不信感を抱く心理とは?もう一度信頼するには

不信感を抱く心理とは?もう一度信頼するには

不信感を抱くのは心理状況も関係していますので、場合によってはいつも信頼している人が全く変わってしまったように感じることもあるかもしれません。

不信感は相手の態度のせいか、それとも自分の考え方のためなのか、悩んでしまうこともあるでしょう。そこで今回は、心理的に考えた不信感を抱く理由について詳しくご紹介します。


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不信感を抱く心理について

不信感を抱く心理とは?もう一度信頼するには

本当のことが言えない時や相談ごとを躊躇するような場合、突然相手に不信感を抱くのは、心理的に次のようなことが考えられます。

 

不安になっているため

信頼できるはずの人や無害の人たちが、突然自分の敵に感じる場面。そんな不信感を抱くのは、心理的に不安でたまらないことが原因です。不安になるのは日常の些細な出来事がきっかけになっている場合もありますが、何の根拠もなく周りの人が自分を避けているように感じたり、冷たくされていると思ったりすることも。

不信感を抱くのは誤解しているだけの場合もあるので、心理的や精神的な状態がさらにネガティブ思考にさせているのです。

 

過去の出来事が関係している

不信感を抱く心理は、自分が傷つかないよう守りの体制に入っているためで、過去に体験したようなことがあると突然アラート機能が発動します。たとえば信頼できる人に相談ごとをしたら皆に言いふらされたなど、裏切られた経験があるとなかなか記憶から消せないですよね。

そんな時にふと誰かに相談したいなと思ったら、過去の思い出が蘇り、簡単に他者に近づかないよう警告を発信し始めてしまうのです。不信感というのは、「信用できないと思う気持ち」という定義があります。

以前は信用できたのに今はできない相手とは、何かしら関係を変える出来事があったのでしょう。

 

考えるのが好き

不信感を抱くのは、心理的にリサーチしたい気持ちが強いためです。不信感を抱くまでのプロセスには、結論をじっくり考えるステップが含まれているでしょう。

たとえば初対面の人に抱く印象。自分の感覚だけで相手に好感を抱くことがありますよね。考えるのが好きな人は、その場で判断することはせず、じっくり考えたうえで決断するもの。

情報を集めて思考する一連の流れが負担にならず、むしろ楽しみながら他人を判断することもあります。しかし結果的に調べすぎて情報量が多くなり、相手を信用できないということになってしまうのでしょう。

 

臆病になっている

不信感を抱くのは心理的に憶病になっているためで、考える習慣に対して慎重な性格がさらに追い打ちをかけている可能性あります。たとえば好きな人に告白するか判断できない時。臆病な人は自分の決断に不信感を抱き、失敗して後悔したくない思いになるのです。

勢いでなんでも行動できる人は、「当たって砕けろ」精神で失敗も想定してトライするでしょう。しかし臆病な人は、決断する段階からすでに不安で、後悔すると思いながらやっているので、結果的に上手くいかない場合がよくあります。

 

相手と価値観のずれがある

会話は普通にできるけれど、何かしっくりこないという人はいませんか。不信感を抱く心理は相手と価値観のずれがあり、そんなところから徐々に相手の人間性を怪しむ結果になります。

この場合は、一旦親しくなった人にはあまり悪い印象は持ちませんが、よく知らない関係だと相手の思考パターンや言動がわからず、前回会った時と態度が違うという時に不信感を抱き始めるのです。

とても価値観を大切にする性格なので、相性が合わない人とはじっくり付き合うことはないでしょう。

 

嫌いな相手だから

不信感を抱くのは、心理的に相手に対する自分の気持ちが関係していますので、嫌悪感がある人や苦手な人だと自分をさらけ出すことに抵抗を感じます。

苦手な人の言動に嫌な思いをすることがよくあり、本当は性格がいい人だとしても思い込みにより悪い印象しかありません。そのため信頼したり仲良くなったりすることはなく、逆に距離を置くよう不信感をわざと植えつけていることもあるでしょう。

 

不信感を抱く瞬間でよくあるもの

不信感を抱く心理とは?もう一度信頼するには

不信感とは、瞬間的な相手の言動や自分の考え方で生じる傾向がありますが、よくあるのは次のような場合です。

 

嘘をつかれた

信頼できる人に嘘をつかれた場合や、自分に全て話してくれない時は距離を感じる瞬間です。悲しい気持ちから始まり、徐々に相手に嫌悪感を抱くようになり信頼できない存在に。

たとえ言いにくいことでも、信頼関係がある相手なら正直に話せるはずという考えもあるのでしょう。嘘をつかれると、その程度の関係だったのかとがっかりしてしまいますよね。

 

連絡がこなくなった

不信感を抱く心理になるのは、いつも頻繁に交流していた人から連絡がこなくなった時。メッセージを送っても返信がなく、質問しても答えが返ってこないような時もあるでしょう。

自分がのけ者にされたのか、それとも相手を不快にさせることをしたのか、とても気になってしまいます。突然相手の態度が変わってしまうと、理由は何であれ敵になった気分に。

ネガティブに考えすぎるとさらに事態が悪く見えてしまい、結果的に修復できず終わってしまう場合もあるかもしれません。

 

自分のことしか考えない人

不信感を抱くのは自分本位のことばかり言う人で、他人への気遣いが感じられないと、いざという時に信頼できません。頼みごとをしたくても、自分勝手な人だと逆に自分に迷惑がかかることもありますし、相談などはもってのほか。

そんな自己中心的な人と付き合うと、他人を簡単に信用できなくなってしまうのです。

 

不信感をなくすためにできること

不信感を抱く心理とは?もう一度信頼するには

相手の挙動不審な言動で不信感を抱くことももちろんあります。しかし自分の考え方を変えるだけで、無用な不信感を払拭できる場合もありますので、信頼できる人が違ったように見える時は次の方法で対処してみましょう。

 

じっくり話し合う

わからない部分や納得できないことがあるため、人に不信感を抱いてしまいます。そのままにしておくとさらに疑ってしまい、よかったはずの関係も悪くなってしまうばかり。

そうなる前にきちんと相手に質問したり、確認してみたりすることも必要ですね。イライラしていると考え方にも表れてしまい、悪いほうに判断しがちです。自分の通った考え方を修繕するためにも、直接本人とじっくり対話してみましょう。

 

深い付き合いは避ける

不信感を抱くのは、本能的に相手に何かを感じている場合もありますので、傷つかないためにもこれからは用件がある時だけの付き合いにすることもオススメです。

無理に信頼しようとしても、逆に相手の本音が見えないだけで、真剣に受け止める自分が損してしまう可能性も。主義主張に一貫性がない人は、人間関係も同様にいつも流されてしまいます。

余計な不信感を持ってストレスを抱くよりも、関係性を見直したほうが安心かもしれません。

 

不信感の根拠を探る

不信感を抱く心理は、もしかしたら今気持ちが不安定で、どのようなことも危なく感じているだけかもしれません。そんな時は、まず不信感を抱く原因や理由を探してみましょう。

同僚が集まると「自分の悪口を言っているはずだ」など、感じることには理由があるはず。きちんと根拠が掴めない場合は、考えすぎなのだと軽く流してしまうこともいいかもしれません。

 

まとめ

不信感を抱く心理は、上手くいく人間関係をダメにする可能性があります。だからといって誰でも信頼してしまうのも危険なので、不安になったら雑談など、気軽な付き合いで相手を判断してみることもよいでしょう。

または自分の気持ちをポジティブに変えるために気分転換したり、本当に信頼できる人を優先したりして交流することもいいかもしれません。

 

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