ラップ好きは心理的なことが関係している可能性があり、外見とは違った性格や価値観で意外な一面を覗くこともできるでしょう。一般的に「ラップ好き」というと、ストリート系のファッションで個性的な印象を抱くこともありますが、心理的には他人にわからないことを抱えているようです。
では早速ですが、ラップ好きな人の心理や音楽と性格の関係についてご解説していきましょう。
ラップ好きの心理について
ヒップホップカルチャーは世界的に定着し、ラップも英語や日本語、韓国語など、色々な言語で楽しまれている音楽のジャンルです。ラップ好きな人は男女共に多いと考えられますが、共通する心理背景についてポイントごとにご説明していきます。
目立ちたい
ラップ好きの心理は目立ちたい願望が強いためで、カッコいい自分を演出するためにラップを大音量で聴いたり、ストリート系のダボッとしたパンツや高価なスニーカーを身につけたりすることも。
海外の有名なラッパーを見てもわかるように、ゴールドのチェーンやアフロヘアなど、とても視線を集めるスタイルの人が多いですよね。ラップ系の人は自由さを感じさせるところが魅力。そんな部分をカッコいいと感じ、目立つためにヒップホップ系になっていると思われます。
自信がない
ラップ好きは心理的に自分に自信がないところがあり、ラップのイメージを自分に重ねて強いところを見せようとしています。ラップのヒット曲にもとても詳しく、自信がない性格をごまかすために音楽の知識を語ることもあるでしょう。
自分が何かに詳しいことを他者に披露して、不安を軽減しているとも考えられます。心理的に自分を大きく見せたい思いがありますので、本当にラップが好きというよりはイメージだけが先行しているとも考えられるでしょう。
ノリを大切にしている
ラップ好きの人は、心理的にノリでなんでもやるところがありますので、冷静に考えてみたら間違っていたかも…と後悔することもあるでしょう。ラップはリズムやテンポが重要視される音楽。
一定のリズムでノリやすいため、ラップ好きも基本的に感覚的なことを重視する傾向があります。自分のペースについてこられない人や話が合わない人や、ノリが悪い人とは付き合わないこともあり、周囲にいる人にも自分と似たノリを求める可能性が高いかもしれません。
考えるのが好き
ラップ好きな人は、心理的に物ごとを追究したりとことん考えたりするのが好きです。ラップは聴いていると楽しいのですが、逆にラップをするのはかなりスキルを要すること。
言葉を全て覚えて、しかもリズムに合わせるというのは演歌やポップス音楽とは違う複雑さがありますよね。ラップ好きは難しいことに挑戦するのが好きで、達成感を味わいたい願望が強いタイプ。
派手な見た目をしていても、頭がとても切れる人もいるでしょう。海外の有名なラッパーもビジネスで成功するなど、音楽以外のスキルも兼ね備えた人がたくさん存在します。
自己主張したい
ラップはただ言葉をつなげているのではなく、曲によってはとても強いメッセージを込めたものがあります。ラップ好きは心理的に自己主張したい性格で、自分の思っていることや感じていることを自己流に他者に伝えたい思いが強いといえるでしょう。
音楽は自己表現のひとつともいわれるように、ラップ好きは不安や悩みごとなども自然と周囲に伝えることができるので、好みの音楽を理解するとその人の気持ちに近づけるかもしれません。
強がっている
ラップ好きは、心理的に弱い自分を隠して強がっていることが根底に隠されています。ラップが好きな人のイメージは近寄りがたいタイプも中にはいるように、クラシック音楽やジャズとは違ったスタイルがありますよね。
ラッパーに怖いイメージを抱く人もいるように、強い自分をアピールするためにラップが好きになる場合もあるのです。
好きな音楽でその人の性格を判断!
気になる人がどのような音楽を聴くのか、とても気になることもあるのではないでしょうか。音楽は共通の趣味になり、好きなアーティストが同じだとさらに一体感を得られます。それでは音楽の好みと性格の関係について、それぞれのジャンルをご説明していきましょう。
ロック
ロックはエレキギターやドラムを叩き続けるといった激しい印象を抱き、ロック好きはラップと同様に少し怖い印象を抱く人もいるかもしれません。ロック好きはそんな激しいところに憧れる部分があり、自分自身のコンプレックスを隠す意味もあります。
人付き合いにおいては皆に気を遣うタイプで繊細。ストレスを抱えやすく、発散するために激しいロックの曲で気分転換したくなるのです。また普段から過激な表現をすることもあり、他人に誤解されたくない思いが強いこともわかります。温厚な性格ですが、音楽に関しては強いこだわりを持っています。
クラシック
音楽はホルモンの働きによって好みが違うという説もあるように、好む音楽は偏りやすいともいわれています。クラシックは男性ホルモン値が少ない人が好む音楽とされ、とても穏やかでマイペース。
クラシック音楽の静かな流れの中に少しの刺激があるように、周囲に振り回されない芯の強さがあるかもしれません。静かな環境が好きで、自分を積極的にアピールすることはほとんどありませんが、いつも大切なポイントを指摘してくれる人でしょう。
カントリー
カントリー音楽はとてもノスタルジックなイメージがあります。古きよきアメリカを思い出すカントリー音楽を好む人は、日本の演歌を好きな人にも共通して、切ない気持ちややるせない気持ちに共感しやすい性格。
人生は色々なことがあって当たり前…という経験豊富な人が好む音楽でしょう。またカントリー音楽は特別なこだわりがなくても馴染みやすいジャンルなので、静かな環境が苦手な人にも選びやすい音楽ともいえます。
ジャズ
ジャズバーでお酒を飲みながらじっくり曲を聴く人は素敵。そんな大人っぽい印象を受けるジャズですが、ジャズが好きな人は静かに見えても実はコミュニケーション能力が高く、話してみるととても面白い人だったりします。
考え方や意見をきちんと論理的に説明してくれるので、相手も安心感を持って話ができるタイプ。ジャズが好きな人は常に平和で安定を求める傾向がありますので、一緒にいるとリラックスすることができ、恋愛相手や結婚相手にも向いているかもしれません。
レゲエ
レゲエが好きな人は温厚でのんびりしているのですが、実は内に秘めた情熱やプライドの高さを持っていることも特徴です。レゲエが好きな人はファッションでも自分の好みをアピールする傾向があり、ドレッドヘアにするなど、レゲエ好きを全身で表現していることもあるでしょう。
レゲエは嫌なことを全て忘れされてくれるような独特のテンポがありますので、そんなジャンルが好きな人はポジティブな性格も関係しています。
ポップス
音楽業界でもヒットしやすいポップスは大衆向けで、ポップス好きの人もあまり他人と違ったことをするのが得意ではありません。クリエイティブなことよりも、すでにあるものに愛着を持つタイプ。
とても真面目で働き者であり、性格は激しくなく誰とでも仲良くなれる温厚なタイプです。ただし自分が正しいと思うことは貫きますので、やや気難しい一面もあるかもしれません。
まとめ
ラップ好きの心理は、音楽のイメージを自分自身に重ねたい思いが強いのでしょう。音楽はその人の性格や価値観などを示すことがありますので、気になる人を分析したい場合は音楽の話題で盛り上がってみるのもよいかもしれません。
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