ブロックしてと頼む人の心理は、理解しにくいところもいくつかあるかもしれませんが、自分から縁を切らないのはどうしてもできない理由があるようです。
SNSは恋愛相手と近づくためのツールになったり、仲良くなるきっかけ作りになったりするメリットがありますが、今回はブロックしてと頼む女性心理について詳しくご説明していきましょう。
ブロックしてと頼む女性心理はなぜか?
女性の気持ちを読むのは、多くの男性が苦戦するところですが、嫌な相手なら自分からブロックすれば済むところ。そんな時、なぜ相手に頼むでしょうか。心理的な視点から考えられる点をご説明していきましょう。
相手の気持ちを知りたいから
ツイッターやLINEなどのアカウントのフォローをやめるのは、自分の意思でいつでもできること。しかしブロックしてと頼む女性は、心理的に相手の気持ちを知りたい願望があります。
恋人に「振って」とお願いするのと同じで、本当は離れたくないけれど、相手の気持ちがわからず試している意味があるのです。「ブロックして」という言葉の裏には、「本当は私のことをどう思っている?」という質問を込めていますので、言われた通りにブロックしてしまうと気分を害する可能性があります。
自分の気持ちがわからない
ブロックしてと頼むのは心理的に迷いがあり、相手への思いが自分でもわからない状態です。そのためブロックしてとお願いして、相手がどう対処するかで、自分の気持ちに確信を持ちたいのでしょう。
このタイプの女性は、自分から好きになるよりも、好きになってくれた人を好きになるタイプ。恋愛は消極的で、素直に気持ちを伝えるのが苦手かもしれません。そのため誤解が生じて上手く恋も実らないことがよくあります。
言い出しにくいから
ブロックしてと頼む人は、今後の関係を断ちたい思いが心理背景にあります。本当なら「もう連絡しないで」とはっきり伝えたいのですが、相手の気持ちを考えると言い出しにくいのです。
「私のことはブロックして」とお願いすれば、自分の気持ちを察してくれるだろう…と期待しているのでしょう。縁を切りたいなら、自分からやってしまえばいいこと。あえて相手にさせようとするのは、とてもやりにくく罪悪感があるからなのです。
心の整理をつけたい
ブロックしてと頼む女性は、心理的に心の整理をしたい気持ちがあり、自分からアクションを起こすよりも相手にされたほうが気は楽。手っ取り早く気持ちの入れ替えをしたいためで、場合によっては他に好きな人ができた可能性もあります。
たとえばいいなと思っていた人のフォローをやめる時。今まで親しく付き合っていたのに、突然縁を切ると話がこじれることもあるでしょう。そんなリスクを回避するためにも、相手にブロックしてもらったほうが、言い訳や説明をせずに簡単に気持ちを吹っ切ることができます。
自分からブロックする勇気がない
ブロックしてと頼むのは、心理的に相手に申し訳ない気持ちがあり、勇気が出ない状態です。決して嫌いな人ではないので、別れてもできれば友人でいたいと思っているのでしょう。
相手に辛い思いをさせたり傷つけたりすることは避けたいために、相手に判断を任せています。交流をなくすのは双方にとって辛いことですが、自分から話を提供するのはもっと辛くなります。少しでも自分の印象をよくしておきたいため、ブロックしてと頼んでくるのです。
責任をとりたくない
自分からブロックして後でトラブルになったり、相手から嫌われたりするのが嫌な時は、ブロックしてと頼む心理が働きます。自分の行動に責任を持ちたくないため、または責任をとれるかどうかわからない状態。
気持ちが固まっていない段階なのですが、早く縁を切りたいために相手にブロックしてもらったほうが、スムーズに物ごとが解決すると思っています。
それでも「ブロックしてと言っただろう」と詰め寄ったら、きっと上手く説明できないでしょう。そんな心理がある女性は、相手の意見に流されやすいところもあります。
自分が悪者になりたくないのは誰でも同じこと。しかし時には責任をとらなければならない場面もありますよね。
本気かどうか判断する方法
ブロックしてと頼まれても、本音でお願いしていないこともあります。ではどこまで相手の言葉を鵜呑みにするべきか、困った時の判断基準をご紹介しましょう。
言われた通りにブロックしてしまう
ブロックしてとお願いされても、女性の心の中はとても複雑です。しかし一度言葉になったことは、その通り相手が受け止めても仕方ありませんので、試しに言われた通りにブロックしてみましょう。
後から解除もできますし、女性の態度の変化を見てから考えることもできます。本気でブロックをお願いしている可能性もあるので、判断するためにもまずはブロックしてみましょう。
「本当にブロックしたの?」と驚く相手なら、想定外であることがわかりますので、何かしら他の意図があったとも考えられますね。
しばらく何もせず放置してみる
ブロックはいつでもできることなので、相手の本音を知るまではそのまま何もせず放置することも方法です。特に何もしないでおけば、相手の言葉の真意がどうであれ、言い訳がつきやすいですよね。
とっさの判断は後悔することもありますので、お互いに時間をかけて冷静になるまで判断は後回しにしておきましょう。
なぜなのか理由を説明してもらう
ブロックしてと頼むのは、何かしら理由があるはずです。縁を切りたいなら自分からブロックしてほしいと逆にお願いすることもできますが、その場合はまず理由を聞き出してみましょう。
「もうSNSをやるつもりがないから」「今後の付き合いはやめたいから」など、ヒントになることは見つかるかもしれません。女性の心はとても複雑であり、言葉を真に受けてはいけないこともありますので、誤解しないためにも話し合いをすることもいいでしょう。
縁は自分から切らないほうがよいことも
ブロックしてと頼む女性の気持ちは、男性には理解できない部分も多いでしょう。しかし人間関係は、自分でアクションを起こさないほうがいい場面もあり、縁を切る時も同じく相手に任せたほうがいい理由があります。
白黒つけず付き合いを残す
ブロックしたり、友達リストから削除したり、ネット上では簡単に縁切りができますが、実際の付き合いはそのようにはいきません。その時の気分やライフスタイルなどによって、好きな人との付き合い方が変わることもありますので、白黒はっきりさせず流動的な姿勢で考えてみることも必要なのです。
縁を大切にする
自分から縁を切らないほうがいい理由は、相手と自分が必ずしも同じ気持ちでいるとは限らないため。出会ったことには縁があり、将来どこでお世話になるかもわかりません。
人付き合いを大切にするためにも、ブロックしてと頼まれてもすぐに対処せず時間を置いてみましょう。そんな気持ちは、相手にも優しさとして伝わっていくはずです。
気持ちはいつか変わる
自分から縁を切ると、二度と元に戻らない可能性がありますので、本当にそれでいいのか気持ちが固まるまではアクションを起こさないほうが無難。またブロックしたい相手がいたとしても、気持ちはいつか変わるかもしれませんので、柔軟に相手を理解してあげましょう。
たまたま嫌なことがあった日に、フォローしている人の投稿が面白くなかったということもあり得ますよね。
まとめ
ブロックしてと頼む女性は、心理的に気持ちの迷いがあるのかもしれません。一時的な感情で判断できないことはたくさんありますので、くれぐれも後悔しないよう、不安な時は相手とじっくり話して決めることもいいでしょう。
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