飴を噛むのは心理的な理由があるといわれていますが、自分でも気づかない食べ方、飲み方の癖がいくつかありますよね。飴は暇つぶしや口が寂しい時に欲しくなるもので、きちんと最後まで舐めきる人も多いでしょう。
では「噛むものではなく舐めるもの」という認識があっても、ついやってしまう飴を噛む人の心理について、気になる部分をご解説していきます。
飴を噛む人の心理について
ガリガリと飴を噛む人がそばにいると、少し違和感を抱きませんか。本来あまり音を立てて食べるものではないのに、飴を噛んでしまうのはどのような心理状態が考えられるでしょうか。
個性的な性格
型破りな性格は、他の人がやっていることとあえて違うことをしたがります。飴を噛む人の心理も同様に、個性的な性格なので飴をどうして噛んではいけないのか、反抗している部分もあるでしょう。
このタイプの人はアイスクリームも同じ。外側から綺麗に舐めず、かじるようにして食べることも多いかもしれません。自分の考えがしっかりあるため、他人の意見に従うのは苦手。マイペースで少し変わった部分もありますが、そんな特別な自分が大好きなタイプです。
飽きっぽい性格
飴をひとつ舐め終わるまで、種類によっては時間がかかりますよね。飽きっぽい性格の人は、ずっと同じフレーバーだとつまらなくなり、さっさと噛んで終わりにして次の飴が欲しいのです。
飴を口に入れた瞬間にあまり好きなフレーバーでないと、いきなり噛み砕いてしまうこともあります。そもそも飴は食感ではなく味を楽しむものなので、飽きっぽい人にとってはハードルが高いお菓子かもしれません。
このタイプは、飴の風味だけを楽しめればよいと思っているので、目的を達成できるともう退屈になってしまうのです。
ストレスを抱えている
飴を噛む人は心理的にストレスを抱えていて、イライラしているためにそのような行為をしてしまいます。ご飯も丁寧に食べず、かきこむように食べたり、グラスをドンとテーブルに置いたりする例も。
仕事でイライラしている時などは、少し荒っぽい態度になることもありますよね。そんな時に飴を噛む心理が働き、無意識のうちにストレスを発散しているのです。気分が落ち着いている時は、飴も時間をゆっくりかけて楽しんでいるでしょう。
怒っている
噛むという行為は攻撃的なアクションのひとつで、飴を噛む人は心理的に怒っていることが考えられます。喧嘩した後は、飴よりもガムのほうが気分は落ち着きやすいはずです。
怒っていると心が不安定になり、余裕のない考え方になってしまうもの。感情に任せてアクションを起こしてしまうため、飴は舐めるお菓子という認識がなくなっている状態なのかもしれません。
このタイプの人は、タバコを吸う時にもフィルターを噛むことがよくあり、不満があると態度に表れやすいといえます。
モチベーションを高めたい
飴を噛む人は、心理的にエネルギーをもっと発揮したい気持ちや、モチベーションを高めたい願望があります。何かを噛むという行為は力を出すためのもので、気分を引き締めたい時にもやってしまいます。
飴を舐めながら映画を観ていたら、途中で盛り上がるシーンがあり、思わず飴を噛むことがありませんか。やる気が欲しい時は飴を噛む心理が働きますので、もし一緒にいる人がガリっと噛んでいたら、何か大切なことを始めたい時なのかもしれません。
癒されたい
長時間好きなフレーバーの飴を舐めていると、心も頭も安定する可能性があります。甘いものは疲れた時に恋しくなるように、飴を噛む人の心理は実は癒されたい思いが隠されているのです。
カバンにいつも飴を入れておかないと不安になるのは、飴が癒しの存在になっているため。咀嚼という行為は、何も考えずに無意識にやるリズム運動で、幸せホルモンが分泌されることも期待できるでしょう。通勤途中のガムと同じで、飴を噛む人は心理的に安心したいのです。
せっかちな人によくある特徴は?
飴を噛む人の心理背景で考えられることとして、「せっかち」な性格があります。だらだらと時間をかけたくないため、すぐに噛み砕いてしまうことはよくありませんか。
飴を噛む心理はさまざまな理由がありますが、せっかちな性格なのかどうかを判断する際は、次の特徴も参考にしてみてください。
計画性がある
飴を噛む人の心理はせっかちな性格で、何も考えずに噛んでいるようにも見えますが、実は念入りな計画をしている場合もあります。
せっかちな人はのんびりできない性分なので、無意識に次から次へとやることを見つけています。頭の中がずっと回転したままで、そんな習慣は次第にメリットにもなっているようです。
「この飴が終わったら、次はこの味にしよう」と、袋の中を見ながら先のことまで計画済みなのでしょう。
自分のペースに合わせられない人は苦手
せっかちな人は時間がかかる人が苦手で、自分のペースを崩されると不満を抱きます。それが人間関係にも表れ、自分と真逆のタイプとは相性がよくないこともあるでしょう。
自己中心的になってしまうタイプの人もいますので、周囲に合わせる柔軟性があまりなく「自分が立てた計画は、どのような理由があっても変えたくない」というこだわりも持っています。
長蛇の列になっているレジ。のんびり仕事をする人を見ると、つい一言言いたくなるタイプでしょう。
時間に細かい
せっかちな人は時間を基盤に生活していますので、待ち合わせで遅刻することは絶対にありません。その代わり、遅刻する人には不快な気持ちを抱きますので、付き合う人はかなり神経を使うでしょう。
「あと何分で」「今から30分以内に」など、時間で物ごとを区切る癖があります。また予定よりも物ごとが早く進みがちなので、周りも慌ててしまいますね。
ストレスが溜まりやすい
せっかちな人はいつも時間との勝負なので、無意識のうちに自分にプレッシャーをかけています。常に自分は忙しいと思っているため、考え方にもゆとりがありません。
さらに他人の行動を見ていると、自分のペースとあまりにも違うため、そこでもストレスを感じてしまうのです。いつも慌てるように行動しているので、気持ちが疲れイライラすることも多いでしょう。
他人も巻き込んでしまう
せっかちな人は、いつも何かに追われるように生活をしているので、考え方に余裕がないことが特徴。なんでも早く結果が知りたいので、のんびりしている相手がいるとつい急かしてしまいます。
なんでもテンポよく早く片づけたい性格。そのため相手の考えや気持ちを考えない、強い態度になってしまうこともあるでしょう。
飴の食べ方でわかる性格!
飴を噛む人の心理は、興味深い点がいくつかありますが、違った食べ方をする人にも特徴があります。
舐めてから噛む人
最初はゆっくり飴を舐めていたのに、終わりがけや途中から噛んでしまう人は、誘惑に弱いタイプかもしれません。自分のやりたいことを見失ってしまう場面もあるので、しっかり計画を立てて意志を貫くことが大切といえるでしょう。
最後までゆっくり舐める人
時間がかかる飴を噛まず、最後までしっかり舐めて味を楽しむ人は努力家です。決めたことは最後までやり通し、周囲の意見よりも自分らしさを大切にするタイプ。
流されずに自分自身をきちんと認識しているため、とても頼りがいがある人に見られています。またのんびりした人もゆっくり舐める傾向にあるので、ライバルに負けないよう、少しだけ神経を尖らせるとよい場面があるでしょう。
まとめ
飴を噛む人は、心理的に慌てていることがあるのかもしれません。美味しいフレーバーや変わった種類がたくさんあるので、噛むと違った味が出てくるからと必要性を感じ、飴を噛む習慣がある人もいるでしょう。
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