旅行嫌いの心理はなぜか、理由はわかりますか。世の中の多くの人が好きな旅行は気分転換になり、知らない場所に行くのは刺激的な時間。
しかし旅行は、全員が同じ思いを抱くとは限らず、中には旅行嫌いの心理もあるようです。なぜ嫌いなのか、多くの人は疑問に感じるでしょう。
恋人との旅行や会社の社員旅行など、どうしても行かなければならない場面もあります。そんな場合はどう自分を納得させるか、苦手な人にとっては苦痛の時間になるでしょう。
では旅行嫌いの心理を克服して、出かけるための心の準備についてご解説していきますね。
旅行嫌いの心理について
楽しいはずなのに、旅行前になると憂鬱になる人は周囲にいませんか。そんな人たちは、心理的に旅行が嫌いな理由があるためなのです。
帰ってきた後の片づけが面倒
多くの人が経験しているはずですが、旅行は行くまでの準備が一番楽しいもの。海外や温泉、ドライブなど、現実生活から解放されて旅行するのは快適で、気分のリフレッシュになりますよね。
お土産も買っていよいよ帰宅。そこで待っているものは、辛い現実生活なのです。まず旅行の荷物を開けて洗濯ものや片づけ、お土産の選別など、色々とやることがあります。
次の日から仕事となると、旅行前のモチベーションが一切なくなり、しぶしぶ後片づけをすることを考えると行かないほうがよいと感じます。
知らない場所で神経を使うのが嫌
旅行はリラックスして、その場所を楽しむのが目的。しかし旅行嫌いの心理は、行った経験がない場所に対してあらゆる不安を抱き、神経を使うことが嫌なのです。
たとえば海外旅行。「国内旅行は好きだけど、海外にはあまり行きたくない」という人がいます。言葉がわからないので不安になりますし、治安も安心できません。このようなマイナスイメージを持つと、本来楽しく過ごすはずの時間が苦痛に。
知らない場所はたとえ温泉旅館だったとしても、トイレの場所や大浴場の場所など、自分の置かれた環境を把握するためには神経を使いますよね。そんな風景が、面倒に感じる原因なのです。
自分の家以外の場所が不安
自分の家はどのような場所よりも、一番快適で安心できるところです。長旅から戻ってきた時に「やっぱり家が一番」と呟きたくなりますよね。
旅行嫌いの心理は、自宅がとても快適なので外に出るのが不安。基本的に家でまったりとするのが好きなタイプなので、無理に友人に誘われて旅行に行くと、ストレスで体調を崩すこともあるでしょう。
自分の家以外の場所では眠れない人も、このタイプかもしれません。余計な緊張感は、家にいれば必要ないもの。旅行先で嫌な体験をすると、さらに行きたくなくなるでしょう。
目的地に行くまでが面倒
旅行は家を出発したところからスタートです。海外旅行なら飛行機に乗るのも旅の一部ですし、ドライブで温泉なら運転中の楽しい会話も貴重な思い出になりますよね。
しかし旅行嫌いの心理は、この移動時間がとても無駄に感じるのが理由です。「早く目的地に着いてのんびりとしたい」との気持ちに。
でも旅行は遠く離れたところこそ、楽しみが広がるものです。電車を乗り継いだり、空港まで時間をかけて行ったりするのが不安で、それなら近場で充分だと周囲をがっかりさせてしまいます。
一緒に行く人が問題
旅行嫌いの心理は、一緒に行く人が大きな問題になります。たとえば社員旅行。宿泊先の宴会場で上司に気を遣い、仕事の話を一晩中聞かされるのはとても苦痛です。
旅行に来てまで会社の人と過ごすのは、時間の無駄に感じるでしょう。せっかく素敵な観光地が社員旅行で選ばれたとしても、観光気分になることはほぼありません。
一緒に行く人次第で、旅行の楽しみ方はがらりと変わります。旅行嫌いな人は他者に気を使って時間を過ごすのが嫌なので、旅行なら一人旅を選ぶかもしれません。
お金を遣いたくない
旅行はお金がかかり、贅沢なことです。だからこそ旅行に行くと現実世界を忘れて、楽しい時間を満喫したくなります。
ホテルの宿泊料金や交通費だけでなく、現地で食事したりお土産を買ったり、旅行中は何かと出費がかさみます。
すぐに来られない場所だと、せっかくだからと無理な買い物をする場合もあるでしょう。旅行嫌いの心理は、旅に遣うお金が無駄に感じるため。
洋服を買うのとは違い、旅行は後に残るものが思い出だけです。節約生活をしている人なら、旅行はやりたいことリストの最後になっているでしょう。
準備が面倒
旅行準備はワクワクして楽しいことなのですが、出かけるのが嫌いな人にとってはかなり負担になります。
旅行用のバッグがない、携帯できるボディソープがないなど。旅行慣れした人ならグッズがすぐに揃いますが、旅行嫌いだと準備の段階からすでに気分が落ち込んでしまいます。
そんな思いをしてまで行く必要があるのか、疑問を抱きながら出発すると結局楽しめなくなりますよね。
かといって準備せずに行き、周りの人からブーイングが出るのも困るでしょう。色々と考えることが増えるたびに、旅行が億劫になってしまうのです。
旅行嫌いを克服して楽しむコツとは?
旅行嫌いの心理を理解して苦手意識を克服すれば、他の人のように楽しく出かけられるようになります。まずは心の準備からはじめ、旅行を楽しんでいる自分の姿をイメージしてくださいね。
気が合う人と旅行する
旅行先では、何かと仲間に気を遣います。それが負担になると、旅行は楽しく感じられませんよね。旅行嫌いを克服するには、気を許せる仲間と旅を計画してみませんか。
家族や恋人などの自分をさらけ出せる人なら、一晩一緒にいても気を遣うことはないでしょう。旅行は本来気分転換の目的がありますので、自分と同じ価値観を持つ人と一緒のほうが過ごしやすいのです。
全く性格が正反対の人だと、目的地に着く前に気疲れしてしまいます。信頼できる仲間や気を遣わずに済む人と一緒に、のんびりと気楽な旅をして苦手を克服してみませんか。
近場の旅行をする
旅行嫌いな人は、遠くに行くことに抵抗を感じます。近場なら自分のテリトリーなので、万が一何かあっても安心。
旅行嫌いを克服するためには、近場旅行が改善策になるはずです。家以外の場所で過ごす一日に慣れるためには、必ずしも飛行機に乗って旅行する必要はありません。
たとえば隣の駅前にあるホテルに宿泊するだけでも、旅行の雰囲気が味わえますよね。近場旅行に慣れたら徐々に移動時間を延ばし、最終的にツアー旅行などにも抵抗なく行けるようになるのが理想ですね。
好きな場所を選ぶ
旅行嫌いの心理を克服するためには、苦手な部分だけでなく好きなことにフォーカスして旅行を計画するのも方法です。
たとえば好きなスポットや、エリアなどを選ぶとよいでしょう。山よりも海が好き、自然よりも街中が好きなど。
興味がある場所や好きなところを優先して、旅行プランを立ててみませんか。たとえば好きなドラマの撮影地を訪ねる旅など、目的を持って旅するのも楽しいでしょう。
面倒、神経を使うといった旅のデメリットよりも、もっと楽しい面を意識してみてください。
まとめ
旅行嫌いの心理になるのは、不思議なことではありません。旅行は最高の状態で思い出を作りたいところですから、一緒に行く人や行き先など、あらゆる要因が重なるもの。
旅行が嫌いになった原因を探り、これからは自由なアイデアで最高の旅行プランを立ててください。どのようなことも段取り次第なので苦手な旅行を克服する際は、頭の中でシュミレーションしておくとよいですね。
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