バイトリーダーの心理は仲間が理解しにくい部分もありますので、仕事でやりにくさを感じたり、プライベートでも付き合いにくくなったりしてしまうことがあるかもしれません。
バイトリーダーは社員から任命され、アルバイトやパートのまとめ役をすること。「リーダー」という役目があるため、偉そうな態度が目立つ人もいるでしょう。
そこで早速ですが、バイトリーダーの心理背景や、偉そうな態度が気になる相手との付き合い方についてご解説していきますね。
バイトリーダーの心理背景にあること
バイトリーダーは同じバイト仲間のリーダーのことで、シフト作成や新人バイトのサポートなど、バイトの全体的な管理とサポートをする人のこと。
そのため普通のバイトとは違った作業内容もあり、心理的にも特徴的な思考や感情を持つことがあります。ではその際に考えられるバイトリーダーの心理背景についてご説明しましょう。
空威張りしている
バイトリーダーは「バイト」という働き方の中でもリーダーなので、部長や社長といったトップクラスではありませんが、初めてバイトとして社会に出た人は「リーダー」という格づけで心理的に威張ってもいいのだと誤解していることがあります。
すると自分は仕事をせずバイト仲間をこき使ったり、仲がいい人と一緒になるようシフトを考えたりするなど、自分に都合よくなる環境を作ってしまいます。
空威張りする態度が目立ちますので、リーダーの資質が感じられず、他の人とぶつかることもあるかもしれません。
周囲の評価を気にしている
バイトリーダーは社会経験がない人が任命されることもあり、よくあるのは学生バイトがリーダーになる場面。そのため社会的なマナーやルールをきちんと理解しているわけではないので、とにかくリーダーとして認められたい気持ちが強くなります。
仲間をサポートする以上に、自分が評価されるよう目上の人に気を遣ってしまうタイプです。体調が悪いバイトをこき使い仕事を完璧にやらせるなど、評価を意識するため過剰なプロ意識を持ってしまうこともあるでしょう。
自分の居場所を手放したくない
バイトリーダーは、心理的に自分の居場所をとられないよう守りに入っています。バイトリーダーの経験があると就活でもメリットになりますので、自分のキャリアとして何としてでも維持したいところ。
そのため自分の居場所を手放さないために社員に積極的にアピールするので、とてもストレスが溜まっています。責任感が強いことはリーダーの資質として欠かせませんが、バイトリーダーは社会経験も浅いので、上手くバランスがとれず苦労することもあるのです。
プライドが高い
バイトリーダーの心理は、自分が上の立場でいることを周囲にも知ってほしいため、働き方もわざと変えてしまうことがあります。とてもプライドが高く、誰かから下に見られるのが大嫌い。
プライドをアピールするために、皆が忙しく仕事をしている時でも事務所のデスクでひとり書類の整理をするなど、見方によってはさぼっているようにも見えてしまうでしょう。
プライドが高いのは、自分の弱みを隠している意味もあるため、過剰な強気な態度が目立っています。
プレッシャーを感じている
バイトリーダーは、心理的に任されたことを全うするためにプレッシャーを感じています。とても真面目な性格なので、社員からも一目置かれる存在。
そのため期待を裏切らないよう、全て自分で抱え込んでしまう傾向がありますので、バイト仲間から見ると働きすぎにも見えるかもしれません。
とても頼りがいがある人なのですが、何でも抱え込んでしまうので、時にはストレス発散が必要かもしれません。バイトなのにここまでやる必要があるのか…と疑問を抱くこともあるでしょう。
偉そうな人との付き合い方
バイトリーダーは心理的にあらゆる責任を感じているかもしれませんが、表面的なことだけを意識するプライドだけのリーダーも世の中にはたくさんいますよね。
またリーダーという役柄でなくても、他人よりも偉そうにしたがる人。そんな面倒な存在は次のポイントを意識して対処してみましょう。
相手の言いなりになる
バイトリーダーのように自分は働かず、皆をこき使うリーダーにはできれば辞めてほしいのが本音。しかしそんなタイプはたくさんいますので、どうしても付き合わなければならない場面もあります。
その場合は、相手の言いなりになるのが一番簡単な付き合い方のコツ。相手に負けたような気分になるかもしれませんが、他者との付き合い方は心理的にアプローチして工夫することは自分が得するコツです。
黙って指示に従い、偉そうにする人には反論しないこと。扱いやすい人だと思われると、特別扱いしてくれるかもしれません。
よいところを見つける
バイトリーダーという肩書があると、人間心理で相手を厳しくチェックしたくなります。リーダーに適した人かどうか、場合によっては仲間にしかわからないこともありますよね。
人間は感情で動くことがよくありますので、偉そうにする人には必然的に否定的になることも。そうならないためにも相手のよいところを見つけて、仲良くすることも方法です。
リーダーに任命されるのは、それだけ評価される部分があるからなので、そんな視点からも相手の魅力を探してみましょう。
距離を置く
偉そうにする人は仕事や学校、プライベート、どのような環境でも自分の存在感を無理やりアピールしてきます。対抗するとさらに強い態度になる厄介な人も多いため、仕事場なら必要な場合しか関わらないこともオススメ。
バイトリーダーの存在が精神的に負担になる場合は、正社員など上の人に相談することもよいでしょう。バイトに限っては正社員とは違い転職しやすいので、状況が変わらないのであれば他のバイトを探すこともできますね。
リーダーになるために知っておきたいこと
バイトリーダーはリーダーシップを上手に発揮できるタイプとは違い、役目を理解せずただ威張ってしまう人も多く難しい存在です。リーダーシップは職場だけでなく、人間関係を良好にするためにも発揮する場合が色々とありますので、他者から厄介もの扱いされないよう、よいリーダーになるコツを理解しておきましょう。
お手本になること
リーダーシップは恋愛関係でも活かされることで、彼女が彼氏を頼れるよう、男性はリーダー的なアクションが求められることがよくありますよね。
その際は皆のお手本になることを意識して、マナーや一般常識をわきまえた行動が大切です。困っている人を助けてあげる、嫌なことも率先してやるなど、座って見ているだけでのリーダーにならないよう意識してください。
話をきちんと聞くこと
一方的にやることを指示するだけのリーダーなら誰でもできること。よいリーダーとは、周りが必要なことや求めることをきちんと理解したうえでやるべきことを実践できる人。
そのためには他人の話をしっかり最後まで聞き、相手の立場や価値観を理解したコミュニケーションが求められます。聞き役になることは恋愛関係、友人関係などでも有効なので、相手に伝えたいことがある場合はまず話を聞いてから自分の意見をまとめてみましょう。
まとめ
バイトリーダーは心理的に偉そうにしたい願望と、期待に応えるよう神経を使う大変な立場かもしれません。表面的な態度だけでは相手の気持ちが掴みきれないことはありますので、バイトリーダーとぶつかりそうになったら、まずはコミュニケーションで対処してみましょう。
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