している
結婚式に呼んでねと言う心理は、言葉とは裏腹に嫉妬しているためです。絶対に招待されないことを知っているため、幸福な元カレの気持ちをわざと乱すことをしたいのでしょう。
元恋人に嫉妬する理由は、相手の新しい彼女が自分よりも綺麗だからか、もしくは自分自身にまだ恋人が見つかっていない状態だから。どちらもネガティブな気持ちになりやすい状態なので、つい皮肉のようなことを言いたくなるのでしょう。
興味がある
元恋人が結婚するというのは複雑な気持ちにもなりますが、正直なところ興味があるという人も多いでしょう。結婚相手がどのような人なのか、披露宴はどういった演出なのか、自分に置き換えてイメージしたくなります。
結婚式に呼んでねと言う心理は興味本位のためで、自分の目で確かめたいことがたくさんあるのです。
友人になりたい
別れた直後は、お互いに色々な思いが駆け巡っていたはずですが、時間が経過すると喧嘩したこともよい思い出になります。不満があった相手でも楽しい記憶がたくさんあり、せっかくの出会いを大切にしたい気持ちが隠されています。
そのため今後もよい付き合いを続けたい願望があり、結婚式に呼んでねと言う心理が働きます。お互いにパートナーが見つかれば、気軽に仲間同士で付き合っていける可能性もあるでしょう。恋人としては無理があったけれど、友人としてやり直したい気持ちがあります。
吹っ切れたから
結婚式に呼んでねと言う心理は、元カレに対しての未練や思いが吹っ切れたことが関係しています。もし未だに忘れられない人なら、結婚の話を聞いてかなりショックを受けるはず。
本当なら、自分が花嫁になるはずだったのに…と焼きもちを焼いてしまいます。でも気持ちがすっきりして、過去のことを正当化できるようになると、相手の幸福も自分にとってよく見えるものなのです。
仲間意識のような特別な気持ちが湧き、そんな思いが結婚を祝福する背景にはあります。
元カノを結婚式に呼ぶべきか?
結婚式に呼んでねと言う女性心理は、男性から見ても納得できる部分があるはず。自分の大切なライフイベントに、果たして元カノを呼ぶべきなのか、判断する際のポイントをご説明しますね。
未だに付き合いがある場合
結婚式に呼んでねと気軽に言われても、そのまま受け取るべきかとても困りませんか。招待するかどうかの判断をする場合に考えたいのは、現在元カノとどのような付き合いがあるか。
たとえば職場仲間で、元カノが未だに同じ職場にいる場合。他の同僚を呼んで元カノだけを招待しないと、不自然に思われる可能性があります。
また仕事のパートナー、趣味仲間、花嫁も知り合いである場合など、他の人のバランスを考えて判断してみましょう。
パートナーに相談する
元恋人を結婚式に招待するのは、あまり好ましいことではありません。家族や友人からも不満が出る可能性がありますので、慎重に判断してください。
しかし結婚式の招待客は、お互いに納得することが好ましいため、とくにパートナーが不快に思う場合は招待しないほうが安心です。
よほどオープンな関係で、別れてから数年以上経過している場合などは違うかもしれませんが、自分一人では判断できない大切なことなので、後悔しないようパートナーにも確認してくださいね。
けじめのために招待しない
心から結婚を祝福してくれる元カノもいますので、できれば招待したいのが本音かもしれません。しかし元恋人が結婚式に参列することは、パートナーの家族もよく思わないでしょう。
たとえ元カノとよい関係があるとしても、けじめのために招待しないという決断もあります。その場合は元カノにきちんと説明して、こちらの気持ちを理解してもらいましょう。
相手の目的を把握しておく
元カノを結婚式に呼ぶかどうか、判断する際に相手の気持ちや目的を考えてみてください。もし別れて時間がまだ経過していない場合は、気持ちを引きずっている可能性があります。
大切な結婚式でトラブルになっても困りますので、どのような心境で結婚式に参列したがっているのか、知り合いに確認するのもひとつの方法です。
二次会に招待する
結婚式は職場の人など、これからもお世話になる人がたくさん参列しています。元カノを招待したことがわかったら、自分の評価にもつながるリスクもあるかもしれません。
しかし元カノと友人のようによい関係があるなら、披露宴ではなく二次会に招待することも方法です。お互いに吹っ切れた気持ちを大切にして、幸福を共有しましょう。
結婚式に呼んでと言われたらどうする?
元カノから「結婚式に呼んでね」と言われたら、どう反応すればよいのか困惑してしまいますよね。そんな時に嫌な気持ちにならないよう、次の方法で対処してください。
軽く受け流す
はっきり断るのは、元カノに申し訳ない場合もあります。優しい男性なら、あやふやな態度で軽く受け流すことも方法に。冗談のつもりで受け取り、「決まったら呼ぶよ」と軽く返事してもよいかもしれません。もしくは「考えておくよ」など、明確な返事を避けてやり過ごしてくださいね。
正直な気持ちを伝える
素直な気持ちで自分の幸福を祝福してくれるならよいのですが、女性の複雑な感情を読み取るのは難しいですよね。結婚式に呼んでねと言われたら、迷う気持ちをそのまま伝えましょう。
「来てほしいけど、元カノだからね」と言葉を濁して、相手に察してもらうことも解決策になります。
写真だけ送る
元カノに結婚の報告をしたいなら、結婚式に招待せず写真だけを後日送ってもよいでしょう。その場合は「結婚式はこぢんまり挙げるから」とごまかして断ること。
結婚式の写真を見れば、二人の関係が完結したと納得できるはずです。思い出に残る結婚式を挙げるためにも、最低限の報告だけを計画しましょう。
まとめ
結婚式に呼んでねと言う心理には、女性ならではの悔しい気持ちや嬉しい気持ちなど、色々なものが混ざっています。一度は夢中になった相手。
別の人とゴールインする姿は、なんともいえない思いになるでしょう。そんな時に心の底から「幸福になってね」と言えるような関係は理想的です。
結婚式は自分の人生の節目になり、恋愛の終わりと新たな人生の始まりにもなる大切なイベント。だからこそ、周囲が納得できるように計画することが必要ですね。
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