カメラが苦手な人は心理的な要因があり、写真映りだけが問題ではないようです。とくに女性の場合は、カメラをとても意識して身だしなみが整っていないと嫌がる人は多いでしょう。
好きな女性と一緒に写真を撮りたい時、もし相手に断られたら不安になるのは当然。そこで今回は、カメラが苦手な心理や写真を嫌がる女性の気持ちについてご解説しましょう。
カメラが苦手な人の心理状況とは？
カメラが苦手な人は男女ともに意外と多く存在しますので、カメラを向けられて不安になることは珍しくはありません。なぜカメラに対してネガティブな印象を持ってしまうのか、心理的な視点から考えられる理由をご説明していきましょう。
ルックスに自信がないから
カメラが苦手な心理は、自分のルックスにコンプレックスがあるため。写真は自分の姿を鏡で見るのと同じで、嫌いなところまで全て映し出されるためとても嫌なのです。
鏡は自分の外側を見るためのツールで、普段の姿は頭の中にイメージとしてインプットされています。にっこり笑ってカッコよく見せたり、光の加減を変えて見せ方を工夫したりすることはよくあるでしょう。
そのような自在の演出が鏡の前ならできますが、写真は鏡よりもリアルで怖いのです。鏡で見る自分とは違う…そんな瞬間にルックスに自信をなくすのでしょう。
過去の経験が影響している
写真に関する出来事で過去に辛い思いをした人は、カメラが苦手な心理が働き、体が自然に反応してレンズの前から逃げてしまうでしょう。写真は一生残るものなので、卒業アルバムの写真が嫌い、友人に写真を笑われたことがあるなど、辛い経験をするとカメラがとても苦手に感じるはず。
カメラを撮る時は誰でもよく写りたいので、緊張して少し不自然な笑顔になることもありますよね。すると写真の仕上がりは別人のように見え、自分らしくない自分がいつまでも残り逃げることができないのです。
面倒くさいから
カメラが苦手な心理とは、写真を撮るための準備が面倒なため。普段の何気ない瞬間にカメラを向けられると、とくに女性の場合は抵抗を感じます。
メイク、髪型、洋服など、色々と気を遣うところがあるので、時間がかかりたった1枚の写真のために労力を無駄にしたくありません。たとえばモデルのように普段から写真を撮られることに慣れている人は、普段着やノーメイクでもさっとポーズをとることができます。
しかし一般の人だとやり過ぎてしまうほど準備したくなり、それがとても負担に感じるのでしょう。
用途がわからないから怖い
カメラが苦手なのは、心理的に写真の「行き先」がわからないので不安。たとえば恋愛相手でもあまり周囲には言えない間柄であると、一緒に自撮りしようとする時、その写真がどこかで流出してトラブルになる可能性があります。
写真を撮る人との信頼関係がないと、どのように写真が使われるのかとても気にするタイプなのでしょう。知らないところで悪用されたくないので、カメラが自然と苦手に感じているのです。
他人の目や考えを気にする
カメラが苦手な心理は、他人の視線や考え方、評価をとても気にすることが関係しています。「綺麗に写っているね」「可愛いね」と褒め言葉がないと自己否定してしまうタイプなのです。
体型が気になる人や服のセンスに自信がない人は、カメラを通じて多くの人が自分を否定しているとネガティブに考えてしまいます。せっかくの旅行でも風景や場所とは一切関係なく、自分の姿が残ることで写真の価値を下げるような不安を感じているのでしょう。
写真を断る女性は本命ではないから？
好きな女性と一緒にさりげなく写真を撮りたいなと思った時。「写真撮ろう！」と気軽に誘っても、「ちょっと…」と嫌がられたら、自分に対する気持ちも否定的なのかと不安になりませんか。そんな女性の態度からわかる本気度について、詳しくご解説していきますね。
気持ちとは関係しないこともあり
好きな人から一緒に写真を撮ろう、写真撮らせてくださいと言われたらドキッとしませんか。嫌いな人の写真を撮ることはなくても、気になる人のことは写真に残しておきたいのは当然です。
もし相手が「写真は嫌いなので…」と断った場合ですが、100%自分が嫌われているわけではなく、恥ずかしくて断っている可能性が高いでしょう。
好きな人のためには、一番素敵な自分を保存してほしいと思うのが女性の本音。タイミング悪く仕事の途中、帰り際など、写真を撮ってほしい場面ではなかったのかもしれません。
相手から逆に写真を撮られる
カメラが苦手な女性はとても多いので、一緒に写真を撮ってくれないからといって好意が全くないと断言することはできません。もし逆に「代わりに写真撮ってもいいですか？」と言われた場合は、女性も好意を寄せていることがわかります。
もし逆にお願いされた時は了承してあげる、またはそのチャンスに「一緒に撮りましょう」とノリで撮ることも方法です。
露骨に写真を断る場合
カメラが苦手な人の心理的な理由だけでなく、相手に全く興味を持っていない人や苦手な人からお願いされた場合は、誤解のないようはっきりと断ってきます。
しつこくお願いするともっと嫌がるので、この場合は本気度はあまり期待できないでしょう。ごく稀にプライバシーを気にして写真を嫌がる人もいるので、無理にお願いしたり隠れて写真を撮ったりするのはやめましょう。
好きな人と一緒に写真を撮る方法
写真嫌いだと、カップルでもデート中に撮られるのを嫌がる人もいます。でも好きな人との記念は写真に収めたいのは当然。片想いの人なら毎日写真を眺めていたいはずなので、そんな時は相手がOKしやすいように次の方法でお願いしてみましょう。
きちんと理由を伝える
好きな人の写真を撮る時は、いきなり「写真撮っていいですか」と言っても、目的がはっきりしないので抵抗を感じる人が多いでしょう。
たとえ気になる人からのお願いでも納得してもらうため、きちんと写真を撮る理由を伝えておきたいですね。「今日の服装が素敵なので」「癒し画像として保存しておきたいので」など、軽く告白するつもりでお願いすることもできます。
一緒に撮る
一人を写真の対象にするのは、かなり相手がかなり緊張します。軽いノリなら勢いで写真が撮れることもありますので、好きな人に気軽に「一緒に写真撮ろう！」と意味深でなくアプローチすることも方法です。
「髪型がおかしいからちょっと…」と嫌がる場合でも、「可愛いから大丈夫だよ」と気分を盛り上げておくこと。自分のペースでさっと写真を撮り、必ず出来上がりは見せてあげてくださいね。
口実を考える
好きな人と一緒に写真を撮りたい時は、いきなりだと断られる可能性がありますので、口実を考えておきましょう。たとえば一緒にランチした時、「料理をSNSに投稿したいから一緒に撮ろう」「天気がいいから」など、写真を撮る目的があると相手も断りにくくなるはず。
さらに写真を交換するために連絡先を教えてもらう、SNSの友達申請をするなど、このチャンスを活用して仲良くなってくださいね。
まとめ
カメラが苦手な人は、心理的にレンズを向けられるシチュエーションに慣れていない、自分の容姿が不安など、色々な理由がありますね。嫌がる人には無理にお願いはせず、まずは信頼関係が築けるようにコミュニケーションを深めることも大切かも知れません。
好きな人の写真を手に入れることはハードルが高く感じますが、近づくよいチャンスであることは間違いないでしょう。
☆こちらの記事もお勧めです！
