虚しい時の心理は案外理解しやすい?

虚しい時の心理は案外理解しやすい?

虚しい心理はどこからやってくるのか、不安に感じた経験はありませんか。仕事のミスや人間関係のトラブル、恋愛など。

なんとなく心がすっきりしない時には、誰しもが虚しい気持ちになる可能性があります。元気で前向きな生活を送ることは理想的。

しかし社会生活を送るためには、自分以外の人たちや自分の置かれた環境に上手く合わせていかなければならないこともあります。

そんな時に感じる虚しい気持ち。心理的な意味を考えると、気分をリフレッシュする解決差が見つかりやすくなります。

やる気が起こらない、表情が暗い。全てがつまらないと感じている人に向けて、今やるべきことをお伝えしていきましょう。

 

虚しいとはどのような状態か

虚しい時の心理は案外理解しやすい?

虚しいと言葉で表しても、どのような瞬間や状態なのか上手く判断できない場合があります。

主に次のような場面がありますので、セルフチェックで虚しい度合いを知りましょう。

 

虚しいと悲しいは違うこと

虚しい状態は心の中が空っぽになっている、または満たされないというイメージです。虚しいと悲しい気持ちは似ている部分がありますが、悲しい気持ちはとても辛い状態です。

もちろん虚しい気持ちが続くと精神的に負担になり、悲しい時のように心に痛みを伴うこともあるでしょう。

悲しい気持ちは大切なものを失った時に起こることが多く、虚しい気持ちは必要なものが得られない時に起こることが多いのです。

 

愛情不足の時

恋人や家族がいても、愛情を感じられない時に虚しい心理が起こります。恋人と二人で食事をしても全く会話がない、つまらない状況はやるせない気持ちになりますよね。

一人ではない環境がありながらも、充分に愛情が与えられない時や自分の存在感がないような場合。

虚しい気持ちになり、注いだ愛情分の対価を求めています。愛情の量は人によって受け止め方が異なりますので、温度差がある中でお互いに歩み寄る気持ちが大切です。

出会いがない時

婚活をしてもよい出会いがない時や、恋人と別れた後に新しい出会いがないなど。こんな時は友人や家族がいても、何か人生の物足りなさを感じてしまいます。

人との出会いは刺激を与え、生活が急激に前向きになりますよね。車のエンジンをかけたように気持ちもモチベーションがアップし、全てが勢いに乗り始めます。

しかし期待した出会いがないと自己嫌悪に陥り、虚しい気持ちでいっぱいになることもあるのです。

 

失敗が続く時

注意しているはずなのにミスが続くことは、誰にでも経験があることでしょう。仕事のミスで二度と同じ過ちをしてはならないと思っても、ちょっとした気の緩みで同じことを繰り返す場合があります。

上司に叱られて何も言えない時のように、悔しくなると同時に虚しい心理も起こるでしょう。

また不運なことが連続して続く場合も、自分の運命について考えてしまう瞬間。なぜ自分ばかり…と暗く考えると、いつまでも虚しい気持ちから立ち直ることはできません。

 

努力しても評価されない時

頑張っているのに評価されない時は、心の中が空っぽになりませんか。それは仕事や勉強だけでなく、人間関係でも起こることです。

たとえば夫婦関係が上手くいかない時。関係を修復しようと努力しても、相手に自分の気持ちが伝わらないこともあります。

このように人間関係で努力をしてもよい方向にいかない場合や、仕事で残業をしたにも関わらず評価されない時は、無駄な努力をしたと思い虚しくなります。

 

心理的に知っておくべきポイント

虚しい時の心理は案外理解しやすい?

虚しい心理はどこからやってくるのか、本当の意味について大切なポイントを見ていきましょう。

 

刺激がないため

虚しい気持ちにはいくつかの段階があり、日常的に起こる軽度の虚しさは刺激不足で起こることがあります。

たとえば飛行機が遅れ、3時間ほど待たなければならない場面。やることがなくて手持ち無沙汰の状態では、ふと虚しさを感じることがあります。

このような場合は多少の刺激があれば回復できますので、退屈な瞬間をしのぐ何かを見つけましょう。

刺激不足で悩む人は、暇つぶしの方法をマスターしておくとよいかもしれません。

 

楽しい時と辛い時のギャップがある

楽しい飲み会で気分が盛り上がった状態。そのまま家に帰って直面してしまう現実問題は、とても辛いものになる場合もあるでしょう。

車のローンが返せない、恋人と喧嘩をしている、職探しで上手くいかないなど。楽しい時と辛い時を同時に過ごすとギャップがあり、その瞬間に虚しい心理が湧いてくるでしょう。

現実の生活は、決して楽しいことばかりではありません。辛い時ほど楽しかった場面や幸せな時を思い出し、あの頃に戻りたいと弱気になってしまいます。

 

ネガティブになっている

辛い出来事があった後はどうしても気分が晴れず、ネガティブな気持ちを引きずってしまいます。

これではいけないとわかっていても、頭の隅に残る問題の本質。考えても解決しない問題やどうしても乗り越えなければならない現実は、ネガティブな気持ちでは上手く乗り越えられないのです。

虚しい心理は、そのうちになくなるだろうと油断してはなりません。勇気を出して気持ちをポジティブに変え、物ごとの視点を考えることも大切です。

 

目的がわからない

なぜ生きているのだろう…そんな虚しさを感じるほどの辛い体験をした人は、決して少なくないでしょう。

世の中の出来事や自分の人生には目的があります。しかしその目的がわからなくなった時は、虚しさを感じやすい状況となるのです。

このような根源的に残る虚しさは、得体がわからず不安も同時にやってくるでしょう。全てのことが無意味に見えてしまい、自分の存在すら価値がなく思ってしまうのです。

不安な時は、大切な友人やカウンセラーなどにアドバイスをもらうことも必要ですね。

 

生理的な欲求が満たされない

お腹が空いた、眠い、疲れたなど、体が求める生理的な欲求が満たされない時に虚しい心理が働きます。

生理的な欲求は身体的に与えるダメージと共に、なぜ満たされないか原因を考えると精神的にも辛くなります。

そんな場面で襲ってくる虚しい心理。求めるものを手に入れれば気分は解消されますが、生理的欲求はその場では解消されないこともあるので忍耐力を持つことも重要です。

 

まとめ

虚しい心理を理解すると、どのようにして克服するか自分なりの出口が見つかるかもしれません。

ちょっとした気分転換で晴れやかな気持ちになることもありますから、エクササイズなどでリフレッシュすることもオススメです。

 

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