子供嫌いの心理はどのようなものなのでしょうか。昔から子供が嫌いなのよね…というような女性もいれば、男性でも子供が苦手な場合があります。その心理について一緒に考えていきましょう。
賑やか過ぎる
静かな時間をゆったりと過ごしていたい人から見ると、子供は騒がしく見えるものです。そして赤ちゃんが泣いたりすると、もうどうしていいのか分からなくなってくるでしょう。穏やかでゆったりとした時間を持ちたいと強く願うタイプから見ると、子供は賑やか過ぎてついていけない…と感じるケースも。
考え方変わる時も
でも自分の甥や姪が出来たり、友達の子供を見ていると少し考え方が変わってくる場合もあるのです。例えば親が一生懸命子供を世話している姿を見て、愛されている子供にはそれなりに魅力があるのでは？と思うこともあるでしょう。
賑やかなだけと思っていた子供にも、様々な面があると分かると考え方が大きく変わるケースもあるのです。
想像をしてみる
もしもこれが自分の子供だったら…と想像すると、多少賑やかでも可愛いと思える可能性もあります。ここで大切なのは表面的にだけ見るようなことはせずに、想像力をはたらかせてみることでしょう。
表面だけを見て、子供を判断するのではなく子供の魅力について知っていくようにしたいですね。
子供の扱いが苦手
子供をうまく扱おうと思ったけれど、泣かれてしまいなついてくれないような経験をすると、また泣かれるのでは…と怖くなってしまいます。そして、自分には子供は合わないのかもと思うようになるでしょう。
子供が泣いた時の対応
子供の扱いが苦手と自分で自分に思い込んでしまう人は多いですよね。子供は泣くことにより、自分の気持ちを表現しています。それに対して、子供が今何を求めているのかについて考えてみる心の余裕を持ちましょう。いくつかのケースを考えてみると、子供の泣いている理由が分かる場合もあるはず。
子供の立場になって考えてみる
泣いていたり機嫌が悪くなったり。それに対してイライラしていては子供とのやりとりが苦手になってしまうでしょう。様々な表情を見せてくれるのが子供であり、それが子供の魅力でもあるのです。
まずは子供の立場になって、考えてみるようにしましょう。悲しい気持ちや寂しい気持ちなどが分かると、対応の仕方についても気づくことができるのです。
子供に嫉妬をしてしまう
例えば妻が子供ばかり可愛がり自分を構ってくれないと、夫としては嫉妬心が出てしまいます。子供が生まれると女性は常に子供優先の場合が多いでしょう。夫から見ると「自分のことなんてどうでもいいのかな」と思うぐらいに、子供の面倒を見るのです。そのため男性が子供に嫉妬をしてしまうこともあるでしょう。
一緒に育児に携わる
妻が構ってくれにと思うと、夫から見て寂しく感じる時も。でも夫のタイプによっては一緒に育児を一生懸命してくれる人もいるのｄす。こういうイクメンの男性なら、子供嫌いにはならないかもしれません。一緒に育児に携わることで、普段の妻の母親としての苦労についても気づくでしょう。
そう考えると、自分なりにできることを手伝う気持ちになるのです。妻に聞いて「自分でもできることはないかな」と、育児について教えてもらうようにしましょう。
子供はかえがえのない存在
子供は自分にとってかけがえのない存在だと思い、自分も育児を頑張れば妻を休ませてあげられると思うようにしましょう。子供っぽい面を持つ男性もいますが、ここで自分は父親なんだと自覚をして、出来るだけ子供を大切にするように意識してみましょう。
それが出来れば子供嫌いから卒業が出来て、子供が好きになってくるかもしれません。自分の子供だけではなくて、人の子供まで可愛く見えてくるようになる場合もあるのです。
小さな頃を思い出す
自分が子供の頃にあまり愛されなかった場合には、子供に対しての愛し方が分からない場合もあります。こういうことを言われて嬉しかったというような経験がないので、どう声を掛ければ良いのか分からないのです。人は愛されて愛し方を学ぶ場合が多いもの。でもその経験や記憶がないと、子供が好きになれない可能性もあるでしょう。
与える側になってみる
人に愛されるのは幸せなことです。でも人を愛するというのも、とても充実した気持ちになれるもの。与えられることばかりを望むのではなく、与える側になってみるのも時には必要なのです。
与える側になってみると、自然に与えられていることに気が付く場合もあるでしょう。見返りを期待しない愛情を、子供に対して注ぐ親もいます。でも実は子供からとても大切な愛情を与えられている可能性もあるのです。
できるだけ穏やかに接する
愛し方が分からず悩むとしたら、できるだけ穏やかに優しく接してみるようにしましょう。子供は敏感ですから、穏やかで優しく接することで心が落ち着いてくることもあります。声を掛けたり笑顔で接したり。自分なりに努力をしてみたいですね。そうすると段々と子供との距離が近くなるのを感じるはずです。
自分から子供を遠ざけていたと、自分で分かることができたのなら接し方も大きく変わってくるでしょう。
考えていることが理解しづらい
子供は本音をストレートに出すタイプもいれば、そうではない場合もあります。そのため考えていることを把握しようとしても、全然出来ないような時も。こういう時に大人としては、子供に対してやりとりの難しさを感じるのです。
無理に理解をしようとしない
無理に理解をしようとして、それが的外れな時には落ち込みも激しくなります。ひとまず子供の喜びそうなことを考えて、実践してみましょう。子供により性格も違えば、喜ぶ内容も違うのです。決して一括りにはできないと思うようにすると、無理に理解をせずに子供の様子を見るところから始めることができるでしょう。
子供としてもこちらがぎこちなく接すると、それについて違和感を覚えてしまうもの。できるだけ自然体を意識して笑顔で接するようにしたいですね。
子供の扱いが上手な人を参考にする
子供の扱いがうまい人を見るとすごいな…と思うもの。そして自分には難しいと感じるかもしれません。でも子供にも様々なタイプがいますので、自分が理解出来ると思うようなタイプの子供もいるかもしれません。
子供の扱いが上手な人を見て、参考にしてみるのもよいですね。素晴らしいお手本が近くにいるのなら、ぜひ話を聞いてみるとよいでしょう。子供に対しての考え方についても、教えてくれる場合があるのです。そして思っていたよりも子供とのやりとりは難しくないんだと、ホッとした気持ちになれる可能性も出てくるでしょう。
まとめ
子供嫌いの心理について考えてきました。大人として一度は通ってきた道ではありますが、理解するとなると難しいと感じる人もいるかもしれません。でもよく言われているのが、自分の子供が出来ると気持ちが良い方に変わったというものです。
今すぐに自分の子供を授かれないとしても、自分の中で想像をしてみると「自分の子供なら可愛いかもしれない」と思えてくるはずです。大切なパートナーに出会えた場合には、この人との子供なら大切にしたいと思ったり、きっと可愛がれると確信できる場合もあるのです。
今子供嫌いと思いそれをコンプレックスには思わずに、まずは今目の前にある存在について大切にするように心がけたいですね。
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