頷く人の心理は従順だから?その本音とは

頷く人の心理は従順だから?その本音とは

頷く人の心理には、どのようなものがあるのでしょうか。頷く人と話をしていると、反応してくれるのでうれしくなりますよね。

「うんうん」と声を出して頻繁に頷く人もいれば、黙ってゆっくりと頷く人もいて心理が気になるところ。気づくと首を縦に動かしながら頷くことがありますが、心理的にどのような意味が隠されているのでしょうか。それでは、頷く人の心理について一緒に考えていきましょう。

 

同じ気持ちを持っている

頷く人の心理は従順だから?その本音とは

会話をして共感できるところがあると、大きく頷く心理に。自分と同じ意見の人がいると、親近感がわいてきますよね。

同じ気持ちでいてくれていると思うと、心理的にも話をしていて楽しいもの。会話がはずんで、あっという間に時間が過ぎていくでしょう。

似たような感覚の人と一緒にいると、相手の気持ちもわかるようになります。お互いに相手の意見を理解し、本音で語り合える関係になれる可能性も。

 

安心感がある

同じ価値観を持っていると、ホッとしながら話せるので安心感があります。「そうだよね」と頷く心理になって、心の距離が近くなります。

自分と同じ意見を持っていると、話の展開がなんとなく予測でき最後まで安心して聞くことができるのです。内容に合わせて頷くので、話していても安心感があり笑顔になれる人も。

会話をしていると、穏やかな雰囲気に包まれてお互いがリラックスした表情になっていくでしょう。話す内容に自信がないときも、優しい表情で頷くので心理的に安心させてくれる場合も。

言葉にしなくても、同じ気持ちで繋がっている絆の強さを感じるでしょう。

 

もっと話を聞いていたい

話を聞きながら目を輝かせ、前のめりになって頷く心理も。これは、話に興味を抱いている状態です。話をじっくりと聞きたい思いが、頷く仕草から伝わってくるでしょう。

話を聞くことに集中しているので、周りの人が話しかけても反応しない場合も。好奇心が強く、もっと知りたい気持ちが表れています。話に興味を持ってくれるので、うれしくなってもっといろいろなことを話したい気分になるでしょう。

 

緊張している

初対面の人や職場の上司の話は、何を言われるのかがわからなくて緊張しますよね。後で質問や感想を求められると思うと、気が抜けない状態に。

しっかりと話を聞かなければと、聞き逃さないように頷きながらメモを取る人もいます。緊張する状況の中では、会話の内容を聞き逃さないように配慮する気持ちも。

聞く姿勢が問われそうで、不安になるときもあるでしょう。重く状況を捉えがちですが、大きく深呼吸をすると緊張も和らぎリラックスして話を聞くことができますね。

 

威圧感を抱いている

緊張しながら会話に頷く心理には、相手に威圧感を抱いている可能性があります。深く関わったことがないため、言葉を交わしてもどんな人なのかがわからないので、距離を置こうとする場合も。

信頼できるまでは、距離を保ちながら険しい表情で頷くでしょう。打ち解けていくと緊張感がゆるみ、ぎこちない雰囲気が解消されていくことも。

威圧感が薄れない間は、首をかしげてみたり頷いたりを繰り返すときがあるでしょう。押しつけるような会話ではなく、お互いが気楽に話せる雰囲気を心がけたいですね。

 

好意がある

好意を持っている相手に対して、にこにこしながら頷く人も。心理的にも緊張していますが、仲良くなりたくて共通点を探しているのです。

頷きながら話を聞くと、好印象にみえるもの。一生懸命に話を聞いてくれる姿をみると、言えなかったことも話したくなる気持ちになるでしょう。

好きな人に親近感を持って欲しいと、目を合わせながら心をこめて頷く人も。心理をみると、距離を縮めたい気持ちが表れています。

会話の中から共通点がみつかると、その後の話が盛り上がるきっかけに。たくさん話がしたくて、質問をしながら会話を楽しもうとする人もいるでしょう。

 

聞き流している場合も

頷く人の心理は従順だから?その本音とは

小きざみに頷く人の心理は、話を聞いていない可能性も。相手の機嫌を損ねないようにするため、話を聞くふりをしてごまかしています。

感情が表れてしまうと、投げやりな態度にみえるので気をつけたいですね。聞き流していると感じたときは、何か言えないことがあるケースも。聞いて欲しい気持ちよりも、相手の事情を察することが大切です。

 

時間がない

話を合わせながら頷く人の心理は、早く会話が終わって欲しい気持ちの表れ。忙しくて時間がないと、焦りを感じるときがあります。

聞きたいけれど、気持ちがついていけずに聞き流してしまうのです。できればこの状況に気づいてもらいたいと、忙しそうな仕草でアピールするところも。

急いでいるので、頷いていても目線は時計や違う方向をみつめるでしょう。忙しそうな人と会話をしていても、手ごたえがなくてちゃんと話を聞いて欲しい気持ちになります。

しかし自分の気持ちだけを優先させてしまっては、会話は成り立たないもの。相手の表情や仕草を理解すると、改めて時間を作って話したい気持ちになるでしょう。

 

苦手な話だから

苦手な内容に対し、聞き流してしまうのが頷くときの心理。あまり気が乗らない会話を、ずっと聞くのは辛いですよね。

早めに立ち去りたいときに、聞き流して関わらないように頷く場合も。違う内容に変えて欲しいと、自ら話の流れを変えていくでしょう。

頷く心理は、苦手な話題が続くとストレスがたまってしまうので、うまく聞き流そうとします。聞きたくない気持ちが強く、自分自身を無意識に守ろうとしているのです。

内容によって元気がなくなり伏し目がちになる時は、苦手な話題の可能性がありますので、違う話題にすると安心した表情に変わるでしょう。

 

まとめ

頷く人の心理は、話を聞いていることを表現したい思いも。表面だけではみえないですが、ふとした表情から感情的な部分が隠されています。

話す側の気持ちを考えて頷いてくれるので、つい自分だけの思いを話したくなるでしょう。聞いてくれるからと、気が大きくなってしまうことがありますが、相手の気持ちを考えて話すことが必要です。

話しながら相手にも意見を求めて、一緒に会話を楽しむようにしてください。そうすれば、新しい考え方を発見できることもあるでしょう。

 

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