愚痴垢を持つ心理・悪口を言う手段とは

愚痴垢を持つ心理・悪口を言う手段とは

愚痴垢を持つ人の心理について、気になる部分をご解説しましょう。愚痴垢について知らない人もいるはずですが、今の時代コミュニケーションの手段として当たり前になっているSNS。

知らない相手とのやりとりは、メリットだけでなくデメリットもあります。ついこぼしたくなる愚痴や人の悪口も、SNSなら言いやすい面がありますよね。

そんな中で誕生した愚痴垢。心理的な特徴について、知っておきたいポイントをご説明していきましょう。


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愚痴垢を持つ心理について

愚痴垢を持つ心理・悪口を言う手段とは

愚痴垢を持つ人との付き合い方を考えるためには、その心理を知るのがコツです。では愚痴垢とは何か、また関係している心理的特徴について見ていきましょう。

 

愚痴垢とは何か

愚痴垢とはツイッターなどの別アカウントで、悪口を呟くためのものです。若い世代の多くがSNSの裏アカウントを持っているともいわれていますが、表の顔と裏の顔を分けるために始まったもの。

愚痴垢では本来のアカウントでは言わない、人の悪口を言うためのものだといえるでしょう。逆に普段は明るい内容や楽しい写真をアカウントに投稿し、そんな裏の顔を見せずに生活しています。

愚痴垢は特定の人物だけでなく噂話、芸能情報、有名人の発言に対してなど、攻撃するためのアカウントです。

 

ストレスが溜まっている

ツイッターは本来、何気ない一言を呟くものですが、最近は政治活動にも使われるようにあらゆるメッセージの発信ツールになっています。

誰かのツイートを読んで納得できない場合、反対意見がある時でも、他の人の反応が心配で本音でコメントできないことはよくありますよね。

また仕事のストレスや恋愛関係のトラブルといった日常生活のストレスが溜まる場合など、一気に愚痴垢で発散させたい心理があるのです。

他の方法で気分転換できない、愚痴垢アカウントを持つ人の心理。スマホが全てになっているため、ストレスを受けるのも吐き出すのもSNSがフィルターになっているのでしょう。

 

仲間意識

楽しい話で盛り上がるよりも、なぜか人の悪口や自分の否定的な意見に賛同してくれる人のほうがつながりやすいですよね。愚痴垢を持つ心理は、仲間意識が根底にあります。

誰かとつながりたいと思い、フェイスブックやツイッターを始める人は多く存在しますが、表面的な付き合いでなかなか本音を理解してくれる人は少ないですよね。

そんな人が夢中になる愚痴垢。心理的に一歩踏み込んだ仲間が欲しいサインなのです。否定的で辛辣な意見は、自分から発信するのは抵抗になりますが、人の意見に共感するのは簡単。そんな控えめなタイプも、愚痴垢で自分の存在価値を見つけているのです。

 

ネガティブ思考

愚痴垢を持つ心理は、ネガティブ思考が考えられます。人の考えることや意見は、必ず自分と同じであるとは限りません。違って当たり前であることを納得できない人は、理解する以前に相手を攻撃したり批判したりすることで、自分を正当化しているのかもしれません。

ネガティブ思考の人は、よい面を見ようとする習慣がありませんので、納得できない他人の意見の意味を知る前に、ストレスを抱えてしまうのです。

モヤモヤした気持ちをすっきりとさせるには、愚痴垢はメリットが期待できます。しかし愚痴を言ったとしても、気分を晴らせるのは自分だけなのです。

 

嫉妬心が強い

楽しそうに彼女とデートしている写真を投稿する友人。嫌いな芸能人が事業で大成功した話など、他人の幸福を喜べないのは愚痴垢を持つ人の心理に共通しています。

嫉妬心があると、自分よりも上をいく人がいるのは不満になるでしょう。しかし実際に勝てない相手には、愚痴や文句という心理的な攻撃で戦ってしまいます。

ネガティブな人は、他人の評価を意外と気にする部分もありますので、裏表の顔をはっきりと分けるためにも愚痴垢を持っていると考えられますね。

 

自分らしくしたい

SNSは思ったことをすぐ投稿して、他人とシェアできる場所です。しかし友人や仕事仲間など、現実生活でもつながっている人がたくさんいますので、自分の主張や意見で今後の関係を悪くできない面があります。

周囲に好かれるようにと、無意識に自分が投稿する内容は制限されているのです。そのため本当に言いたいことが言えないので、自分らしさを失ってしまう人もいるでしょう。

たとえば趣味を持っている人。職場では内緒にしているけれど、誰かと語りたいと思う場合もあるでしょう。そんな人は自分の趣味を否定する人の投稿を愚痴垢で攻撃して、自分の信念を貫いているのです。

 

悪口を言うメリットやデメリットについて

愚痴垢を持つ心理・悪口を言う手段とは

愚痴垢を持つ人の心理は、イメージする自分の姿を崩したくないために、別の自分を違うところでアピールしているのでしょう。

でも愚痴垢で盛り上がる話題。なぜか悪口や否定的な意見は、共感しやすい部分もありますよね。そこで知っておきたいのが、悪口のメリットとデメリットについて。愚痴垢に投稿したりコメントしたりする際に、まずはいったん考えてみましょう。

 

仲良くなる人がいる

考え方やファッションの好みなどが同じだと、私たちは他人に好意を抱きます。人とつながるためには何か共通することがあるとよいのは、多くの人がすでに実感されているでしょう。

愚痴垢で自分と同じ考えの人を発見すると、一気に近づけるのはネガティブな「共通点」があるためなのです。たとえばアイドルが好きな人同士なら、間違いなくポジティブな意見ですぐに共感するでしょう。

逆に嫌いなものが同じという人同士も、ネガティブで共通する意見があるため共感できるのです。仲良くなれないのは、好きなものと嫌いなものがそれぞれ違うパターン。

どのような形でも自分と同じ考えを持つ人とは、接点が増えるため仲良くなる傾向があります。

 

信頼できる

本音で物を語るには、相手をよく知らないとできないことです。悪口を共有するメリットとしては、信頼関係が出来上がること。表面的に「いい人」を演じるタイプは、たとえ嫌いな食べ物を出されても美味しいと答えます。

しかしなんでもストレートに発言する人なら「まずい」とコメントするでしょう。ここが悪口を共有する最初のステップなのです。

人間は不思議なことに、ネガティブな意見や悪口を言う人に対して正直な印象を受けます。すると悪口は親しみや信頼の元になり、人を褒め合う人同士よりも攻撃したがる人同士のほうがつながりやすいのです。

 

リアルな自分がバレてしまう

愚痴垢を持つ人の心理には、偽りの自分を演じていたい理由があります。そのため普通のアカウントでは、他の人と同じく普通の日常生活を投稿し、仲間が「いいね」するものに同調しています。

愚痴垢では友人の悪口、仕事の文句など周囲が想像できない人に豹変する可能性があるでしょう。しかし気をつけたいのは、SNSの世界はどこで誰につながっているかわからないことです。

会社の飲み会が楽しかったと写真を投稿。愚痴垢では上司のつまらない話が最悪だった、料理が美味しくないお店だったなど、正直な気持ちをネガティブに発信します。

それを会社関係の人が見つけたら、現実世界で自分の立場が悪くなるでしょう。評価や評判が悪くなり、表と裏の自分の境目がわからなくなってしまうのです。

 

まとめ

愚痴垢を持つ人の心理は、誰にでもある部分だといえるでしょう。しかし自分を正しく他人に受け止めてもらうためには、相手を傷つけないよう自分の意見や思いをアピールする方法も身につけておきたいですね。SNSは使い方次第。よい意味でつながる人をどんどん増やしましょう。

 

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