- 2021-5-13
- 恋愛心理
- 好きにならないようにする, 心理
好きにならないようにするのは、心理的にも関係していることがあり、自分の気持ちとの闘いになりますよね。自然に感情を相手にアピールできれば一番楽なのですが、あらゆる状況により、好きにならないよう抑制してしまうことがあります。
そこで今回は、好きにならないようにする心理が働く場面や、素直になれない思いについて理由をご説明しましょう。
好きにならないようにする場面とは?
恋愛感情は、自分で意識しないところで勝手に一人歩きするもの。そんな時にどうするべきかわからないと、好きにならないように我慢する次のような場面があります。
恋人がいる人を好きになった
好きにならないようにするシーンでまず挙げられるのが、相手にパートナーがすでにいる場合や、既婚者のケースがあります。いつどこで誰を好きになるかは、自分でもわからないこと。
職場の同僚を好きになった後で、その人に恋人がいると判明した時は、気持ちのやり場がなく辛いですよね。迷惑をかけるわけではないから、ただ好きでいたいと思うかもしれません。
しかし恋愛感情がどうエスカレートするか、理性ではコントロールできない可能性もあるので、気持ちを抑圧するほうが無難な場合もあるのです。
恋愛をする余裕がない
仕事が忙しい、自分の夢に向かって前進している人など、恋愛が一番にならない時は好きにならないようにすることもあるでしょう。
誰かと両想いになったら、相手の幸福を考えることも愛情。しかし恋愛は男性にとって、優先順位が一番にならないケースもよくありますよね。
期待されるように相手を愛せない場合は、いいなと思う人にそれ以上の感情を抱かないよう、自分に嘘をついて生活することもあります。
相手が自分に興味を示さない
好きな人から振られることほど辛いことはありません。好きにならないようにするシーンは、明らかに片想いで終わってしまう場合。
周囲から人気がある人、ライバルが多い人など、自分に全く興味を示さない人を好きになったら、結果が見えているように感じてしまう人もいるでしょう。
こんな時は辛くならないよう、できるだけ早く忘れたいと思うはず。好きにならないよう他の人に気持ちを向けるのですが、上手くいかないこともあるかもしれません。
結婚を意識する年齢だから
好きになった人が結婚適齢期、もしくは結婚したがっている人なら、付き合うのはそれなりの覚悟が必要です。また結婚するつもりはないけれど、恋愛だけを楽しみたいという場合、お互いに同じ恋愛観がないとギャップが生まれてしまうでしょう。
両想いになってもその先に何を期待しているか、違うゴールがある人だと、好きにならないようにするケースもあるかもしれません。
自分に恋人がいる
今恋愛中でも、他の人を好きにならないという約束はありませんので、自分の感情を抑制する場面もあります。恋人を傷つけないよう、一人で辛い思いを抱き、忘れようと頑張るでしょう。
ダメだと言われると余計に気になってしまうのが人間の心理。恋愛してはいけない自分がいることで、さらに気持ちが高ぶってしまい、好きな気持ちが抑えられなくなるのです。
好きにならないようにする心理はなぜか?
素直に自分の気持ちを受け入れるのが一番自然な形ですが、心理的に自分の感情をブロックする背景があります。
とても真面目な性格
好きにならないようにする心理は、とても真面目な人によくあること。誰かを好きになったら、責任を持って付き合わなければならないと、自分に過度な責任を与えています。
デートは週に何回、こまめなメッセージのやりとりなど、作業のようにきちんと下準備をしておかないと恋愛できないタイプともいえるでしょう。
真面目な人は、自分の気持ちを正しく理解するために時間がかかります。感情に流されず冷静に考えすぎるため、好きという感情に気づきたくないのです。
自信がない
恋愛をしても上手くいくわけがないと思っている自信がないタイプは、いいなと思った人がいても好きにならないようにする心理が働きます。
自分のやりたいことをネガティブに捉える傾向もあり、とくに恋愛では積極的にアクションを起こせないことが特徴。体型に自信がない、収入が低いなど、他人と比較して自分の弱点ばかりを気にしているのです。
絶対に脈ありだと納得できる人、もしくは相手からアプローチしてくれる場合でないと、なかなか恋愛はスタートしないでしょう。
自分の時間が大切
夢中になりやすい人は、今の生活を振り回されないよう、あえて恋愛から離れる意識をしています。とくに自分の時間を大切にするタイプの人は、夢中になりそうな可能性があると、その手前で気持ちをセーブしてしまうのです。
趣味、仕事、家族、友人など、同時にバランスよくできない少し不器用な性格ともいえるのでしょう。大切なことをひとつずつ片づける習慣があり、物ごとの優先順位がはっきりしているのです。
未練を引きずっている
好きにならないようにする心理とは、過去に恋愛で傷ついた経験があるからなのです。失恋した直後や人が信じられない時、新たに自分の心を誰かに委ねてしまうのが怖い状態。
そのため好きになって傷つきたくないので、自分を守るために恋愛感情を無視している状態です。
自分の感情に素直になる方法
好きにならないようにする心理が働くと、恋愛だけでなく、社会生活で心苦しい場面が増えてしまうかもしれません。そんな時は自分の感情に素直になり、もっと楽な生き方をしてみませんか。
言葉にしてみよう
好きにならないように抑制しているのは、逆に考えると自分の感情にすでに気づいているということ。わかってしまったことを無視するのは楽ではありませんよね。
無理に抑えつけるよりも、きちんと感情の整理をするために、今の気持ちを言葉にしてみましょう。頭の中だけで考えることと、形になった感情では違った印象を受けるはずです。
日記に気持ちをぶつけたり、友人に相談したり、自分の今の気持ちを外に吐き出してください。
友人として付き合ってみる
好きになった人はどんどんイメージが膨らみ、悪いところが一切見えなくなります。空想の世界に入ってしまうと現実が見えなくなりますので、後で傷つかないためにもまずは友人として付き合ってみましょう。嫌われてもいい覚悟で接すると、楽に自分の感情を整理できるようになります。
不安な自分を受け入れる
恋愛感情はピークを迎えた時、誰にも止められないほど強い思いに変わります。好きになってはいけない人を好きになった時は、冷静になるのは大変。
そんな葛藤している自分をまずそのまま受け入れることが、感情に気づくステップになります。このまま気持ちが抑えられなかったらどうするべきか、不安を抱くこと自体はとても自然なのです。
迷いながら解決策を生み出し、自分を成長させることに今はフォーカスしてみましょう。どうしても忘れなければならない相手なら、恋愛以外に夢中になるものを探すこと。
結果がどうなるかよりも、今の自分を明確に知ることが心の負担を減らすコツになります。
まとめ
好きにならないようにする心理とは、相手も自分も大切に思うために働くのでしょう。お互いに好きであることが確認でき、よい関係が築けることが理想的ですが、ハッピーエンドでなくても恋愛から学ぶものはたくさんあります。
無理に気持ちをコントロールするか、それとも自分らしく受け入れてしまうか。あらゆる解決方法で、ベストな道を見つけてくださいね。
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