飲み会の席は心理的特徴がわかりやすく、とくに自分の隣に座る人には密かな目的があるかもしれません。お酒の席は仲間と楽しく過ごしたい場面なので、自分の近くの人はできるだけ相性が合う人が一番です。
会社の飲み会のように、上司や部下が一緒に集まる場面だと、飲み会の席順の心理はさらにはっきりと表れてしまうでしょう。
楽しく成功させるためにも、重要な意味を持つ飲み会の席順。とても気になる心理背景について、詳しくご説明していきますね。
飲み会の席順でわかる心理背景について
飲み会は色々な目的や用途で開催され、席順についてはあらかじめ決められている場合もよくあります。もし自由に選べる場合、気になる人のどの位置に行くか、ポジションごとにわかる心理背景についてご説明していきましょう。
会社の飲み会の席順のルールとは
社会人になると、どうしても避けられない会社の飲み会。忘年会や新年会、新入社員歓迎会など、定期的に何かしらの目的で飲み会が行われていますよね。
社会人として知っておきたい一般的なマナーですが、テーブル席の場合は新人が一番入り口に近い席。偉い人やお客様には、奥の席を勧めるのがマナーです。
お座敷の場合は、床の間に背を向ける位置が上座になりますので、もし幹事を頼まれて席順を事前に決める場合には飲み会のマナーも参考にしておくと安心です。
右斜め前は最適?
好きな人から見て右斜め前に座るのは、とてもよいポジションです。飲み会の席順は好きな人に心理的な行動で、つい近くを選びがちになるものの、適度な距離を置くともっと印象的になる場合があります。
人間の視線は右から左に流れる傾向がありますので、右斜め前はまず相手の視野のスタート地点に。記憶の中に印象づけやすい位置なので、飲み会が終わった後も気になる存在かもしれません。
それ以上もっと離れてしまうと、隣の人たちをまたいで話しかけなければなりませんが、右斜めはアクセスできる範囲内。適度な距離感があるので気になるターゲットは、手の届く範囲なので心理的にもっと近づきたくなるでしょう。
正面は注意したいスポット
飲み会の席順は、心理的に気になる人や嫌いな人へのアプローチとなりますので、誤解されないためにも正しい席を確保しましょう。
好きな人にできるだけ近づきたいと思うのは自然な気持ち。左右や前後など、肩が触れるくらいの場所が理想的ですよね。そんな飲み会の席順で注意したいのが、好きな人の目の前。
真正面に座る席順はそのままアイコンタクトがとれますし、話しかけやすいベストポジションのように見えますよね。
真正面は無意識に相手に威圧感を与えて、敵対感情を抱かせてしまう可能性があります。会話の流れによっては意見の食い違いが生まれ、言い合いになるリスクも。
気になる人のそばに行きたい場合でも、できるだけ真正面は避けたほうが安心です。
左斜め前でさりげなくアプローチ
人間の視線が右から左へ流れる特徴を考えると、左斜め前は好きな人の視野の中でも存在感のない場所になってしまいます。恥ずかしくて接近できないけれど、近くにいたいという場合にはよいかもしれません。
左斜め前は無関心に思われてしまうため、積極的に自分の存在をアプローチしたい場合には不向きなポジションです。もし飲み会がこの席順でスタートしてしまった場合は、できるだけ後で席替えするのをオススメします。
ずっと左斜め前にいると存在感がなくて話もできず、インパクトが残らないケースがあります。
恥ずかしい人は離れた席
席順が決まっている会社の飲み会でも、お酒が進むうちに気分がよくなり、勝手に席替えする場合がよくあります。くだけた雰囲気の中でも、好きな人からひたすら離れた席に座るのは恥ずかしいため。
飲み会の席順の心理は距離とは関係なく、体の向きでも判断できるケースがあります。興味がある人に対しては、自然と体が向いてしまうもの。
離れて座っていても視線が合う位置、もしくは体を向けている場合は興味があると判断できます。「近くに座るのは勇気が出ない」というシャイな性格の人もいますので、お互いに態度や姿勢をチェックしておくのも必要でしょう。
隣に座る人の心理について
飲み会の席順でわかる心理で一番気になるのは「隣」に座る人。腕や肩がぶつかり合い、上手く話が合うと二人だけのスペースも確保できます。
では飲み会の席順で、隣の席の心理に関することを詳しくご説明していきましょう。
好意がある
飲み会の席順の心理は恋愛対象以外でも、隣に座るのは仲がよい人や話が合う人などですよね。好意を抱く人には心理的に近づきたくなり、一番話しやすい場所を確保したくなります。
好きな人ならすぐ隣で、相手の仕草や話などを全て観察できるので、仲良くなる絶好のチャンスといえるでしょう。いきなり自分の隣に座る人がいたら、普段から気にしているサインです。
好意をアピールしているので、なるべく相手の気持ちを傷つけないよう上手に対処してくださいね。食べ物をとってあげたり、ドリンクのお代わりを注文したり、ちょっとした心遣いが急接近のコツになります。
恥ずかしいけれど近くにいたい
飲み会で好きな人の隣に座ると、話しかけるたびに横を向かなければなりません。正面や斜め向かいは、そのままアイコンタクトがとれるので、便利なポジションだといえます。
内気な人は好きな人のそばに行きたいけれど、目を見て話すのが恥ずかしいためにあえて隣を選ぶ場合もあります。緊張して声が聞き取れなくても、隣なら安全。顔を向けずに話しかけてくる人は、きっと恥ずかしくてドキドキしているでしょう。
気持ちを探っている
飲み会の席順次第では、予想外の展開になるケースもあります。会社の飲み会のように嫌いな上司の隣になり、ずっと移動できない場合など。
席順はとても大切で、とくに好きな人や気になる人と近づくチャンスが秘められています。隣に座る心理は、相手の気持ちを探っているため。
好意を持つ相手が自分をどう思っているか、判断するなら真横が一番よいですよね。ふとした瞬間に肩がぶつかり、意識しやすい存在に。
また距離感がなくなり、普段話さない話題もたくさん出てくるでしょう。もし嫌いな人の隣ならすぐに席を交換したり、背中を向けて逆隣の人と盛り上がったりする場合もあります。嫌な顔をせず会話が弾めば、自分へのパーソナルスペースがわかりますね。
自分に興味を持ってほしい
隣の席を確保すると、後は自分の会話力次第。普段話をする機会が少ない人なら、自分の魅力をアピールするチャンスです。面白い話題で周囲を盛り上げ、一人一人に気を遣いながら料理や飲み物に気を配ってくれる人。
仕事中はわからない違う一面を見せて、好きな人にもっと興味を持ってほしい心理の表れです。隣の人とは内緒話もできますので、この機会に二人だけの空間を作り一歩踏み込んだ話をすることもできます。
気になる人には積極的にアプローチして、気配りを忘れずよい印象を残しましょう。
まとめ
飲み会の席順でわかる人の心理的特徴は、誰が自分の味方か敵なのか知るよい機会にもなります。また近くの席の人は意外な一面を発見して、意外とよい人だったと新たな興味を抱くチャンスにもなります。
好きな人の隣を狙うだけでなく、心理的要素を考えて斜め前や正面など、あらゆる角度からアプローチして相手の反応を探ってみませんか。お酒の力を借りて、普段はできない目立った行動も飲み会なら多少は許されるはずです。
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