車を変える心理や車に飽きてしまうのは、男性なら共感できるところが多いでしょう。車はステータスのひとつで、高級車を乗りこなす自分の姿を夢見ることもよくありますよね。
しかし車は維持費が高く、週末しか乗らない場合だと買い替えや売却を考えざるを得ない場合があります。また家族が増えたので大きな車にしたい、新型車が発表されたので買い替えたいなど、ライフスタイルや価値観が反映されるものが「車」なのです。
車は機能的な意味だけでなく、心理的背景が表れるケースもあります。では車を変える心理について、詳しくご解説していきましょう。
車を変える心理はなぜ働くか?
新型モデルのTVCMを見ると、次のボーナスまで待ちきれなくなる場合がありますよね。車はとても高い買い物。
洋服のようにあれこれ変えるわけにはいきませんが、ある日車を変える心理になることがあります。その際に考えられるものには、次のような理由があります。
プライドをアピールしたい
車は男性の腕時計やスーツなど、自分の所有物で人に自慢できるアイテムです。プライドが高い人はとくに車にお金をかける傾向があり、他の人と差をつけたいのです。
物質的な内容で人にアピールすることが多いので、性格的に付き合いにくい人に見られる場合もよくあるでしょう。プライドが高い人は、自分がお金持ちであることを見せびらかしたいので、わかりやすい車を自慢の対象にしています。
視線を集めたい
いつも周囲から注目されたい人は車を変える心理が働きやすく、最新モデルや個性的な車など、視線を集める車を好みます。目立ちたい性格もありますので、車は機能性よりもデザインにこだわるでしょう。
ローンが払い終わらないうちに次の車を選び始め、いつもローンを抱えている状態。タイミングよく買い替えしないとローンばかりが増えてしまい、他の買い物ができなくなります。
好きな人に近づきたい
車は女性にとって、男性の魅力の一部に見えるものです。初めてのデートで男性が高級外車に乗ってきたら、正直モチベーションは高くなるでしょう。
そのため車を変える心理は、異性を意識しているのも背景にあります。好きな人ができたので、ファッションに興味を持つことと同じ発想かもしれません。
高収入の人なら女性好みの車に乗り換えて、好きな人にアプローチする場合も稀にあります。もしくは車検時期のタイミングに合わせて、恋愛が上手くいくように新車に乗り換えることもあるでしょう。
浮気性
車は男性にとって、自分の分身のような大切なものです。コロコロと車を変える心理になる男性は飽きっぽい性格で、浮気性の傾向があるといわれています。
恋人を自分の分身のように大切に思う気持ちと、車に対しての思いには共通するところがあるのでしょう。浮気性の人はすぐに車の欠点を見つけ、別の車が欲しくなってしまいます。
色が好きではない、シートの座り心地が悪い、燃費がよくないなど。車を変えるあらゆる理由が、すぐに思いついてしまうでしょう。
新しいものが好き
新製品の家電が出るとすぐに買いたくなる人のように、車を変える心理は新しいもの好きの特徴でもあります。他の人がまだ持っていないものを所有すると気分がよく、周囲から注目を浴びますよね。
新しいもの好きの性格は目移りしやすいため、人間関係も広く浅くなる傾向があるかもしれません。ひとつのものをじっくりと楽しむよりも、新しいものに刺激を感じてしまうのです。
車選びのこだわりでわかる性格や特徴
車選びは値段や機能性など、あらゆることをトータル的に考えて判断しています。購入する際は失敗しないよう、誰しも慎重になっているはずですが、車には何かしらのこだわりがありますよね。
では車の選び方でわかる性格や特徴について、いくつかのものをご説明していきましょう。
デザイン重視する人は浮気しやすい
車の燃費や性能などは一切関係なく、人目につくデザインを重視するタイプは浮気しやすいといわれています。ルックスは視覚情報に価値を感じるところですから、第一印象で瞬時に相手を判断する特徴があります。
外車や新車など目立つ外観の車を好む人は、自分も同じく周囲に見た目でアピールしたいため、オシャレに気を遣う人が多いでしょう。
好みの女性もパッと目立つ華やかな人や、自分好みのルックスでないと気持ちが動かないタイプです。
機能性重視は分析するのが好き
車の走行性能やエンジンなど、スペックを重視する人は分析が好きな傾向があります。車を変える時はあらゆる情報を集めて、自分に必要なものが何かを論理的に判断できるでしょう。
少しでも矛盾した点や納得できない内容があると、そのままやり過ごせない性格なのです。人間関係でもこの特徴が表れ、相手をしっかりと知ってから付き合い方を考えるでしょう。
会話の中で違ったことを言う人には、はっきりと正すケースもあるかもしれません。
ブランド重視は社会性が高い
あらゆる車のブランドがありますが、その中でもとくに好きなものがありますよね。どのような色でもサイズでも、まずはブランドで車をより分けている人は、社会性が高い特徴があります。
高級外車ブランドを好む人は見栄っ張りなところもありますが、世間でどのような評価がされているか、他者の意見を重要視するのが特徴です。
ブランドから受けるイメージや価値観などにこだわるので、人間関係でも損得勘定で付き合い方を変えることがあるかもしれません。
乗り心地重視は甘えん坊タイプ
乗り心地を重視する人は、シートの肌触りや体型とのフィット感などが、車を選ぶ基準になります。このタイプは人との距離感が近く、甘えん坊のところもあります。
五感を大切にするので、その時のフィーリングが重要です。車を変える心理になるのも、自分の寂しさを埋めるために考える場合もあるでしょう。
長時間ドライブする時は乗り心地もとても大切ですが、その前に価格やデザインなどは気になるポイントです。座ってホッとする内装の車を見つけると、手放せない気持ちになるのでしょう。
失敗しないための注意ポイント
車を変える心理になったら失敗しないために、次の注意点を意識してください。とてもお金がかかる買い物で、何年も不満を抱いたまま車に乗るのは危険です。
車を変える目的を明確にする
車を変える心理が働くのは、人の視線を気にしたり自分の幸福度を高めたり、色々な内容が考えられます。食べ物や洋服のように「なんとなく欲しいから」という理由だけで判断できないものです。
車を変える目的は何か、明確な理由を見つけましょう。「古くなったから」「修理費用が高いので買い替えたいから」など、後悔しない買い物をしてくださいね。
ローンのシミュレーションをする
カッコいい車に乗りたいのは、誰もが同じ気持ちです。しかし車は買った後、維持費やローンの返済でストレスが溜まるもの。
その場の感情で判断しないようにローンのシミュレーションなど、金銭的な部分からもきちんとプランを立てて判断してください。
払いきれないほどの高い買い物をすると、車を見ることすら負担になってしまいます。
まとめ
車を変える心理は、生活に刺激が欲しいためかもしれません。無理な買い物をすると、さらに心を痛めることもあるのでご注意ください。
車の販売店でどうしても欲しい車が見つかったら、その場で即決せずに一旦その場を離れて冷静に考えてみましょう。また車を買う時はこだわりだけでなく、あらゆる要素を含めて比較してくださいね。
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