飲み会の席でわかるのは、心理的にどのような想いを抱いているのか。自分の周囲に座る人や逆に避けている人などを見ると、あれ?と思う瞬間がありませんか。
飲み会は楽しく過ごすのが基本。座る場所は大切な要素を持っているため、できれば話が合う人のそばにいたいですよね。同時に好きな人と接近するチャンスもあるので、事前にきちんとプランを立てたほうが、期待通りの展開になる場合も。
そこで今回は飲み会の席でわかる心理や、好きな人に接近する方法について詳しくご解説していきましょう。
飲み会の席でわかる心理について
「好きな人の隣の席は絶対に確保」と心の中で決めていても、実際は恥ずかしくて行動を起こせないことがありませんか。人間の心理背景は無意識に行動や言動に表れるもので、とくに接近しやすい飲み会の席は心理がよくわかる瞬間です。
隣の席に座る
飲み会の席はその日の流れを決めるほど重要で、公平にするためにくじ引きで決めることもありますよね。このような場合を除いて自分の意思で席を選ぶ人、誰かの隣をあえて選ぶ人は相手に好意を持っていると考えられます。
たとえば会社の飲み会。普段は仕事で話す機会がない気になる人とは、飲み会が絶好のチャンスになりますよね。意識しているからこそわざわざ自分から隣を選び、独り占めしたい願望が隠されています。
隣の人とは話がしやすく、プライベートな話題も。この場を逃したらチャンスがないと思うと、人にどう思われても隣の席はなんとか確保したくなります。
斜め向かい
斜め向かいに座るのは、飲み会で好きな人に対してよくやってしまう行為のひとつです。正面は緊張してしまうけれど、離れるのも寂しいという思いをバランスよく示してくれるのが、斜め向かいの席です。
一対一になる角度だと、かなりプレッシャーを感じますよね。せっかくのチャンスなのでリラックスして接近したい時は、向かいの席が最適です。
話題を振られてもすぐに反応できますし、好きな人のことをじっと見られる位置。適度な距離感があるので、相手の情報を収集するにもよいかもしれません。
正面
レストランやカフェで向かい合って座ると、何か話さなければならないプレッシャーがありませんか。飲み会の席でわかる心理ですが、正面に座るのは積極的な人だから。
プレッシャーやストレスを感じても自分らしく行動でき、好きな人のことをもっと詳しく知りたいので、視線が必ず合う正面の席を選びます。
しかし警戒心が強い人だと、真正面にいる人には圧迫感を覚えてしまいます。飲み会という特別な場所では、攻撃するつもりで正面に座る人はいないので、気軽に話をして楽しみましょう。
向かいで離れた席
向かい側で相手の存在が見える位置。近くもなく遠くもない飲み会の席の心理は、好きな人のそばで照れがあるためです。本当はすぐ近くに行きたいけれど、自分の気持ちがバレてしまうのが怖いため。
でも全く見えない席だと寂しい、そんな迷いが見え隠れしている場所なのです。向かいの席で離れていると、こっそり相手の行動を観察するにはベストポジション。
どのような人とどのような話をして盛り上がっているか、一人でリサーチする時間になるでしょう。この席を選ぶ人の心理は内気で、自分から積極的にアプローチできない性格です。
同じ列で離れた席
すぐ隣でなく同列で離れた席、もしくは誰かを挟んで座る心理は、相手の様子を見るのが目的です。好きな人が自分に対して、どういった態度をとってくるかテストしています。
一人挟んだ程度の距離なら、腕を伸ばして飲み物を入れたり、料理を渡したりすることはできますよね。近すぎず相手とコンタクトをとれる場所なので、好意がある人ならはっきりと態度に示してくるはず。
もし全く話を振ってこない場合は関わる気持ちがないので、特別な興味を持っているとは考えられないでしょう。
隣に座らない人
飲み会の席の心理で、隣に座らない人は気になりますよね。空いているのにわざと遠くの席を選ぶ人は、自分を嫌っているのでは?と不安になります。
この場合の心理背景としては、わかりやすく興味を持っていないのがひとつあります。そしてすごく好きな人なので、緊張してそばに行けない場合もあります。
嫌いな相手なら距離を置きたくなるのは当然ですが、飲み会というシチュエーションは本音がぽろっと出る場所です。そのため自分の行動をきちんと相手に理解してもらうためには、誤解されない席を選ぶのが必要ですね。
飲み会がチャンス!好きな人に接近するコツ
会社の忘年会のような大きな飲み会になると、部署ごとなどで座る席がすでに決められています。遠くにいる好きな人に近づくには、このような時はどうすればよいのでしょうか。
席を決める前から確保しておく
飲み会は恋愛のチャンスが隠されているので、普段話ができない人と接近する絶好のタイミングです。お酒を飲みいつもよりリラックスすると、普段の自分以上に話が進むかもしれません。
好きな人と離れてしまう場合は、席決めをする前に近くの場所を確保しておきましょう。なんとなくその場の流れで席順が決まる場合は、事前の準備がコツです。
好きな人が着席したら、素早く近くのエリアに移動すること。遠慮すると離れた場所に追いやられてしまいますので、恥ずかしがらず積極的に行動しましょう。
トイレのタイミングで話しかける
運悪く座席が決まってしまい、離れてしまった場合。これではどうにもならずお手上げですが、諦めるのはまだ早いでしょう。離れた席の人に話しかけるなら、トイレのタイミングを活用してください。
いきなり他の人を押しのけて隣をゲットするのは気が引けますが、トイレで立つ時にさりげなく様子を観察してください。または好きな人がトイレに行く時に一緒に席を立ち、入り口でばったり会う振りをするなど。
偶然に一緒になれば立ち話で二人だけの空間ができ、隣の席で話すよりもぐんと近づける可能性もあります。
積極的に席を移動する
ライバルが多い人だと、自分も負けずに積極的に行動を起こさなければなりません。そんな場合は離れた席からわざわざ近くに移動して、隙間に入り込みましょう。
自分のグラスを持って座り込んでしまえば、仕方なく回りも席をずらしてくれるかもしれません。しかしこの手段で近づく場合は、飲み会が始まってすぐだと周りからブーイングが出る可能性もあるので、周囲がほろ酔い加減になった頃がよいでしょう。
少し気分がよくなったから、という素振りなら普段やらないことをやっても許されるはずです。
用件がある振りをして近づく
会社の飲み会なら、仕事の話がある振りをして近づくのも可能です。飲み会では仕事のことはご法度ですが、さりげなく作業についての質問や書類の提出期限など、すでにわかっている内容を聞く振りをして話しかけましょう。
相手も好感を寄せている場合は、きっと話しかけてくるタイミングをずっと待っているはず。仕事の話がきっかけで、別の席に二人で移動することもあるかもしれません。
幹事にお願いする
離れた席に気になる人が行ってしまうと、飲み会に参加する意味すらなくなってしまいます。どうしても接近したい場合は、幹事に事前に席順をリクエストするのも方法です。
「○○さんの隣にしてほしいんだけど…」と言うと、きっと好きなんだとバレてしまうもの。しかしそれでもよい場合は、これくらいはっきりとしたアプローチも必要かもしれません。
まとめ
飲み会の席でわかる心理では、自分の想いを伝えるチャンスが到来。失敗しないためにもお店の中を調べておくなど、しっかりと情報収集しておくと安心です。
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