- 2022-7-26
- 恋愛心理
- 好きな人がいるのに他の人と付き合う, 心理
好きな人がいるのに他の人と付き合うのは、心理的にとても気になる理由があります。「どうして一番好きな人を選ばないのか？」というシンプルな疑問は誰もが抱くかもしれませんが、自分と向き合うまで気づかない根深い理由が関係しているようです。
それでは好きな人がいるのに他の人と付き合う心理背景について詳しくご解説していきましょう。
好きな人がいるのに他の人と付き合う心理とは？
一番大好きな人以外は目に入らないはずですが、二番目に好きな人と結果的に付き合うことも稀にあるかもしれません。そんな状況で考えられる心理的特徴を早速見ていきましょう。
保険のようなもの
好きな人がいるのに他の人と付き合うのは、心理的に危ない橋を渡りたくない慎重な考え方があるためです。不安なことは保険をかけないと実践できない性格で、恋愛も同じ。
好きな人と上手くいかないことを想定して、二番目に好きな人や他の人と付き合ってしまうのです。こんな性格の人は自信がなく、何かする時でも失敗した場合の対策を考えていますので、突然の場面でも上手く対処できることが特徴。
恋愛も想定外のことがよく起こりますので、保険をかけておかないと自分の気持ちはアピールできないでしょう。
傷つきたくないから
好きな人に告白して成功する確率が低い時、脈なしの相手にぶつかっていくのはとても勇気が必要で、とくにプライドが高い人なら躊躇することでしょう。
好きな人がいるのに他の人と付き合う心理は、傷つきたくない気持ちがあるから。過去に恋愛で心が傷ついた経験を持っている人かもしれません。二番目に好きな人なら、自分の気持ちを100%託しているわけではないので、もし振られてもダメージは最小限に留められると考えています。恋愛ではどちらかというと受身形になりやすい性格とも考えられますね。
本命に焼きもちを焼かせたい
好きな人がいるのに他の人と付き合う心理は、本命に振り向いてもらうための作戦です。相手が自分をどう思っているかわからない段階。焼きもちを焼くかどうかで判断したい思いがあるのでしょう。
自分からアプローチしても思うように距離感が縮まらない女性だと、少し荒っぽい方法ですが、他の人と付き合ってから状況が変わるのを期待してしまうことも。
本命が別なのに違う人と付き合える人は、柔軟性があることはメリットですが、それによる恋愛のトラブルにも注意が必要ですね。
愛されたいから
好きな人が自分と同じくらいの気持ちでいるかどうかはわかりません。たとえ両想いでも男女の違いがあり、女性は男性にいつも追われる恋をしたがるもの。
男性の中にはそんな恋を期待する人もいますので、その場合は本命よりも他の人のほうが、自分は追わずに愛される確率が高くなります。一方通行の恋愛ほど不安を抱くものはありません。それなら二番目に好きな人でもいいので、いつもちやほやされ追われる安心感を抱きたいのでしょう。
自分の気持ちを確認している
好きな人がいるのに他の人と付き合う心理は、自分の気持ちがわからなくなっているためです。本命の人への気持ちが嘘ではないかと、自信がなくなっている心境。
そのため気持ちを確認するために、他の人と付き合ってみたいのです。買い物をする時と同じように、商品を客観的に選ぶことができない恋愛相手。自分の気持ちに素直にならないと、間違った判断を下すことがあります。
「本当にあの人のことが好きなのか？」と疑惑を抱くとそのまま突っ走れない性格なので、まずは他の人と恋愛して自分の気持ちが変わるかどうか試したいのでしょう。
背伸びしたくないから
好きな人がいるのに他の人と付き合うのは、心理的に背伸びした恋愛をしたくないためです。本命の人と恋愛して幸福になるためには、少し自分が頑張らなければならないことも。
やっと叶った恋は時に背伸びが必要で、無理に相手と釣り合わせるためにストレスを感じることもあるでしょう。そんな無理をしたくない人は、二番目に好きな人を選び、素の自分をさらけ出せる楽な恋愛を好むはずです。
おしゃれな女性と付き合うために苦手なファッションで毎日苦労するよりも、どんな服装でも好んでくれる本命以外の人が、場合によっては居心地がいいこともありますね。
妥協している
大好きな人のどこに惹かれたかと聞かれたら、性格も外見も全てだと答えられるでしょう。それほど夢中になる人がいると、盲目的な恋愛になる可能性もありますね。
たとえば家電。一番欲しいものをわかっているけれど、値段が高くて手が出せないという場面があります。そんな時は仕方なく他のもので妥協しますよね。
恋愛も同じく本命は手が出せず、見た目がタイプではないけれど妥協して付き合うこともあり得るのです。欲しいものを全て手に入れることはできないと、少し客観的に考えられる性格かもしれません。
二番目のほうが幸福になる理由
結果的にお互いに幸福なら、好きな順位は関係ないはずなのですが、やはり捨てがたい本命。好きな人がいるのに他の人と付き合う人は、心理的に二番目のほうが何かと自分にとってメリットがあることを知っているのかもしれません。
では好きな人以外と付き合ったほうが幸福になるといわれる、気になる理由についてご説明しましょう。
冷静に相手を判断できるから
二番目に好きな人は本命とは違い、少し冷静になる余裕があります。本命だと緊張してしまったり、過剰によく見えてしまったりすることも。その点二番目に好きな人だと、自分との相性も冷静に考えられますので、付き合ってから後悔せずに幸福になると考えられます。
価値観が同じなら幸福になる
本命は何をしても素敵に見えてしまい、悪いところは一切視野に入らないですよね。自分にとって特別な人なので、本能的に庇っている部分もあるはずです。
すると本来チェックするべき性格や価値観がわからず、表面的な魅力に惹かれているだけの場合もあるので注意が必要に。結果的に二番目に好きな人なら、価値観が同じで上手くいく可能性があります。
「こんな人だとは思わなかった…」とがっかりする展開は避けられるかもしれません。
無理をしなくていい
一番好きな相手には自分をよく見せたい思いがありますので、自分の演出を過剰にしてしまうこともあります。普段やらないことをやったり、行ったことがない場所のリサーチをしてデートに誘ったり、好きな人とはかなり無理をして付き合うことが想定されますね。
最初はそれでもなんとかやり過ごせるかもしれませんが、ストレスが溜まり長い交際にはならないことも。その点二番目に好きな人なら、自分をさらけ出せるので強がる必要もないのです。
相手のよさがじんわりわかってくる
大好きな人は自分の感情が先走っている状態なので、全てよいところばかり。最初から100点満点でスタートする恋愛は、徐々に悪いところが目立ってきます。
好きな人以外と付き合うと夢中にならず、徐々に相手のよさがわかってきますし、現実とのギャップに驚かされることも少ないはず。会うたびに相手のことがどんどん好きになる恋愛関係はとても素敵ですね。
まとめ
好きな人がいるのに他の人と付き合う心理は、自分に自信が持てないことも関係しているでしょう。人を好きになることは、自分を成長させる機会を与えてくれますので、一番、二番と順位づけせずに、自分自身の気持ちに素直になってみることが大切。
恋愛はタイミングもありますので、柔軟に考えてみると幸福になれる可能性もアップするでしょう。
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