飽きっぽい人の心理は、次から次へと違うことをするので、掴みどころがなくて理解するのが大変ですよね。飽きっぽい心理には、考え抜いた結果が行動に表れていることも。
表面だけで解釈せずに、内面から見ていくことが重要です。それでは、飽きっぽい人の心理についてお伝えしていきましょう。
切り替えが早いプラス思考
飽きっぽい心理には切り替えの早さが挙げられますが、全てをポジティブに捉えるのが上手な人も。気持ちが滅入ってしまう前に、楽しくなれるものを探そうと行動に移します。自分が心から楽しめるかを基準に動くため、自己中心的な見方をする人も。
自由奔放に見えますが、モチベーションを下げたくない気持ちが強い傾向があります。周りの足を引っ張りたくない思いから、自分ができる最大限のことを行うのでしょう。
好奇心旺盛
気になることが多く、あれこれと挑戦したくなるのが飽きっぽい人の心理。好奇心旺盛で、目をキラキラ輝かせながら取りかかるでしょう。
極める前に違うものへの興味が強くなります。魅力に感じると、他のことが目に入らないくらいの集中力を発揮。自分自身が納得するまでは、とことん向き合う姿勢を見せるでしょう。
興味の対象が変わりやすいので、集中力が切れた頃にはすでに別へと関心を向けている場合も。切り替えるのが素早く、次々と器用に取りかかっていきます。
いつも変化を求めている
飽きっぽいと言われる心理には、マンネリ化が苦手で常に変化を求めて行動するところがあります。同じことの繰り返しでは、退屈で我慢できなくなってしまうのです。
刺激が欲しくなり、違った日々を送りたいと願う部分も。じっとするのが苦手で、落ち着きのない行動が目立ちます。「どこかに興味が持てるものがあるのでは…」と、いつもアンテナを張るようにしています。
面白さを求めて「周りと違うものをやってみたい」と前向きな気持ちに。思い立ったらすぐに実行するフットワークの軽さがあり、突然の行動は周りを驚かせるでしょう。
一つのことに絞れない
多くの物事に挑戦してはやめる飽きっぽい心理は、優柔不断なところがあります。決断力に欠けてしまい、頼りないと思われる場合も。
そんな自分のこともネガティブに受け取らず、受け止めるおおらかさを秘めているでしょう。飽きっぽい人は心理的にも思いやりに溢れ、良いところのみを追求していきます。
そのため、苦手な部分を見つけた時は避けてしまう場合も。決してネガティブな発言をしないので、飽きた理由がわからずにやきもきさせる時が多いのです。
浅く広い行動力
飽きっぽい心理はとことん追求する気持ちよりも、ある程度習得して幅広く活躍したい気持ちが働きます。楽しい感覚だけを味わっていたいため、その先を極める辛さを知っているのです。辛くなる前に、楽しい段階で満足する傾向が強いでしょう。
飽きっぽいため、浅く広い行動力で身になるものが少なく、自慢できるものがないもどかしさも。一つに絞って極めるのは、性格的に厳しいだろうと自らを分析する人もいます。
中途半端だと思われてしまいますが、興味を持ったものに対してそれぞれのよさを誰よりも理解している強みがあるでしょう。
認めてもらいたい
「器用貧乏」とも呼ばれる飽きっぽい心理は、達成感を覚えるところが挙げられます。執着心が薄く思い入れが少ないように見えますが、実は一番に習得して周囲を驚かせたい気持ちが秘められた場合も。
「ムードメーカーのような存在でいたい」と、周囲の様子にも敏感に反応する特徴があります。物の収集や流行への敏感な反応も、注目をされたい欲求が行動力へと繋がっているのです。
注目されている間は、一生懸命努力して極めていくはず。しかし周囲の反応が薄いと、次第に興味が薄れて飽きてしまうといった行動を、繰り返す人もいるでしょう。
目標が高すぎる
飽きっぽい人の心理には、目標の高さが原因で挫折する傾向も。始めの頃は目標に向かって進んでいても、無理だと感じる瞬間が訪れると一気にやる気が下がります。
ここで頑張れるか諦めるかで結果が変わっていくのですが、基本的に諦めてしまうのが飽きっぽい人の特徴。違うことで何回も、名誉挽回しようとする様子が見られるでしょう。
もっと現実的な目標を掲げれば、達成できるとわかっていても過信して高い設定に。向上心が高く、上を目指したいとの思いが目標に表れています。
大きな結果が欲しい
飽きっぽい心理には、大きな結果を求めるところも。結果にこだわるため、先の見えないものはストレスに感じてしまいます。自分にとって大きな成果を出すと、成長に繋がり充実感を味わえるのです。
刺激を求めますが、辛さや我慢するのは心理的に避けたいと考えるところも。野心に燃えるのは瞬間で、自分には合わなかったと早々に諦めてしまう弱さが飽きっぽい原因です。高い目標を掲げても、無理をしないので常にマイペースな行動を心がけるでしょう。
自分のよさに気づいていないだけ
次から次へと飽きっぽい人の心理には、本来の自分の姿をしっかりと見ていないところが目立ちます。高い目標を掲げるのは、自分の力を信じているから。
しかしいざとなると信じる力よりも、恐怖心が先に働いてしまうのです。もっとできるはずだと、自分のよさに目を向けていないため飽きっぽいと思われる行動をとってしまいます。
基本はポジティブに捉えますが自己否定が強い部分を持ち、できない自分にいら立つ時も多いでしょう。器用にこなせる手際のよさは、飽きっぽい人に見られる特徴のひとつです。今できることに自信を持って取り組むと、よさを伸ばすきっかけになるでしょう。
まとめ
飽きっぽい人の心理は、チャレンジ精神が旺盛で常に楽しい状況を考えながら行動しています。周りに合わせない時が多いため、自分勝手のイメージがついてしまいますが、楽しく没頭する姿が羨ましいと感じる人も。
単独行動が得意なところがありますが、もっと続けてみたいと思えるものに出会うためには、周囲との連携がポイントです。それぞれの特技を活かして取り組むと、今までにない達成感や成長を感じることができるでしょう。
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