都合のいい人の心理背景にあることについて

都合のいい人の心理背景にあることについて

都合のいい人の心理背景にはどのような理由があるのでしょうか。付き合うのはできれば避けたいタイプですが、仕事上どうしても接することが必要な場合もあるでしょう。

そこで今回は都合のいい人の心理と、他人に迷惑をかけないよう意識したいことをご解説していきます。


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都合のいい人の心理背景について

都合のいい人の心理背景にあることについて

都合のいい人になるつもりはなくても、無意識に周囲がそう判断していることもあるでしょう。では一般的に「都合のいい人」と呼ばれるタイプは心理的にどのような理由があるのか、ポイントごとにご説明していきましょう。

 

優しいため

都合のいい人というと悪いイメージを抱く人は多いかもしれませんが、内面的には決して悪いところはなく、他人を思うために結果的に都合のいい人になっていることがあります。

心理的に自分を抑え込み、他人が快適で幸福に過ごせるよう過剰に配慮しているので、周囲に振り回されてしまうこともあるでしょう。「さっき言っていたことと違うけれど…」と周りが不思議に思う瞬間がありますが、それはその場に合わせて相手に共感してあげているだけなのです。

 

自分を守っている

都合のいい人は心理的に自分を庇っている、守っているためで、会話の中でも言い訳をすることがよくあると思われます。間違ったことをしても素直に認めず、他人のせいにするなど、自分が可愛いために周りにも都合よく理解を求めてしまうのです。

誰でも自分を責めることはしたくありませんが、都合のいい人は自分が悪くないとアピールするのがとても上手。そのため言い訳されると相手も上手くやり込めることができず、結果的に都合のいい人の言いなりになってしまう場面もあります。

 

責任感に欠けている

都合のいい人は、心理的に自分が責任を負いたくない思いが強いため、他人の名前を使って責任逃れすることがよくあるでしょう。仕事のミスも認めず「○○さんに指示されたから…」と責任を誰かに押しつけることもよくあります。

その理由は自分が他人に利用されたくないためで、リーダーになるよりもリーダーに仕える立場のほうが気は楽。重要なことを決断する場面でも必ず誰かのアドバイスを求め、何かあったら責任を負わないようプランを立てているでしょう。

 

優柔不断である

人の言うことをなんでも聞き、好感を持たれやすい人付き合いをする都合のいい人もいますが、心理的には優柔不断な自分にコンプレックスがありなかなか脱却できない状態なのです。

やりたいことがあっても相手の意見に合わせてしまうので、とてもストレスを感じているでしょう。とても話しやすい印象がある人なのですが、相手は言いたいことをいつも言っているので遠慮がなくなり、結果的に都合よく誘われたり、愚痴こぼしの相手にされたりするような扱いを受けてしまいます。

 

自分勝手になりやすい

都合のいい人は、心理的に自己中心的で相手の気持ちを考えない部分もあります。都合のいい人の中にもよいタイプと悪いタイプがいて、自分の都合を優先して他人を急に呼び出したり、面倒なことをお願いしたりする人は付き合うのが大変ですよね。

自分のことしか考えないので、周囲がとても迷惑を被る存在なのですが、都合のいい人と自覚しておらずなかなか改善することもないと思われます。

 

好かれたい

都合のいい人は心理的に他人からよい評価を得たいため、都合のよいことを言ってしまう傾向があります。皆に好かれたい思いが強いので、多少我慢してでも相手の喜ぶことを優先しているのでしょう。

わがままは言わず、いつも友人や恋人の意見を優先していますので、とても付き合いやすい性格にも見られています。このような都合のいい人になる理由は、心理的に自分に自信がない可能性もあるので、過剰にいい評価を周囲から期待しているのです。

 

人を信用できない

過去に友人に裏切られた経験があるなど、辛い思いが忘れられなくなっていると他人を信用するのが難しくなります。都合のいい人は心理的にこのような苦痛があり、うわべだけの付き合いになる傾向があるといえます。

基本的に他者と言い合いになったり、揉めごとになったりするのが嫌いな性格。安定した人間関係を維持するために、相手のことを知りすぎないよう距離を置いて付き合っています。

そのためなんでも正直に話せる人は周囲に少なく、ストレスを抱くこともあるかもしれません。

 

都合のいい人にならないための方法

都合のいい人の心理背景にあることについて

都合のいい人は、誰を優先しているのかにより周囲への接し方も変わってしまいます。とくに注意したいのは、自己中心的な都合のいい人の場合。周囲と距離を感じている場合は、次のポイントを意識して人間関係を改善してみましょう。

 

性格のいい人になる

都合のいい人にはよい印象を抱かない人も少なくありませんが、「性格のいい人」ならとても好感度が高く、皆から評価される存在になります。では都合のいい人から性格のいい人になるためにはどうしたらいいかというと、常にポジティブに過ごすことがコツです。

言い訳や他人に責任を押しつけることはとてもネガティブで、相手に苦痛を与えてしまいます。ポジティブな人はいつも笑顔で、言葉からもエネルギーを感じられることが特徴。裏表なくいつも笑顔で、周囲の人に喜んでもらえる態度を意識してみましょう。

 

素直になる

都合のいい人は、瞬時に利益と不利益を計算して人付き合いする傾向がありますので、そのような損得勘定を抜きにして自分に素直に向き合ってみましょう。思いやりの心で他人に接するのは、本来自分のメリットのためではなく相手のため。

行動を起こす前にまず素直に自分の心を理解してみると、行動パターンも見えてくるでしょう。「疲れているみたいだけど大丈夫?」と声をかけてあげるのは、本当に相手を心配しているからできること。

都合のいい人は、心配している自分が評価されることを最終目的にしています。そんな余計な思いが湧いてきた時は、まず一呼吸置いてみましょう。

 

嫌われてもいいという覚悟をする

都合のいい人は八方美人で皆に好かれたい思いが強いため、結果的に発言内容と行動内容が合わないこともあります。そのようなギャップを周囲が認知してしまうと、なかなか信用されないこともありますので、これからは他人に無理に好かれるよりも嫌われる覚悟をするのも方法のひとつ。

誰にでもいい顔をするのはとてもストレスで、決して自分にメリットはありません。それなら自分らしく本当に好きな人たちと過ごすほうが、信頼関係も強化できるでしょう。

 

自分の気持ちをアピールする

都合のいい人は、心理的に自分が可愛いために言い訳して庇ってしまうことがよくあります。自分に都合よく物ごとを解釈するのはメリットもデメリットもあり、なかなか周囲から理解されない存在になるケースも。

これからは時には第三者の存在を忘れて、自分の気持ちを自分の言葉でアピールするよう心がけてみましょう。意見が対立する人もいるでしょうし、逆に自分に共感してくれる人もいるはず。

本来の自分のよさを知ってもらうためには、わかりやすく他者に自分をさらけ出すことも大切です。

 

まとめ

都合のいい人の心理背景には、自分の幸福度を高めたい思いがあるのかもしれません。しかしそれは誰でも同じことで、どのような形で思いや考えをアピールして周囲と接するかが、幸福度を高めるコツになりそうですね。

時には都合よく他人に接しなければいけないこともあります。後悔するようなことにならないためにも、自分に自信を持って人間関係を続けることが大切なのでしょう。

 

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