- 2023-2-26
- 恋愛心理
- 心理, 相手を思い通りにしたい
相手を思い通りにしたい心理になると、恋愛関係が一方通行になり、相手に精神的な負担がかかってしまう可能性があります。性格や考え方が違う二人が恋に落ちれば、意見の相違があるのも当然のこと。相手を思い通りにできれば、そんな不安や悩みはなくなりますよね。
それでは早速ですが、相手を思い通りにしたい心理にあることや、恋愛で注意したいポイントなどを詳しくご解説していきましょう。
相手を思い通りにしたい心理にあること
自分の意見が毎回通る関係は一見楽に見えますが、相手の気持ちを考えると、そのような付き合い方は現実的にはできませんよね。では相手を思い通りにしたい心理の意味について、早速ご説明していきましょう。
自分の感情をコントロールできない
相手を思い通りにしたいという心理は、自分の感情をコントロールできない、またはコントロールしたくない思いが強いためです。すぐに感情的になり勢いで相手にアプローチするため、一緒にいる人は渋々言うことを聞いてしまう場面が多いでしょう。
冷静に状況を考えられない人は、自分が思う通りに相手を動かしてしまったほうが楽。しかし社会では自分の考えを相手に合わせなければいけないことも多く、いつも自己中心的に振る舞うことはできないものです。
感情のコントロールは相手のためでもあり、自分がもっと楽に生きるための方法でもあるのです。
コミュニケーションが苦手
相手を思い通りにしたいのは、心理的に他者とのコミュニケーションに苦手意識があるためです。上手く自分の気持ちを伝えられないので、思い通りにしたほうが誤解されずスムーズだと思っている状態。
コミュニケーションが得意でないと、自分の気持ちを理解してくれる人も少なく、結果的にいつもそばにいる恋人が頼りになっているのです。恋人はすでに自分のことを知り尽くしているだろうと思い、やりたいことや言いたいことを自由にやっても大丈夫だと誤解していることも。
悪いサイクルが生まれ、徐々に恋人とも距離感が掴めなくなることもあります。
ネガティブ思考になっている
幸福な恋愛をしたいために相手を思い通りにするという感覚の人も少なくありません。自分の言いなりになれば絶対に上手くいく…と根拠のない自信があるのでしょう。
相手をコントロールしたがるサインとは、マイナス思考になっていることが挙げられます。恋人がデートをキャンセルしたら、他の人と会っているのではないかと思ったり、視線が冷たいと自分が嫌われたと感じたり。ネガティブ思考が強くなるほど、さらに相手を自分のそばに置いておきたくなるのです。
好きすぎるため
好きな相手を思い通りにしたい心理になるのは、それだけ愛情が強いことがわかります。好きな人をいつまでも自分だけのものにしたいと思うのは誰でも同じこと。
しかしお互いに違った人生があり、24時間一緒にいることは基本的に不可能でしょう。好きすぎる人は恋人が誰かにとられる不安があり、その思いが相手を思い通りにしたい心理に。
周囲からは独占欲の強い人に思われていますが、好きがゆえに束縛しているのだと事情を説明したくなるでしょう。
裏切られたくない
相手を思い通りにしたい心理は、過去の恋愛経験が関係して裏切られたくない思いが強くなっているため。二度と同じ辛い経験をしないよう、相手を思い通りにしたほうが安心できるのです。
経験上、自分が正しいと思うことが色々とあり、恋愛関係もリードしたほうが上手くいくと信じていますので、結果的に相手を優先せず自分の意見を押しつけてしまうのです。
自信がある
自分の考え方に自信を持っている人は、対抗してくる人に対して過剰な反撃をしてくることがあります。恋愛相手も同じく、よい恋愛をしたい目的は一緒なのですが、そのためにお互いの意見を尊重することはなく、自分のルールに沿っていれば大丈夫だと理解してもらいたいのです。
自由を奪うほど自分の監視下に置いておきたいタイプ。恋人の行動を四六時中知っていないととても不安になり、浮気されていないかなど、ネガティブな考え方をすることもあるでしょう。
自信がある人は相手よりも優位に立ちたがりますので、恋愛も仕事も自分のメリットを考えて、相手の行動や考え方を制限するようになってしまいます。
こんな行動は要注意かも?
相手を思い通りにしたい、または束縛しやすい人にはいくつかの注意したいサインがあります。自由に意見を言えない人とは恋愛も上手くできないため、もし自分がコントロールしやすい性格だと思ったら、次のサインをチェックして現状の自分を把握してみてください。
返信がすぐにこないとイライラする
メッセージの返事が思うタイミングでこないとイライラしたり、相手が隠しごとをしているのではないかと不安になったりするのは、相手をコントロールしたいタイプだからかもしれません。
相手の都合を考えられないのは自分のペースを押しつけているためで、メッセージのやりとりが期待通りにできないと満足しない人は、心に余裕がない可能性があります。
「さっき送ったメッセージ、読んだ?」「忙しいの?」とプレッシャーをかけることはできれば避けましょう。
恋人に依存している
相手を思い通りにしたがる人は恋人に依存している可能性があり、恋愛が上手くいかないと人生が何もかもダメになるほどのめり込んでいることがサインです。
愛情深い証拠だと自分では思っていても、相手がいないと生活できないほど寄りかかっている状態。そのため相手が自分と同じくらい夢中になっていないと、いつか離れていくようでとても心配になり、逆に束縛してしまうのです。
多少の甘えはどのようなカップルにもあるかもしれませんが、それが大きくなりすぎると所有物のように人をコントロールするようになってしまいます。
恋愛関係を維持するコツについて
相手を思い通りにしたい思いが強いと、恋人も負担を感じてしまいますので、そんな自分が不安に感じる時は恋愛のコツを活かしてみてください。
お互いの時間を充実させる
相手を思い通りにしたくなるのは、それだけ恋人の存在が自分の人生において大きいためで、他のことが一切目に入っていません。もちろん恋愛は人生の幸福度に影響を与えるものですが、仕事や趣味など、自分だけの時間を充実させると心にも余裕が生まれるでしょう。
最初は離れている時間がとても不安。しかし不安を乗り越えると、今まで以上の信頼関係が生まれるはずです。
素直な気持ちを表現する
思い通りにならないと不安になったりイライラしたりするのは、自分勝手な行為に思われても仕方ないこと。そんな態度になってしまうのは相手を思う気持ちが強いためなのですが、思っているだけではきちんと理解されないこともあります。
ただ束縛されているだけ…と感じさせないためにも、不安な気持ちなどはきちんと恋人にも説明しましょう。
自分に自信を持つ
相手を思い通りにしたい心理とは、自分の弱さを隠すための行為でもありますので、力関係のある恋愛にならないよう、これからは自分に自信を持ってみましょう。
長所や得意なことを伸ばす、または恋人とお互いによいところを認め合うなど、コミュニケーションで自分を高めることができるはずです。
まとめ
相手を思い通りにしたい心理になったら、まずは相手の立場になってみてください。もし自分がコントロールされる側になったら、きっと不自由に感じることが色々とあるはず。
対等に愛情表現し思いやる気持ちは、素敵な恋愛関係の基本になりますので、お互いに快適に意思表示できるよう心がけてみましょう。
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