- 2022-11-13
- 恋愛心理
- 好きという言葉を使う, 心理
好きという言葉を使う時の心理状況は、相手の気持ちをポジティブに理解して大丈夫なのでしょうか。「好き」という言葉はとても大切で、恋愛関係の始まりに欠かせない意味がありますが、あまり深刻に受け止めず「好き」を乱用する人も中にはいるようですね。
そこで今回は、好きという言葉を使う心理的な意味や理由について詳しくご紹介します。
「好き」という言葉を使う心理について
「○○くん、カッコいいから大好き!」と身近な女性に言われると、相手のことを意識しそうになりませんか。「好き」と言われるのは本気でなくても悪い気はしないもので、それをきっかけにもっと仲良くなれることもあります。
では心理的にはどのような意味があるのか、考えられるポイントを早速見ていきましょう。
依存している
好きという言葉を使う心理は、相手に依存したい願望があるからです。自分の気持ちを一方的に相手に伝えた後は、相手からの何かしらのリアクションを期待します。
「私も好きだよ」「俺も好きだよ」という進展を期待して、自分からアクションを起こしているのです。このタイプは恋愛相手に依存し、恋をしていないと生活が充実しない体質。
好きな人一色に染まりますので、恋愛表現もたっぷりされないとすぐに不安になってしまうでしょう。周囲からはとても恋多き人に思われているかもしれません。
本音が出てしまう
好きという言葉を使うのは、心理的にうっかり本音が出てしまうため。いつか相手に気持ちを伝えたいと思っている矢先に、うっかり好きだと言ってしまう場面です。
たとえば好きな人が目の前で素敵な仕草をした時。「そんな手つきが大好き」など、褒める気持ちも併せて自分の気持ちをアピールしてしまうこともあります。
普段はよほどの相手でないと本音で語ることはありませんが、好きな人には自分を丸ごと知ってもらいたいので、つい正直になってしまうのでしょう。
恋愛慣れしているアピール
好きという言葉を気軽に使うのは、恋愛慣れしているアピールと考えられます。モテる、人気がある魅力を自ら相手にアピールして、自分のことを意識してもらいたいため。
恋愛感情があるわけではなく、誰にでも好きを連発していることもあるでしょう。サラッと言うので、言われた人もノリで「ありがとう!」と気軽に返せるかもしれません。
異性に意識させる言葉を使うのは、いかにも慣れた優越感に浸りたいため。男女共にモテるアピールをしたい時に、相手の気持ちを弄ぶように好きと言ってしまうのです。
告白しているつもり
照れ屋なので、真面目な顔で好きな人に「好き」と伝えられないタイプ。好きという言葉を使う心理は告白している意味があり、ふざけているふりで相手に気づいてもらいたいのです。
とても好きな人なので付き合いたいと思っていますが、どうアプローチしていいのかわからない状態。真剣に告白して失敗するのも嫌なので、中途半端な解釈を期待しています。
早く自分の気持ちに気づいてほしいと普段から願っているので、ふとした瞬間に言葉が出てしまったケースもあるでしょう。
自分の気持ちを知ってほしい
好きという言葉を使う心理は、自分の気持ちを伝えてもっと仲良くなりたいからです。本気で夢中になる少し手前で、相手のことをもっと知りたいと興味を持っている段階かもしれません。
お互いにオープンな関係になるためにも、まずは自分からポジティブな気持ちを伝えて、相手にも同じく「好き」と言ってもらいたいのでしょう。共通の趣味を発見した時のようなワクワク感を期待しています。
構っているだけ
好きという言葉を使うのは、心理的に皆と仲良くしたいタイプで、自分がムードメーカーであることに自信を持っています。気になる人をからかって恥ずかしそうにする態度を見たい、顔を赤らめる人をいじりたいなど、遊び心がたっぷりの性格といえるでしょう。
しかしこのタイプは、いざ本気の相手にも同じくからかってしまうので、なかなか気持ちが伝わらない可能性があります。見極めるのは難しく、単純に人と交流を持ちたいだけの人かもしれません。
好かれたい
好きという言葉を使う心理は、相手に好かれたいため。好意的なコメントは相手によい印象を与えるため、恋愛相手以外にもメリットがあると期待できます。
好かれたい人やよい関係をキープしたい人にはご機嫌をとるようなこともありますので、本気かどうかわからず困惑することも。ミラー効果という心理作用があるように、嬉しいことをしてくれる人には同じ態度で接したくなるものです。
好かれたい相手には、自分から好きであることをアピールするといい関係になるかもしれません。
好きと言われた時の上手な返し方
気になる人に「好き」と言われた時に、妙なうろたえ方をするのも考えものですよね。そんな時に好感度の高いリアクションをするポイントをご紹介します。
相手に感謝する
自然に相槌を打つのが一番無難なリアクションですが、それだけでは物足りないので、相手に感謝することも忘れずにやっておきましょう。「気に入ってくれてありがとう」「お世辞でも嬉しいよ」と少し自分の言葉を付け加えると、本気でなかった相手もドキッとするかもしれません。
一枚上手であることをアピールするためにも、緊張する相手にも多少のリアクションは必要ですね。
意味深にニコッと笑う
相手が本気なのか、それともノリで好きと言っているだけなのか、その場で判断できないこともあるかもしれません。しかし悪い印象は与えたくないので、そんな時は少し意味深に相手の目を見つめて、ニコッとスマイルでお返ししておきましょう。
落ち着きのある対処は、とてもカッコよく大人っぽい印象を与えます。もし脈ありの相手なら、気持ちが伝わりホッとするでしょう。好きという言葉を発するのはそれなりに勇気が必要なので、相手の思いを受け止めてあげることはコミュニケーション上も大事です。
自分の気持ちも伝える
気になる人から冗談っぽく好きと言われた場合も、自分の気持ちをアピールするチャンスです。「同じくらい好きだよ」と逆に告白して、相手の態度をチェックしてみてください。
恋を発展させるためには、お互いの気持ちが確認できないと先に進めませんので、こんなチャンスを逃す手はありません。
本気度を判断するコツについて
本気で「好き」という人を判断するには、次のポイントをチェックしてみましょう。
他の人への態度をチェック
やたらと周りの異性に「好き」「カッコいい」と言う場合はあまり意味を込めていないため、社交辞令やただその場の雰囲気で言っているだけの可能性があります。
他の人には一切自分の気持ちをアピールしない人が言う場合は、本気度が高いと考えられますので、告白されたつもりになってもいいかもしれません。恋愛慣れしている人は、異性への接し方がとても上手。ペースに乗ってしまい後悔することもあるかもしれません。
質問してみる
本気度をチェックするなら、逆に質問して相手の反応を見るのもよいでしょう。「付き合ってくれるほど好き?」「どんなところが好き?」など、ドキッとさせる質問がオススメ。
答えがなかなか言えずうろたえてしまう人は脈ありの可能性があります。気持ちの確認ができたら、「じゃあ今度デートしよう」と気軽に誘ってみるのもいいかもしれません。
まとめ
好きという言葉を使う心理は、相手に好感を抱いていると考えられますが、あらゆるシーンやタイミングを考えて相手の本気度を判断してみてくださいね。恋愛のチャンスは、相手が投げたボールを上手くキャッチして投げ返すことがコツになりそうです。
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